学生におすすめの格安SIM5選!はじめてでもわかる選び方を解説

学生のうちはできる限り出費を抑えるために、格安SIMを検討している方も多いようです。学割のある事業者を選ぶことで月々の携帯料金をさらに安くできます。

しかし、数ある格安SIMの中からどれを選べばいいのかわからなかったり、今のスマホより料金が安くできるか不安になったりと、選び方がわからずに困ってしまう方も少なくないはず。

そこでこの記事では、学生ならではの選び方や編集部が厳選したおすすめな格安SIM5選をご紹介します。お申し込み時のよくある質問や学割を利用する際の注意点も詳しく解説するので、格安SIM選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事からわかること
  • 学生なら学割のある格安SIMを選ぶとお得
  • 学生向け格安SIMは、大手キャリアより安いなどのメリットがある
  • 学割を利用する際は、サービスごとの適用条件に注意が必要

1.学生向け格安SIMの選び方

まずは、どうやって選べばよいか格安SIMの大切なポイントを3つご紹介します。料金プランだけでなく、必要なデータ容量やセキュリティ機能もチェックして格安SIMを選んでください。

1-1.料金プランと割引で選ぶ

格安SIMは各社でさまざまなサービスがあり、料金プランもそれぞれ異なります。大手携帯キャリアよりも安く、豊富なプランが用意されているのが特徴です。音声通話ができるプランやデータ通信のみのプラン、使用できるデータ容量などによっても金額が異なるので、しっかり確認してください。

また、学生割や家族割などの割引サービスが利用できる格安SIMもあります。同じデータ容量のプランを比較しても、基本の料金プランではあまり差がない場合でも、割引を加味するとお得になることもあります。どんな割引を利用できるのかも確認が必要です。

1-2.月々のデータ使用量で選ぶ

お得な料金プランを選ぶためには、月々のデータ使用量をあらかじめ確認しておくことが重要です。多くのプランが、使用できるデータ容量にあわせて料金も高くなります。データ通信量にあわせて、最適な料金プランを選んでください。

また、最近はオンライン授業が増え、学校の勉強のためにスマホが必要となるケースもあります。月にどれくらいオンライン授業が行われるのか、電話のように音声のみ通信をして行う授業なのか、テレビ電話のように映像も使用するのか、など条件によっても異なりますが、大容量な格安SIMが必要なことも考えられます。

1-3.フィルタリング機能で選ぶ

格安SIMでも、フィルタリング機能があるサービスもあります。格安SIMといえど、安全に使用でき、未成年者であれば保護者が安心して持たせられることが重要です。特に最近はスマホから起きる事件も増えており、いつ巻き込まれてしまうかわかりません。トラブル予防のためにも、フィルタリング機能はあったほうがよいです。

フィルタリング機能も各社でそれぞれ用意されており、初めから使えるものからダウンロードが必要なものまでさまざまです。制限設定を適宜変更できるものや、パソコンから遠隔操作できるものもあるので、安心できるフィルタリング機能があるかをしっかり確認してください。

2.学生におすすめな格安SIM5選!

ここからは、編集部がおすすめする格安SIM5選を料金プランやセキュリティ機能でわけて紹介していきます。あなたにぴったりなものを探してみてください。

2-1.大容量プランがある格安SIM3選

まず、大容量プランがある格安SIM3選をご紹介します。容量を気にせずに動画やゲームを楽しみたい方は、こちらを参考に探してみてください。

BIGLOBE mobile

出典:BIGLOBE mobile公式サイト
BIGLOBE mobileの特徴
  • 1GBプランから30GBプランまで、幅広い料金プランがある
  • 最初の6ヶ月は特典料金でお得
  • エンタメフリー・オプションを追加できる

BIGLOBEモバイルには「1ギガプラン」から「30ギガプラン」まで、幅広い料金プランが用意されています。最初の6ヶ月は特典付与されているので、最安値で月額440円(税込)から使用できます。各種かけ放題オプションや、動画や音楽などの対象サービスをデータ通信量無制限で楽しめるエンタメフリー・オプションなど、オプションサービスも充実の内容です。

エンタメフリー・オプションはさまざまなサービスが対象となっており、YoutubeやU-NEXTなどの人気サービスも対象です。動画や音楽は通信量を気にせず楽しみたい方にもおすすめです。

BIGLOBE mobileはこんな人におすすめ!
  • エンタメフリー・オプションが利用できるので、動画や音楽は通信量を気にせず楽しみたい方におすすめです。
3.0
男性/30代/会社員/京都府
  • 各社格安SIMキャリアと各社大手キャリアのサービス内容と料金体系を見比べて比較して、格安SIMに切り替えました。通信速度など、実際のサービス内容に関しては大手キャリアと変わりません。
3.0
男性/20代/自営業/北海道
  • 今までauのSIMを使っておりましたが今回格安SIMに帰ることにいたしました。実際に描いてみて思った事はauのようなしっかりとした46と比べても格安SIMでも全く引けを取らなかったことです。スペックや動作など何も不満がないためコストパフォーマンスがすごく良いと思いました。

LIBMO

LIBMO公式サイト画像 出典:LIBMO公式サイト
LIBMOの特徴
  • 30GBまでの幅広い料金プランがある
  • 通信速度が速い
  • NTTドコモのネットワークを利⽤している

LIBMOにはライトプランから大容量な30GBのプランまであり、月額1,078円(税込)から利用できます。ネットワークにはNTTドコモのLTE回線が使用されており、国内の幅広いエリアで快適に利用できるのが大きな特徴です。また、LIMBOはつながりやすさだけでなく、通信速度の速さにも定評があるので、安心して利用できます。

さらに、かけ放題オプションが充実しているのもうれしいポイントです。月額935円(税込)の「10分かけ放題」と月額1,430円(税込)の「かけ放題ダブル」が用意されており、必要に応じて選び、オプションとして追加できます。

LIBMOはこんな人におすすめ!
  • 料金が安く、かけ放題オプションも充実しているので、ネットだけでなく電話もよく利用している方におすすめです。
4.0
女性/20代/自由業/東京都
  • 格安SIMということでなんといってもメリットはお値段の手頃さだと思います。他社と比較してもお安い値段設定だと思います。サポートも手厚く安心できる点もいいと思います。
5.0
男性/30代/会社員/広島県
  • インターネット通信に関しては、高速データ通信はとても安定性があるので快適に利用することができましたし、大容量データ通信も可能なので動画を観るには大変助かりました。

Rakuten Mobile

出典:Rakuten Mobile公式サイト
Rakuten Mobileの特徴
  • 楽天学割メンバーにお得なキャンペーン
  • 月額2,980円(税込)で月間のデータ容量無制限、速度制限なし
  • 10分通話かけ放題が3ヶ月無料

楽天モバイルはデータ容量無制限で速度制限もなく利用できるサービスです。学割で利用料の割引はありませんが、指定ページでエントリー後に申し込みをして利用を開始し、Rakuten Linkアプリ通話後に楽天学割に登録すると、最大5,000ポイントをプレゼントされます。

楽天モバイルは楽天回線エリアの中で利用するか外で利用するかで利便性が異なり、エリア外ではデータ上限は5GBまで、容量を超えると速度制限されます。エリア内でよく使う方にはおすすめですが、エリア外で使用することも多い方は、エリアが拡大されるのを待ってから検討するのもおすすめです。

Rakuten Mobileはこんな人におすすめ!
  • 楽天ポイントがずっと2倍貯まるので、楽天系サービスをよく利用し、楽天ポイントを貯めている方にもおすすめです。
5.0
女性/40代/会社員/愛知県
  • 楽天モバイルは、使った分だけと使い放題を1つのプランしているので料金体系が非常にわかりやすく無制限2,980円の低価格が嬉しいキャリアですが、Rakuten Linkアプリの使用で国内通話がかけ放題になるメリットに加えて5Gの追加料金もなくリーズナブルです。また、通話品質も大手キャリアに比べて遜色がなく満足しています。
5.0
男性/30代/会社員/新潟県
  • 子供に使わせるために購入しました。1年間0円なので買ってあげることにしました。子供チャレンジで携帯ゲーム機みたいなものがあるので、スマホで算数やひらがなの勉強してます。0円ですがとても重宝してます。

2-2.フィルタリング機能がある格安SIM2選

最後に、フィルタリング機能がある格安SIM2選を紹介します。各社で機能の内容が異なるので、比較して検討してみてください。

mineo

出典:mineo公式サイト
mineoの特徴
  • 携帯大手3大キャリア全てに対応
  • オプションが豊富
  • プランの料金が安い

ドコモ・au・ソフトバンクと、携帯大手3キャリア全ての回線に対応できる格安SIMです。大手キャリアからの契約変更であれば、SIMロック解除手続きの手間を考える必要がないため、契約変更しやすいのが特徴です。定期的に回線強化がされており、通信が安定しています。

また、月額385円(税込)でパケット放題を利用できたり、100MBごとに55円(税込)でパケットチャージもできたりと、利用状況にあわせて豊富なオプションからぴったりなものを選んで追加できます。無料オプションもあり、フリータンクやパケットシェアといった独自のオプションもあります。

mineoはこんな人におすすめ!
  • 携帯大手3大キャリア全ての回線に対応でき、SIMロック解除手続きの手間を考える必要がないため、格安SIM初心者にもおすすめです。
5.0
男性/30代/会社員/広島県
  • 毎月1万円は越えていた携帯料金は格段に安くなりましたし、機能面やインターネット通信に関しても不便に感じるようなことはほとんどないので、快適に使えてお得感もありました。
3.0
男性/30代/会社員/京都府
  • 各社大手キャリアと各社格安SIMの料金体系とサービス内容を比較して、適切な格安SIMに切り替えました。通信速度など、使用感に関しては大手キャリアと比べても遜色ない品質です。

TONE MOBILE

TONE MOBILE公式サイト画像 出典:TONE MOBILE公式サイト
TONE MOBILEの特徴
  • 料金プランがシンプル
  • 見守り機能が充実
  • オプションサービスが豊富

トーンモバイルは、月額1,100円(税込)、またはiPhoneであれば月額1,650円(税込)で利用できる格安SIMです。シンプルな料金プランですが、必要に応じてさまざまなオプションを追加でき、かけ放題サービスやWiFiオプション、TONEメールオプションなど、必要に応じて追加が可能です。

また、子ども向けの見守り機能が充実しており、フィルタリングやアプリの利用制限はもちろん、利用時間制限や居場所確認もできます。見守り機能にはAIも活用されており、不適切な写真撮影をブロックしたり、子どもの行動の変化を通知したりと、便利な機能が搭載されています。

TONE MOBILEはこんな人におすすめ!
  • 他の格安SIMと比較してもかなり子ども向けの見守り機能が充実しているので、子ども向け格安SIMをお探しの方にもおすすめです。
3.0
男性/30代/会社員/長野県
  • 設定に困ったときに通話料無料の手厚いサポートが付いてくるのはとても安心できました。通信速度は遅いですがその分スマホの利用が制限できるので子供が使うのに向いていると思いました。
3.0
男性/30代/自由業/山口県
  • 速度はあまり速くありませんが、データ無制限で通信ができる点が好印象です。TSUTAYAのお店で申し込みができて、毎月の支払いでTポイントが貯まる点も良いと感じました。

3.学生向け格安SIMのメリット・デメリット

ここまで学生向け格安SIMのおすすめサービスを紹介してきました。ここからは学生向けの格安SIMのメリットやデメリットを紹介していきます。メリットとデメリットどちらも確認し、申し込みに向けて参考にしてください。

3-1.学生向け格安SIMのメリット

まず、学生向け格安SIMを使うメリットを紹介します。

大手キャリアより安い

学生向けの格安SIMを使う最大のメリットは、月額の利用料金が安く抑えられるところです。大手キャリアと比べるとかなり安い金額で利用でき、学割などのキャンペーンや割引を上手に使えばさらにお得に利用することもできます。アルバイトの給料から携帯料金を支払っているため、できるだけ節約したい学生の方や、子どもに連絡用で持たせるだけなので安く済ませたい家族の方にもおすすめです。

フィルタリング機能がある

子どもに持たせるための格安SIMを探している方は、フィルタリング機能を重視するのがおすすめです。各社で詳細は異なりますが、多くの格安SIMにはフィルタリング機能がついています。見せたくないWebサイトの閲覧を制限できたり、子どもの利用履歴を監視できたりと、安心できる機能が備わっています。段階的にフィルタリングを設定できる場合などもあるので、各社サービス内容を比較してみてください。

3-2.学生向け格安SIMのデメリット

次に学生向け格安SIMを使うデメリットも解説していきます。

通信速度が遅くなる場合がある

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合は、通信速度が遅く感じることがあります。大手キャリアでも、時間帯や使用場所によって速度が低下するケースも。格安SIMは、大手キャリアの回線を使ってサービスを提供してるため、大手キャリアよりも回線利用の優先順位が落ち、速度低下が起きる可能性が高くなります。

キャリアメールが使用できない

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合は、いままで使用していたキャリアメールが使えなくなります。メッセージのやり取りだけならLINEだけでも問題ないかもしれませんが、不都合が起きるケースもあります。最近では少なくなってきましたが、サイトの登録やサービスの利用登録など、Gmailをはじめとしたフリーメールでは登録できないこともあります。プロバイダメールで代用できますが、ない場合は登録できません。

また、今までキャリアメールを使ってAmazonなどのサイトやSNSのアカウント登録をしていた場合は、事前に変更しておかないと使用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。

4.学割を利用する際の注意点

お得な学割ですが、利用する際には注意も必要です。ここからは、特に注意しておきたいポイントを紹介します。

4-1.学割適用期間終了後の料金

格安SIMの学割は、学生期間の間はずっと割引が適用されるわけではなく、学割が適用される期間が決まっているケースが多いため、適用期間が終了したあとの料金には注意が必要です。多くの格安SIMは学割期間中のみ金額が安くなるので、通常料金になると金額が大きく変わってしまいます。

契約時には、必ず学割の適用期間と通常プランの料金は確認しておくようにしましょう。

4-2.学割適用条件が複雑

格安SIMを提供する各社で行われている学割ですが、サービスによって学割が適用される条件は大きく異なります。たとえば、対象年齢の設定は各社さまざまで、学生でなくても利用できる場合や、なかには学生なのに利用できないケースまであります。

この記事で紹介している格安SIMも、イオンモバイルの3年学割は25歳以下が対象になっており、25歳以下なら特に学生でなくても学割が適用されます。一方、UQモバイルのUQ学割では対象年齢が18歳以下になっており、18歳を超えてしまうと学生でも学割が適用されません。

その他、対象年齢以外にも学割適用のためには特定の手続きが必要であったり、指定の料金プランに加入する必要があったりなど条件はさまざまです。各社の公式サイトで確認しておくことも大切です。

5.学生向け格安SIMのよくある質問|お申し込み方法や使い方など

格安SIMに関するよくある質問をピックアップしました。お申し込みをする前に、しっかり確認してください。

  • 申し込みできる年齢は? サービスにより異なる場合がありますが、中学生未満(進学2ヶ月前)までは申し込みができません。小学生以下が契約したい場合は、親権者の名義で契約する必要があります。中学校進学2ヶ月前から未成年者でも本人名義での契約が可能です。
  • 未成年者名義で申し込む方法は? 未成年者名義で申し込みする場合には、親権者同伴で店舗に行って申し込み手続きが必要であったり、親権者の同意書が必要であったりと、サービスによって必要な手続きが異なります。申し込み予定のサービスで、事前に確認するようにしてください。
  • 未成年者でも端末代金の分割払いは可能? 未成年者の名義で申し込む場合でも、端末代金の分割払いは可能です。しかし、分割払いをするには、加入時のローン審査に通過する必要があります。問題なく審査を通過できれば分割払いができますが、場合によっては審査に落ちてしまうこともあるので注意が必要です。

6.まとめ

この記事では学生におすすめの格安SIM5選と、格安SIMの選び方を紹介しました。格安SIMなら今使っているスマホで乗り換えができるので、スマホ代を節約するにはぴったりのアイテムです。

オンライン授業で使うのかなど、使い方によっても選び方は異なるので、この記事を参考にして自分の環境にあった格安SIMを探してみてください。

※この記事は2021年5月21日に調査・ライティングをした記事です。
※価格・画像は公式サイトを参照しています。
※本記事の料金はすべて税込価格で記載しております。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。