リビンマッチは、2021年8月の調査で不動産査定サイトの認知度No.1を獲得しており、不動産売却に向けて利用を検討している人も多いでしょう。しかし「リビンマッチは本当に信用できるの?」「デメリットはないの?」など、利用に踏み切れない不安があるかもしれません。
リビンマッチが本当に自分にとって最適なサイトなのか、5分ほどでわかる内容になっているので、ぜひ参考にしてリビンマッチを上手に活用してください。
なお、この記事を読む前に、他のサービスとリビンマッチを比較したい人はこちらの記事がおすすめです。
Contents
【リビンマッチ利用者に聞いたリアルな口コミ・評判】
- 不動産会社からのレスポンス、契約までスピーディー
- 営業の電話が増える
- 24時間対応しており、短時間で査定依頼できてとても便利
- 田舎なので需要がないと諦めていたエリアだったが対応してもらえた
- 査定額は思ったよりも低かった
- 営業担当者の対応がこまやかで、説明がわかりやすい
サイトの使いやすさ・利便性や、適合する不動産会社がスムーズに見つかった点などの満足度が特に高いようです。査定結果や営業マンの質などの評価はどうなのでしょうか。以下で口コミを見ていきましょう。
レスポンス速度・頻度
今回実施したアンケート結果では、レスポンス方法・頻度についての評価が大多数を占めていました。査定依頼後の不動産会社からの連絡速度や頻度は、読者としては一番気になる点かもしれませんね。ここでは、良い口コミ・悪い口コミの両方を紹介します。
良かった点
30代/長野県木曽郡
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30代/東京都江戸川区
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40代/愛知県豊川市
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40代/大阪府大阪市
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20代/山口県山口市
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改善してほしい点
50代/福岡県北九州市
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30代/愛知県名古屋市
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30代/広島県三次市
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利便性・マッチング度
次に多かった声は、サイトの使いやすさ・利便性や、不動産会社とのマッチング度に関するものです。こちらも良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
良かった点
20代/埼玉県狭山市
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50代/宮崎県延岡市
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30代/広島県三次市
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50代/福岡県北九州市
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60代/滋賀県大津市
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改善してほしい点
30代/岡山県岡山市
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営業マンの質
営業マンの質、つまりリビンマッチが提携する不動産会社の質に関する声は、良い口コミがほとんどでした。詳しく見ていきましょう。
良かった点
30代/岡山県岡山市
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30代/東京都小平市
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20代/東京都葛飾区
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60代/千葉県市川市
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30代/愛知県名古屋市
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査定結果
最後に、査定結果に対する評価を見てみましょう。
良かった点
30代/北海道札幌市
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改善してほしい点
60代/千葉県市川市
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30代/東京都江戸川区
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査定額に満足している人もいますが、予想より安かったと回答している人も見受けられました。しかし、査定額=成約価格ではないため、査定結果が良かったからといって契約するのは危険です。むしろ、冷静な目で妥当な査定額を出してくれる不動産会社のほうが信頼できるので、一概に「査定結果が低い」ことが不利な点であるとは言い切れません。
※紹介する口コミは、クラウドワークス調べ(2022/1/31~2/19実施・回答者20人)によるものです。満足度は「サイトの利便性」「不動産会社が見つかるまでのスピード感」「査定結果・根拠」「営業マンの質」「親族・友人にも勧めたい度」の5項目で点数付けしています。
- 不動産会社からのレスポンス、契約までスピーディー
- 営業の電話が増える
- 24時間対応しており、短時間で査定依頼できてとても便利
- 田舎なので需要がないと諦めていたエリアだったが対応してもらえた
- 査定額は思ったよりも低かった
- 営業担当者の対応がこまやかで、説明がわかりやすい
【リビンマッチの特徴/メリット・デメリット】
※画像出典:リビンマッチ公式サイト
リビンマッチの特徴
項目 | 基本情報 |
運営会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
利用者数 | 440万人以上 |
提携会社数 | 1,700社以上 |
同時依頼数 | 最大6社 |
対象エリア | 全国 |
対応不動産の種類 | 戸建て、マンション、店舗・倉庫、土地等 |
コラム記事 | 有(「リビンマッチコラム」) |
公式サイト | https://www.lvnmatch.jp/ |
リビンマッチは2006年にサービスを開始してから、利用者数440万人を突破した日本最大級の不動産一括査定サイトです。運営会社は2004年設立のリビン・テクノロジーズ株式会社で、東証マザーズに上場しています。
15年の運用実績を誇るリビンマッチは、どの不動産会社でも登録できるプラットフォームではありません。加盟企業は、自社スタッフと第三者機関の信用調査を経て厳選された企業のみです。
また、ベスト不動産カンパニーという表彰制度を設けており、厳正な審査によって地域を代表する不動産会社を、各都道府県で最大3者まで選出しています。審査基準は次の通りです。
- 経営者の資質(ビジョン、業務推進力)
- 地域における売上実績、ビジネス基盤
- 挑戦と成長
つまり、一度加盟したらそのままということではなく、随時チェックを行っていることがわかります。悪質事業者の排除などは明記されていませんが、優良企業に出会える可能性が高いといえるでしょう。現在のリビンマッチの加盟社数は1,700社以上あり、利用者はその中から最大6社に査定依頼が可能です。
さらにリビンマッチは、スマホアプリやYouTubeチャンネルでもサービスを提供しています。近隣相場の提示や過去の査定事例、不動産知識を紹介する動画を掲載しているので、気になる人はチェックしてみてください。
[button2 balloon=”\厳選した1,700社から最大6社に査定できる/” “無料一括査定フォームへ進む”]https://www.lvnmatch.jp/[/button2]リビンマッチのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・最短45秒で依頼が可能 ・仲介売却以外のサービスも豊富 ・大手から地域密着企業まで幅広い選択肢がある ・個人情報が徹底されている ・実績が確認できる |
・査定方法が選べない ・問い合わせフォームがない ・対応できない不動産会社がある |
メリット①:最短45秒で依頼が可能
リビンマッチはパソコン・スマホのどちらでも利用できます。物件の種別と所在地の町名までを選択し、チャット形式の入力画面にて質問に答えることで最短45秒で査定依頼が完了するため、移動中や隙間時間を活かせるでしょう。依頼後は不動産会社からの連絡を待つだけです。
メリット②:仲介売却以外のサービスも豊富
数ある一括査定サイトの中でも長い歴史を持つリビンマッチは、通常の仲介売却以外にもさまざまな案件を取り扱えるノウハウも持っています。
- 任意売却専門の一括査定
- 買取専門の一括査定
- リースバック専門の一括査定
- 注文住宅・リノベーションサービスの一括見積
- 賃貸経営の賃料一括査定
- 土地活用プランの一括資料請求
- 外壁塗装の一括見積
これらは売却用の査定依頼と同じフォーマットで手続きできます。
住宅ローンの残債が査定額を上回る(オーバーローン)ために、通常の売却が困難な場合や資金化を急ぐケースなど、多様なニーズに対応できるのも大きなメリットです。
メリット③:大手から地域密着企業まで幅広い選択肢がある
リビンマッチの加盟企業は、加盟時に得意分野や対応可能エリアを登録しています。そのため不動産を売却したいユーザーが諸条件を入力すれば、自動的にマッチ度の高い不動産会社が絞り込まれて便利です。
会社規模を問わず全国エリアに企業が多数そろっているので、アフターフォローが充実している大手企業や特定地域に強みを持つ中小企業など、幅広い選択肢が提示されます。
例えば他の査定サイトでは対象外になった地方の物件でも、査定対象になるかもしれません。地域に精通している不動産会社であれば、周辺環境のアピールポイントや市場価値向上の方法などのノウハウを持っているため、より高額売却を狙える可能性も高まります。
メリット④:個人情報が徹底されている
リビンマッチは、プライバシーマークの付与認定やSSLサーバ証明書を受けており、個人情報の保護を徹底しています。個人情報が無関係の第三者に漏洩するリスクは低いといえるでしょう。
プライバシーマークは日本情報経済社会推進協会が認定するもので、「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合する個人情報の保護措置、体制を評価された事業者のみが付与されます。
SSLサーバ証明書は、通信データの暗号化を行うための証明書で、運営者の実在性が確認されなければ発行されません。この証明書が発行されているサイトのみURLの冒頭が「https」になります。
メリット⑤:実績が確認できる
リビンマッチの不動産売却ページでは「企業別売却事例」を公開しています。検索に対応しているので、売却したい物件の情報を入力すれば絞り込みも可能です。検索項目は次の通りです。
- 都道府県
- 市区町村
- 物件種別(1棟マンション・1棟アパート・マンション・戸建て・土地)
- マンション名
- 売却価格(下限・上限)
- 面積(下限・上限)
- 築年数
検索すると次のような情報が一覧で出てきます。
- 物件種別
- 所在地
- 沿線・駅
- 売却価格
- 間取り
- 土地面積・建物/専有面積
- 築年月
- 売却時期
- 担当した企業・店舗
- 会社情報への詳細リンク
- 査定依頼ボタン
事例検索を行えば、自分が売却したい物件に近しい実績をみつけられるでしょう。また、リビンマッチは企業ページを設けており、その内容が充実しています。査定依頼をする前に、どのような不動産会社があるのか知るためにも便利なツールです。
[button2 balloon=”\厳選した1,700社から最大6社に査定できる/” “無料一括査定フォームへ進む”]https://www.lvnmatch.jp/[/button2]デメリット①:査定方法が選べない
不動産会社の査定方法には簡易査定(机上査定)と訪問査定の2種類がありますが、リビンマッチでは査定依頼時に選択することができません。なお、簡易査定と訪問査定の違いは次の通りです。
査定方法 | メリット | デメリット |
簡易査定(机上査定) | ・物件情報だけで物件の概算価格がわかる(相場の把握に便利) ・メールや電話のやりとりだけで済む |
・物件の劣化具合や土地の特性などを加味した正確な査定額はわからない ・簡易査定だけでは不動産会社との仲介契約に進めない |
訪問査定 | ・物件の正確な査定額を算出できる ・訪問査定の査定額に納得できれば不動産会社との仲介契約に進める |
・現地訪問に対応するための時間と手間がかかる ・場合によっては仕事を休まなければならない |
どちらの査定になるかは、マッチした不動産会社から連絡があるまでわかりません。まずは簡易査定のみで資金計画を検討したい場合も、訪問査定しか対応してもらえない可能性もあります。
デメリット②:問い合わせフォームがない
リビンマッチには問い合わせフォームやメールアドレスはありません。査定依頼後であれば、依頼した不動産会社へ電話相談するというのも1つの手段ですが、スクリーンショットやメールの送信履歴などで、問い合わせた内容のログを残せないことはデメリットです。
デメリット③:対応できない不動産会社がある
加盟社数は1,700社と日本最大級ですが、加盟していない不動産会社まではアクセスできません。そのため、より高く売るノウハウを持っている不動産会社に出会えない可能性もあります。
特に、業界最大手といわれる次の6社については、共同運営している「すまいValue」でしか査定依頼ができないため、リビンマッチを含めた他の査定サイトでは出会うことができません。
- 小田急不動産
- 住友不動産販売
- 東急リバブル
- 野村の仲介(野村不動産ソリューションズ)
- 三井のリハウス(三井不動産リアルティ)
- 三菱地所ハウスネット
リビンマッチがおすすめの人
上記で紹介してきたメリットデメリットから、リビンマッチは次の人におすすめです。
- 安全性の高い査定サイトを利用したい人
- 他のサイトで査定対象外となってしまった人
- 土地活用や投資も考えている人
- 特殊な売却を検討している人
個人情報はプライバシーマークの付与認定やSSLサーバ証明書で守られているため、個人情報の入力に不安がある人でも安心です。
また提携会社は規模に関わらず全国から厳選され、売却したい不動産がある地域に精通したところが見つかりやすいです。土地活用の一括資料請求にも対応し、売却以外の選択肢も検討できます。
さらにリビンマッチは任意売却など特殊なケースにも対応可能です。離婚で住宅ローンの滞納リスクがあるときでも、ニーズに特化した専用の一括査定で相場に見合った価格で売却先を探せるでしょう。
リビンマッチは、上場企業が運営する実績豊富な不動産ポータルサイトで、仲介売却以外のノウハウも持ち合わせています。全国の大手〜地域密着の中小企業まで1,700社が加盟しており、ユーザーの多様なニーズに対応しています。ただし、査定方法を選べない・問い合わせフォームがないなど、不便さを感じる場合もあるので留意しておきましょう。
これらのデメリットをふまえ、自分にはリビンマッチは不向きだと思う場合には、以下のおすすめサービスを検討してみてください。利用者の満足度が高かった3サービスをピックアップしています。
【部門別のユーザー満足度No.1】
\おすすめ不動産一括査定サイト3選/
※本ランキングは2022年4月クラウドワークスにて実施した利用者アンケートの満足度採点を参考にしています。(回答者:不動産一括査定サービスを利用した35人)
その他のサービスも併せて比較したい場合はこちらの記事をご覧ください。
リビンマッチの上手な活用方法
そこで、サイトを上手に活用するための具体的な方法を紹介していきますので、実際に試しながら確認してみましょう。
一括査定の依頼先は2〜3社に絞る
リビンマッチを利用すると、最大6社まで一括で査定依頼を出せます。しかしその後は、自身が各社と対応しなければなりません。もし6社へ依頼を出していると、正式な売却依頼を断るまでそれぞれから営業電話が続き、煩わしく思うかもしれません。また数が多いと、どこからどのような結果が届いたのかもわかりづらくなります。
そのため相場を把握するためでも、依頼先は2~3社に絞り込むのがおすすめです。絞り込むときは、リビンマッチサイト内の全国不動産会社データベースから各社の概要をチェックし、優先度の高い不動産会社から査定依頼を進めると効率的です。
アプリや売却以外の査定をフル活用する
リビンマッチの無料アプリである「らくらく不動産査定」を使うと、一括査定以外に近隣の相場を調べることも可能です。GPS機能を利用してスムーズに検索できまするため、スマホ利用者であればぜひ活用しておきたいツールです。Google PlayかApp Storeからダウンロードしましょう。
また、リビンマッチでの一括査定は、賃貸経営の賃料やリースバックにも対応しているため、売却する以外の方法も検討できます。サイトをフルに活用すれば、想定していなかった不動産の活用法も見つかるでしょう。
リビンマッチと他のサイトを併用する
デメリットで紹介したように、リビンマッチでは事前に査定方法を選べなかったり対応してもらえない不動産会社があったりします。デメリットを補うため、他のサイトを併用することをおすすめします。
ここでは、併用するサイトの例として、イエウールとすまいValueを紹介します。
比較項目 | リビンマッチ | イエウール | すまいValue |
提携会社数 | 1,700社以上 | 1,900社以上 | 6社 |
同時依頼数 | 最大6社 | 最大6社 | 最大6社 |
査定方法 | 事前に選べない | ・机上査定 ・訪問査定 |
・机上査定 ・訪問査定 |
対応不動産の種類 | 戸建て/マンション/店舗・倉庫/土地等 | 戸建て/マンション/投資用物件等 | 戸建て/マンション/土地等 |
リビンマッチ以外では、一括で査定依頼を出す段階で机上査定か訪問査定かを選択できます。最初の段階で机上査定を選べるのであれば、より気軽に利用できるでしょう。
また、すまいValueでは提携は6社だけですが、他の査定サイトには加盟していない最大手の住友不動産販売や三井のリハウスへ査定依頼が可能です。この2サイトを併用することで、リビンマッチではカバーできなかった点も解決し、より効率的に売却を検討することができるでしょう。
契約後の特典もチェック
リビンマッチでは、不動産売却や土地活用で契約が成立したユーザーに向け、お得なサービスを展開しています。2022年5月時点では、次のような特典があります。
- 不動産会社への売却依頼で電話取材を受けると2,000円分のギフトカード
- 提携会社と土地活用で契約後に電話取材を受けて1万円分のギフトカード
上記の特典であれば申請をするともれなく受け取れます。10分程度の電話取材が可能な人は、積極的に利用しましょう。
実際にリビンマッチを利用するとき、新しいキャンペーンや特典が始まっているかもしれません。公式サイトで最新情報をチェックしてみましょう。
- 一括での査定依頼は2~3社に絞る
- アプリや売却以外の査定も利用
- 他の不動産一括査定サイトを併用
- 実際に利用する前にキャンペーンや特典をチェック
リビンマッチの利用の流れ
査定を依頼する流れ
依頼する際の大まかな流れは次の通りです。
- 公式サイトのトップページで、物件種別と所在地(町名)を入力し、査定可能なら次へ
- チャット形式または入力フォームで詳細事項を記載
- 査定依頼
入力が必要な詳細事項は次の通りです。
- 丁目・字・番地(所在地の詳細)
- マンション名
- 建物面積
- 土地面積
- 間取り
- 築年
- 物件の現状(居住中・空室・賃貸中・その他)
- 名前
- 連絡先住所
- 年齢
- 携帯電話番号
- メールアドレス
- 依頼の理由
- 売却希望時期
- 不動産会社へ伝えておきたいこと
- 査定依頼する不動産会社(候補の中から選択)
そのほか、リビンマッチが提供するサービスに関連したアンケートなどを入力すれば完了です。
- 公式サイトのトップページで、物件種別と所在地(町名)を入力し、査定可能なら次へ
- チャット形式または入力フォームで詳細事項を記載
- 査定依頼
リビンマッチを利用するときの注意点
条件によっては最大6社査定を受けられない
物件の種別やエリア、売却予定時期などによっては、査定可能な候補が6社以上表示されない可能性があります。候補に挙がってこない不動産会社は対応外なので、自身が希望する不動産会社があってもリビンマッチを通した査定依頼は不可能です。
また、リビンマッチに加盟していない不動産会社なら対応可能なこともあります。よって、リビンマッチで表示される不動産会社だけを選択肢とせずに対応することをおすすめします。
査定金額だけで依頼する不動産会社を選ばない
査定額は、仲介を依頼する不動産会社を決める材料として重要ですが、金額だけで決めることはおすすめできません。信頼して任せられる不動産会社かどうかを判断するために、次のポイントも重視しましょう。
- 連絡が迅速・丁寧
- 疑問や不安に親身に応えてくれる
- 査定額の根拠が明確、しっかりした説明がある
- 担当者が一貫している
- 担当者が話しやすい人柄である
査定額が高くても、その根拠をしっかり説明してくれない場合は要注意です。仲介の契約を獲得するために、ライバルの不動産会社が出すであろう現実的な査定額よりも、高い金額を提示している恐れがあります。実際には査定額に近しい金額で売ることは難しいため、結果的に値下げせざるを得ない状況になるでしょう。
また不動産会社によっては、簡易査定までの担当者と訪問査定の担当者が異なったり、仲介契約以降に担当者が切り替わったりすることもあります。良い印象を持った担当者が最後まで付き合ってくれるかを確認しましょう。
申込情報の入力は丁寧に行う
簡易査定は物件の情報のみで行われます。もし情報に不備があると、実際に売却できる可能性の高い金額(時価)と査定額に乖離が生じるため要注意です。
査定依頼時は「おおよそ」の数値でも構いませんが、その後のやりとりをスムーズに進めるためには、最初から正確な情報を入力するように心がけましょう。具体的には、築年月・土地面積・建物面積などの数値です。物件を購入したときに不動産会社から渡されている資料を確認すれば、正確な情報がわかります。
また、建物や設備に大きな劣化や不具合がある場合は、不動産会社にあらかじめ伝えておくことをおすすめします。伝えることにより、査定額が下がることを避けたいと思うかもしれません。しかし実際の売却価格は買主との商談によって決まるため、劣化や不具合の有無は売買契約前に明らかになります。
万が一明らかにならないまま売買契約できたとしても、売主には補償する義務(契約不適合責任)があるので、物件を引き渡したあとで買主が発見した場合は対応する必要があります。
- 条件によっては最大6社査定を受けられない
- 査定金額だけで依頼する不動産会社を選ばない
- 申込情報の入力は丁寧に行う
この記事のまとめ
リビンマッチは都市部から地方まで、全国の不動産会社にアクセスできる日本最大級の一括査定サイトであることがわかりました。また、企業ごとの実績を検索できるので、査定依頼前の情報収集にも役立ちます。
しかし、日本に存在する全ての不動産会社が加盟しているわけではないので、提示される不動産会社が必ずしも最適であるとは言い切れません。また、査定方法を選べないため希望に合わない可能性もあります。
メリット・デメリットを検討したうえで、自分に合っていると判断できたら利用しましょう。査定依頼までは最短45秒で済み、入力しやすい明解なフォーマットなのでスムーズに進められるはずです。
※画像出典:リビンマッチ公式サイト
リビンマッチの特徴
項目 | 基本情報 |
運営会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
利用者数 | 440万人以上 |
提携会社数 | 1,700社以上 |
同時依頼数 | 最大6社 |
対象エリア | 全国 |
対応不動産の種類 | 戸建て、マンション、店舗・倉庫、土地等 |
コラム記事 | 有(「リビンマッチコラム」) |
公式サイト | https://www.lvnmatch.jp/ |
※この記事は不動産のお悩み編集部が提供しています。
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