同棲におすすめのWi-Fi10選|二人暮らしに最適な回線や選び方を解説

同棲にぴったりのインターネット回線といえばWi-Fiです。Wi-Fiがあれば家中どこでもネットを利用できます。導入コストもインターネット回線の中では安く抑えられるため、同棲開始直後のお金に余裕がない時期も重宝するでしょう。

そんなWi-Fiですが、Wi-Fiを導入可能なサービスは数多くあり、選ぶのが大変になりがちです。そこでおすすめのWi-Fiサービスや光回線とモバイルルーターによるWi-Fiの違い、Wi-Fiの中でも人気の高いWiMAX回線などについて詳しく解説します。

同棲向けのWi-Fiでおすすめの選択肢は2つ

同棲を前提にした場合、Wi-Fiの導入方法としておすすめなのは光回線の開通か、モバイルルーターの契約です。自分の用途や目的に合ったものを選びましょう。それぞれ解説します。

光回線(固定回線)

光回線はインターネット回線の中でもっとも料金が高く、かつ快適な通信ができるのが魅力です。有線での接続はもちろん、Wi-Fi対応のルーターに接続すれば、家の中で光回線を利用した高速なWi-Fiが楽しめます。

月額の目安は5,000円程度ですが、自宅に光回線の開通工事が済んでいない場合は工事費がかかるのがネック。また、持ち家ではなく賃貸の場合はアパート・マンションによって次の3つのパターンがあります。

  • インターネット完備:インターネット回線が各部屋にまですでに引かれている
  • インターネット回線対応:共有スペースまで光ファイバーケーブル工事が済んでいる
  • インターネット未対応:一切インターネット回線に関する設備がなく、工事もされていない

借りている物件がインターネット完備であれば、すでに回線が用意されているためその回線を通じてWi-Fiを利用できます。大家さんや管理会社に確認してみましょう。

インターネット回線対応であれば、その物件がインターネットに対応するための基礎的な工事は済んでいるため、プロバイダを選んで契約・室内工事をすればインターネットが開通します。

一方、インターネット未対応の場合はなんの工事もされていない状態のため、まずは大家さんや管理会社に確認が必要です。勝手に工事することはできません。

モバイルルーター

手軽に誰でも導入できるインターネット回線がモバイルルーターです。「WiMAX」などWi-Fi回線を扱う会社と契約することでモバイルルーターを入手できます。あとは接続したいPCやスマホなどと接続設定をするだけです。

光回線と異なり工事不要で導入でき、月額も3,500~4,500円程度と安めなのが魅力。また、持ち歩きが可能なので外出先はもちろん、引越ししても引き続き利用できます

しかし、光回線に比べると回線品質が安定しないため、重い動画を視聴し続けたりネットゲームをしたりといったヘビーな用途には向きません。

同棲中にぴったりなWi-Fiの選び方

同棲を想定したとき、どのような基準でWi-Fiを選べばよいのかポイントを解説します。

使用シーン

まずはどんな使用を想定しているのか、使用シーンや利用頻度から選びましょう。

外出先でも利用したいのならモバイルルーター一択です。ほかの手段では外出先で利用できません。

また、ほとんどのインターネットをスマホで済ませており、たまに高速な通信を楽しみたいのであればやはりモバイルルーターが適しています。

一方、ずっとテレワークをしている方やネットゲームを楽しむ方、大容量のデータをダウンロード・アップロードすることが多い場合は安定した高速通信が可能な光回線がおすすめです。

光回線とモバイルルーター、どちらも同時接続ができるため、同棲する2人がそれぞれネットを使いたい場合も問題ありません。

全体的にライトな使い方をするのであればモバイルルーター、ヘビーな使い方なら光回線を選びましょう。

通信速度

高速な通信をしたい方は、通信速度もチェックして選びましょう。

もっとも高速な通信が可能なのは光回線です。しかし、光回線によってユーザー数や設備が異なるため、A社とB社ではたとえ同じ下り最大速度1Gbpsの光回線であっても実測の通信速度が異なります。エリアや通信の時間帯によっても左右されるため、一概に「この会社なら速い」といえないのが実状です。

もし確実に高速な通信ができる光回線を探しているのなら、下り最大1Gbpsの標準的な回線ではなく、最大5Gbps、最大10Gbpsの通信ができる光回線を選ぶとよいでしょう。最大速度はあくまで理論値ですが、下り最大1Gbpsの回線よりも速度が出やすいです。

一方、モバイルルーターの場合は速度は端末に左右されます。端末スペックを確認し、最大通信速度の速い端末を扱うプロバイダを選びましょう。たとえばWiMAXであれば最新のモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」なら、5G通信にも対応しておりおすすめです。

容量

Wi-Fi回線には容量が設定されている場合があるため、確認してから契約しましょう。

光回線は無制限での通信が可能なので、容量を確認すべきなのはモバイルルーターを契約する場合です。各社によって無制限、月間30GB、月間100GBなどさまざまなプランがあります。

決められた容量を超過した場合は通信速度が200kbpsなど、一時的に低速になります。テキストなら読めるものの動画を見るのは厳しい速度になるため、ネットを多用する場合は契約する容量を多めに見積もりましょう。

普段スマホで月にどのくらいの容量を使用しているかも参考にすると、自分に合った容量を算出しやすくなります。

月額料金

各社によって月額料金が異なるため、無理のない月額料金設定の会社を選びましょう。

特にモバイルルーターのサービスでは、各社によって「月額料金初回3ヶ月無料」「キャンペーンで4万円キャッシュバック」「初期費用や事務手数料無料」「端末無料」などキャンペーンも豊富です。すべて加味すると1,000円以上も月額が変わってくることもあるので、総額をよく比較しましょう。

また、WiMAX回線を選ぶ場合は料金比較が特に重要です。WiMAXプロバイダは25社以上ありますが、どの会社を選んでも速度や遅延などの通信品質は変わりません。これはどの会社も同じUQWiMAXが提供する回線を使用しているためです。月額料金の安い会社と高い会社で通信に差がないため、できるだけ安い会社を探した方がお得になります。

同棲向けおすすめWi-Fi10選

それでは、具体的に同棲向けのおすすめWi-Fiを光回線とモバイルルーターに分け、それぞれご紹介します。

同棲におすすめの光回線

まずはおすすめの光回線からご紹介します。

サービス名 ソフトバンク光 ドコモ光 auひかり NURO光(公式) GMOとくとくBB光(GMO)
月額料金 戸建て:5,720円(税込)

マンション:4,180円(税込)
戸建:5,720円(税込)
マンション:4,400円(税込)
※タイプA・2年契約の場合
戸建て:5,610円(税込)~
マンション:4,180円(税込)~
戸建て・マンション:5,200円(税込) 戸建て:4,928円(税込)※61ヶ月目以降4,598円(税込)
マンション:3,883円(税込)※61ヶ月目以降4,608円(税込)
事務手数料 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込)
工事費 26,400円(税込)※キャンペーンで実質無料 新規無料 戸建て:41,250円(税込)
マンション:33,000円(税込)
※キャンペーンで実質無料
44,000円(税込)
※キャンペーンで実質無料
戸建て:19,800円(税込)~
マンション:16,500円(税込)
※キャンペーンで実質無料
違約金 10,450円(税込) 戸建:14,300円(税込)
マンション:8,800円(税込)
戸建て:16,500円(税込)
マンション:7,700円(税込)
10,450円(税込) 11,000円(税込)
支払い方法 クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替/請求書払い クレジットカード/口座振替/請求書払い クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替/請求書払い
契約期間 2年 2年 3年 2年/3年 2年
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

ソフトバンク光

-引用元:ソフトバンク光公式サイト

おすすめポイント

  • ソフトバンク系ユーザーなら割引
  • キャンペーンが豊富
  • 工事費実質無料

ソフトバンク光はフレッツ光回線を利用した光コラボ回線です。ソフトバンクユーザーなら「おうち割 光セット」が適用されるため、毎月のケータイ料金が1,100円(税込)割引されます。家族も割引対象になるため、家族全員ソフトバンクユーザーの家庭ならソフトバンク光一択といってよいでしょう。

キャンペーンも豊富にあり、数万円規模のキャッシュバックや工事費無料、Wi-Fiルーターの無料プレゼントなどお得なものばかりです。

ドコモ光

-引用元:ドコモ光公式サイト

おすすめポイント

  • ドコモユーザーなら割引
  • 高額キャッシュバック特典あり
  • v6プラス対応Wi-Fiルーターが0円

ドコモ光はフレッツ光回線を利用した光コラボ回線です。名前通りドコモユーザーと相性がよく、ドコモユーザーなら「ドコモ光 セット割」が適用されます。家族もドコモユーザーなら、家族も含めてそれぞれのケータイ料金から毎月1,100円が割引されるのが魅力です。

また、申し込み窓口はいくつかありますが、中でも「GMOとくとくBB」を通して申し込めば20,000円もの高額キャッシュバックを受けられます。工事費も無料です。

auひかり

-引用元:auひかり公式サイト

おすすめポイント

  • 独自回線なので高速
  • auスマートバリュー対応
  • 高額キャッシュバック特典あり

auひかりは、独自回線を利用した光回線です。フレッツ光を利用していて回線速度に不満があった方は、auひかりを利用すると通信環境が改善するかもしれません。

auひかりはドコモ光やソフトバンク光同様、スマホの料金プランから月額1,100円が家族それぞれ割引されるauスマートバリューに対応しています。auユーザーの方で光回線を検討しているなら、auひかりがもっともお得になりやすいです。最大45,000円のキャッシュバック特典も用意されています。

 

NURO光(公式)

-引用元:NURO光(公式)公式サイト

おすすめポイント

  • 標準で2Gbpsの高速通信
  • キャンペーンで1年間月額980円(税込)
  • おうち割 光セット対応

NURO光は独自回線を利用しているのが特徴。標準で下り最大2Gbpsと、一般的な光回線の2倍の速度に理論上対応しています。また、ソフトバンクやワイモバイルユーザーならおうち割 光セットも利用できるので、スマホの利用料金が1人あたり最大1,100円(税込)割引されるのも魅力。

月額料金は選べるキャンペーンを利用すると、1年間980円(税込)で利用できます。二人暮らしを始めたばかりで費用に余裕がない方にもおすすめの光回線です。

 

GMOとくとくBB光(GMO)

-引用元:GMOとくとくBB光(GMO)公式サイト

おすすめポイント

  • 月額料金が他社より安め
  • 5年以上利用すると料金がさらに安くなる
  • v6プラスに標準対応で高速通信ができる

GMOとくとくBB光は、ドコモ光のプロバイダとしてもおなじみのGMOとくとくBBが提供する光コラボ回線です。他社だと4,000~5,000円台の月額料金が当たり前ですが、GMOとくとくBB光はマンションタイプなら3,883円(税込)から利用可能。

さらに、60ヶ月以上の長期利用者は61ヶ月目以降料金がさらに割引されます。契約期間を過ぎると割高になるプロバイダもある中、長く使えば使うほど安くなるお得で珍しいプロバイダといえるでしょう。

GMOとくとくBB光(GMO)の口コミ・評判

 

同棲におすすめのモバイルルーター

次に、同棲におすすめのモバイルルーターをご紹介します。

サービス名 GMOとくとくBBWiMAX BroadWiMAX MugenWiFi AiR-WiFi カシモWiMAX
代表的なプラン 1種類のみ 5G対応 ギガ放題プラスDX(3年) 1種類(月間100GB) らくらくプラン/サクッとプラン/まるっとプラン 3年プラン
初月:1,408円(税込)
1ヶ月目~:4,455円(税込)

2年プラン
初月:1,280円(税込)
翌月以降:4,708円(税込)

月額料金 初月~2ヶ月目:2,079円(税込)
3~36ヶ月目:4,389円(税込)
37ヶ月目以降:4,444円(税込)
初月~2ヶ月目:2,090円(税込)
3~36ヶ月目:3,894円(税込)
37ヶ月目~:4,708円(税込)
3,328円(税込)
※キャッシュバック1万円を受け取った場合の24ヶ月間実質月額
らくらくプラン:3,377円(税込)
サクッとプラン:3,278円(税込)
まるっとプラン:3,608円(税込)
初月~2ヶ月目:2,090円(税込)
3~36ヶ月目:3,894円(税込)
37ヶ月目以降:4,708円(税込)
事務手数料 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込)
端末代金 0円 21,780円(税込) 0円 無料レンタル 0円
違約金 12ヶ月目以内:20,900円(税込)
13~24ヶ月目:15,400円(税込)
25~36ヶ月目:10,450円(税込)
更新月:0円
12ヶ月目以内:20,900円
13~24ヶ月目:15,400円
25ヶ月目以降:10,450円
更新月:0円
更新月以降:10,450円
1~12ヶ月目:9,900円(税込)
13~24ヶ月目:5,500円(税込)
25ヶ月目以降:0円
1年目:7,700円(税込)
更新月:0円
2年目以降:5,500円(税込)
0~12ヶ月目
20,900円(税込)
13~24ヶ月目
15,400円(税込)
25~36ヶ月目
10,450円(税込)
更新月(37ヶ月目)
0円
38ヶ月目以降
10,450円(税込)
支払い方法 クレジットカード クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替 クレジットカード クレジットカード
契約期間 3年 3年(※2年プランもあり) 3年/2年(有料オプション) 1年(オプションで縛りなし可能) 3年(※2年プランもあり)
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

GMOとくとくBBWiMAX

-引用元:GMOとくとくBBWiMAX公式サイト

おすすめポイント

  • キャッシュバックが豊富
  • 端末最短即日発送ですぐ使える
  • 端末代金0円

光回線のプロバイダとしても知られる、GMOとくとくBBが提供するWiMAX回線です。GMOとくとくBBといえば、高額キャッシュバックが特徴。契約でも23,000円のキャッシュバックが適用されます。もし他社からののりかえなら、キャッシュバック額が49,000円(税込)にまでアップ。

端末代も無料で月額料金も割引されており、プラスエリアモード利用料も無料なので、トータルで見ると他社と比べても最安クラスになります。

 

BroadWiMAX

-引用元:BroadWiMAX公式サイト

おすすめポイント

  • 初期費用がキャンペーンで0円
  • 最大3ヶ月間、月額料金が最安クラスになる
  • 口座振替利用可能

BroadWiMAXは最初の3ヶ月間、月額料金2,099円(税込)から利用できるのが魅力です。3ヶ月を過ぎても月額3,894円(税込)で利用可能と、他社よりかなり安めの設定になっています。また、「いつでも解約サポート」という、のりかえ時の解約金を負担してくれるオプションが自動で付帯するのも特徴的です。

もしBroadWiMAXを利用してみて回線に不満があった場合、ソフトバンク光やauひかり、ドコモ光など多数の光回線から好きなところを1つ選んで実質無料でのりかえができます。

 

MugenWiFI

-引用元:MugenWiFI公式サイト

おすすめポイント

  • たっぷり100GB利用できる
  • 30日間のお試し保証つき
  • 常時開催のキャッシュバックキャンペーンがある

MugenWiFiは、月間100GBのプランが実質3,328円(税込)と業界最安級で利用できるのが魅力です。3大キャリアの回線から繋ぐクラウドSIMを採用しています。プランは1種類のみなので迷うこともありません。

また、30日間はお試し期間として利用でき、電波状況や使い勝手など不満があれば全額返金の上、契約をとりやめることもできます。さらに、10,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施しておりお得感があるのも特徴です。

AiR-WiFi

-引用元:AiR-WiFi公式サイト

おすすめポイント

  • 契約期間なしオプション選択可
  • 海外でも利用可能
  • 30日間はお試しモニター利用が可能

AiR-WiFiは容量ではなく端末で料金が異なる珍しいプランを採用しています。100GBあたり3,278円(税込)からと業界でもかなり安い価格で利用でき、月額330円(税込)をプラスすれば契約期間の縛りもなくなるのが魅力です。

また、AiR-WiFiは有料オプションをつければ海外でも利用可能なので、海外出張の多い方にも最適。30日間はお試し利用ができるので、つながりやすいか確認してから使い続けるか決められます。

 

カシモWiMAX

-引用元:カシモWiMAX公式サイト

おすすめポイント

  • 1ヶ月目以降ずっと同じ料金で使える
  • auやUQモバイルのスマホセット割が利用可能
  • キャッシュバック特典あり

カシモWiMAXはシンプルな料金プランのプロバイダを探している方におすすめです。料金プランは3年契約と2年契約に分かれており、どちらを選んでも1ヶ月目以降の料金がずっと変わらないようになっています。初月のみ大幅な割引が適用されるので、導入時の初期費用を抑えたい方にもおすすめです。

1ヶ月目以降の料金は他社に比べると高めですが、auやUQモバイルのスマホセット割を利用するとスマホの利用料金が1人あたり1,100円(税込)も安くなるため、他社よりお得になります。

特におすすめのWi-FiプロバイダはWiMAX!

同棲を前提にした場合、特におすすめのWi-FiプロバイダはWiMAXです。WiMAXを導入することで次のようなメリットがあります。

メリットその1:通信費の節約

WiMAXは光回線よりも費用が安いので通信費の節約ができます。通信品質もWi-Fiサービスの中では安定しているので、費用と利便性のバランスがよいのも魅力です。

一般的に光回線とWiMAXであれば光回線の方が安定しやすいです。しかし、光回線のマンションタイプの場合は複数の入居者で回線を分け合うことから、条件が悪いと実測値がWiMAXの速度の半分以下になることもあります。

同棲を始めたての頃は何かとお金がかかります。WiMAXを導入すれば初期費用はもちろん、月々の通信費が抑えられるのでその分を他の購入費用に充てられるでしょう。

メリットその2:二人のスマホ代節約

WiMAXを契約する代わりに、スマホの料金プランはデータ容量が少なく安価なものに変更することで毎月のスマホの利用料金を節約できます。

WiMAXは月間のデータ容量無制限のプランが基本なので、ネットを使い放題にできるのが魅力です。利便性を犠牲にすることなく利用料金を節約できます。

メリットその3:利用シーンから2種類の端末を選べる

WiMAXは利用シーンに合わせて端末を選べるので、快適な通信ができます。たとえばつぎのような種類があります。

  1. 室内専用のホームルーター型
  2. 外でも利用可能なバッテリー搭載のモバイルルーター型

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ホームルーター型

据え置き型のWi-Fiルーターです。コンセントに差し込むだけで接続できます。ホームルーターは端末が大型なので通信が安定しやすいメリットがあります。また、端末によっては光回線のようにLANケーブルを挿して有線接続も可能。高速・安定した通信がしたいときは有線接続、普段はWi-Fiというように、状況に応じて使い分けられます。

・Wi-Fi電波が強く安定感がある
・同時接続台数が多く、家族みんなで使える
・電源を入れっぱなしにできる

現在主要なWiMAXプロバイダでは、5G通信に対応した最新機種は次の2機種を扱っています。

  • WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  • ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11

L12は最新機種で、L11より同時接続台数が30台から40台に増え、同時接続時の安定感が増しているのが特徴です。しかし、PCやスマホ、タブレットなどすべて足しても1人あたり15台は接続しないと考えられるため、スペック的には過剰なレベルともいえます。

最大速度はどちらも下り最大2.7Gbpsに対応しているため、同棲であればどちらを選んでも構いません。一般的なアパートであれば、1台あればどの部屋でもネット接続ができます。

モバイルルーター型

モバイルルーターの一番のメリットは、外出先でもWi-Fiを利用できることです。端末が小型なので、バッグやポケットに入れて持ち運びができます。

デメリットは電池持ちです。充電式であるためバッテリーがなくなると利用できなくなります。また、繰り返し充電することで徐々に電池持ちが悪くなっていくケースも。自宅でのみ利用するなら、バッテリー供給ではなくコンセント供給のホームルーター型をおすすめします。

なお、通信品質はホームルーターに比べると安定しにくくなります。一般的なアパート・マンションであれば問題なく接続できるはずですが、通信が安定しない場合は専用のクレードル(台座)を購入するとコンセントからの充電や有線接続ができ、通信品質も向上します。

端末は最新の2機種がおすすめです。

  • Speed Wi-Fi 5G X11
  • Galaxy 5G mobile Wi-Fi

両方5G対応の端末なので高速な通信ができます。従来の「WX06」や「W06」も人気ですが、旧機種であるため現在では取り扱うプロバイダがほとんどありません。

メリットその4:導入・撤去工事がいらない

WiMAXはどの端末においても、導入時・撤去時ともに工事不要で利用できます。端末は自宅に宅配されるので、業者が自宅に来て設定することもありません。導入・撤去工事がいらないため、引越しや最悪は破局した場合でもスムーズにネット契約を解約できるのがメリットです。

光回線だと万単位の工事費が必要になったり、場合によっては退去の際に撤去工事が必要になったりしますが、WiMAXであればそのような心配はありません。

WiMAXの利用料金

WiMAXの利用料金は、おもに次の要素で構成されています。

  • 初期費用 0円
  • 事務手数料 3300円(税込)
  • 端末代金 0円~21,780円(税込)
  • 端末送料 0円
  • 月額料金 4,950円(税込)※UQWiMAXのギガ放題プラス・割引前

WiMAXでは基本的に初期費用はかかりません。BroadWiMAXはやや特殊で20,743円(税込)の初期費用が設定されていますが、キャンペーン適用により無料になります。

契約事務手数料はどのプロバイダでも共通です。端末代金や送料については0円が一般的ですが、端末を購入する場合は端末代が必要になることもあります。

月額料金は本家であるUQWiMAXの価格が基準になっています。割引前の価格で月額4,950円(税込)です。この価格から各プロバイダによって割引が適用され、特に最初の2~3年は3,000円台で利用できるようになります。

このため、各社で大きく違いが出るのは端末代と月額料金の2つです。

おすすめのWiMAXプロバイダ

ご紹介した各サービスの中から、おすすめのWiMAXプロバイダのみを比較したのが次の表です。ぴったりのサービスを見つけてみてください。

サービス名 GMOとくとくBBWiMAX BroadWiMAX カシモWiMAX
代表的なプラン 1種類のみ 5G対応 ギガ放題プラスDX(3年) ギガ放題プラスDX(3年)
月額料金 初月~2ヶ月目:2,079円(税込)
3~36ヶ月目:4,389円(税込)
37ヶ月目以降:4,444円(税込)
初月~2ヶ月目:2,090円(税込)
3~36ヶ月目:3,894円(税込)
37ヶ月目~:4,708円(税込)
初月~2ヶ月目:2,090円(税込)

3~36ヶ月目:3,894円(税込)

37ヶ月目以降:4,708円(税込)
事務手数料 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込)
端末代金 0円 21,780円(税込) 21,780円(税込)
違約金 12ヶ月目以内:20,900円(税込)
13~24ヶ月目:15,400円(税込)
25~36ヶ月目:10,450円(税込)
更新月:0円
12ヶ月目以内:20,900円
13~24ヶ月目:15,400円
25ヶ月目以降:10,450円
更新月:0円
更新月以降:10,450円
12ヶ月目以内:20,900円(税込)
13~24ヶ月目:15,400円(税込)
25ヶ月目以降:10,450円(税込)
更新月:0円
更新月以降:10,450円(税込)
支払い方法 クレジットカード クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替
契約期間 3年 3年(※2年プランもあり) 3年(※2年プランもあり)
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト

まとめ

同棲にぴったりのWi-Fiや、WiMAXのメリットについて紹介しました。一戸建てのファミリー世帯であれば長く住み続けることが多いため固定回線の方が魅力的ですが、同棲であれば将来引っ越す場合や、最悪は別れてしまったときに備えてWi-Fiサービスを契約するのがおすすめです。

スマホを利用する手もありますが、スマホはデータ容量が決まっており割高になりやすいため、無制限で利用可能なWiMAXの方が同棲でのインターネット環境には向いています。WiMAXは価格と通信品質のバランスがとれているため、初めてでも使いやすいでしょう。

また、外出先でも利用するのか、ネットゲームや動画配信のような通信容量を必要とする作業をするのかといったことでも選ぶべきインターネット回線は変わってきます。この記事を参考に、二人にぴったりのWI-Fiを選んでください。

※この記事はメディアエンジン編集部が提供しています