夫婦で使える格安SIMのおすすめ10選!スマホ代を賢く節約しよう

格安SIMを利用する最大のメリットは、月々のスマホ料金を低コストで抑えられる点です。もし契約者が夫婦であれば、家族割りやシェアプランといったお得な特典を利用できるのも、さらに魅力的なポイントになります。 しかし大手キャリアと比べて料金をどの程度安くできるのかや、自分たちに合ったプランはあるのかなど、悩んでいる方も少なくないでしょう。 そこでこの記事では、格安SIMを選ぶ際のポイントや編集部がおすすめする格安SIM10選を紹介します。格安SIMに変えるメリットやデメリットも詳しく解説するので、格安SIMへの乗り換えが不安な方はぜひ参考にしてください。
この記事からわかること
  • 格安SIMは夫婦でお得な割引プランやデータ容量で選ぶのがポイント
  • 格安SIMは固定費を抑えられるが、サポート体制は大手キャリアと比べ弱い
  • 乗り換え前に契約名義を確認し、クレジットカードを用意しよう

Contents

1.夫婦で使える格安SIMの選び方

まずは夫婦で乗り換えを検討する際に、格安SIMをどのように選べばよいのか選び方のポイントをご紹介します。

1-1.割引プランで選ぶ

夫婦で使うのなら「家族割引」のある格安SIM会社がおすすめです。2回線目以降に割引が適用されるため、スマホ代を節約できます。また子供がいるのであれば「学生割引」があるかどうかも確認してみましょう。「家族割引」と併用できる会社もあるので、よりお得になります。 また、ご自宅で光回線を利用しているのであれば、一緒に契約することで割引になる会社もあります。そのほか、特定の相手との通話が無料になるオプションもあるため、夫婦でよく通話をする方は利用してみましょう。 このように格安SIM各社では、さまざまな割引プランが用意されています。自分たちのライフスタイルや家族構成に合わせて、ぴったりのプランを選びましょう。

1-2.データのシェアや繰り越しで選ぶ

通話だけでなくインターネットやSNSも利用するのであれば、データ容量も重要です。料金プランには従量制のものが多く、何人かで容量をシェアできたり、翌月に繰り越せたりするものがあります。夫婦や家族で現在、月にどれくらい使っているのかを事前に確認しておくと、プランが検討しやすくなります。 オプションの中には、特定の動画や音楽配信サービス、SNSなどのデータを消費せずに利用できたり、テザリングやWi-Fiを無料で使えたりするものもあります。うまく使えば、データ使用量を抑えたりコントロールしやすくなったりするので、あわせて検討しましょう。

1-3.回線で選ぶ

一部を除いて、格安SIMを提供する会社では、アンテナや基地局をもっていないため「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3大キャリアから回線を借りています。それぞれ「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」と呼ばれ、格安SIMを使う場合はいずれかの回線を利用することになります。各社によって対応している回線の種類が異なるため、よく確認しましょう。 回線ごとに通信エリアの向き不向きがあるため、ご自身がスマホを使いたい場所はどの回線が向いているのかを、事前に確認しておきましょう。

2.夫婦で使用するのにおすすめな格安SIM10選!

ここで、夫婦で契約するのにおすすめな格安SIM10選を紹介します。解説した選び方に沿って各格安SIMの特徴を説明するので、自分たちに合った格安SIMを見つけましょう。

2-1.割引プランがある格安SIM

まずは家族割など夫婦や家族で使うと、お得になる割引プランのある格安SIMを3つ紹介します。

BIGLOBEモバイル

出典:BIGLOBEモバイル公式サイト
BIGLOBEモバイルの特徴
  • 「BIGLOBE家族割」でお得に使える
  • 「エンタメフリー・オプション」で動画が見放題になる
  • 「Gポイント」で支払いができる
「BIGLOBE家族割」では2回線目以降が毎月200円割引され、最大で4回線追加できます。同居している夫婦だけでなく、単身赴任などで別々に暮らしている場合でもOKです。親戚も利用できるため、田舎に住んでいる祖父母にも適用できます。 スマホで動画をよく見るのであれば「エンタメフリー・オプション」がおすすめです。定額の料金で「YouTube」などの動画配信サイトに加え「Apple Music」といった音楽配信サイトをデータ通信量の制限なく楽しめます。 また、BIGLOBE会員専用のポイントサイトで貯めた「Gポイント」を毎月の支払いにも使えるので、スマホ料金の節約になります。
BIGLOBEモバイルはこんな人におすすめ!
  • 家族割引やポイントが使えるので、スマホ料金を抑えたい方に向いています。また、動画や音楽配信サイトをよく利用する方にもおすすめです。
4.0
女性/40代/会社員/岐阜県
  • BIGLOBEは、プロバイダとして25年以上堅実な運営を行ってきたキャリアなので信頼性が高く安心して利用する事ができ、1ギガ980円・3ギガ1,200円・6ギガ1,700円とあまりネットを使用しない夫婦におすすめのキャリアです。また、あまり電話をしない人は、BIGLOBEの通話アプリで通話料を半額に抑制できるので通話オプションの必要がなくリーズナブルですが、データ通信の上限を上げると割安感が薄れていきます。
3.0
男性/50代/会社員/福島県
  • BIGLOBEモバイルの契約のきっかけはガラケー(かけ放題通話用)+ビッグローブモバイル(6Gまで通信用)で運用し料金を抑える事でした。結果2台で4000円を切ります。また、テザリングを利用して出先で手持ちのPC等での通信にも利用しています。ただ場所にもよるのですが通信速度が遅いと感じることも多いので、都市部などの電波の安定する場所で使われる方向きだと思います。

楽天モバイル

出典:楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルの特徴
  • 料金プランは従量課金制で1つだけ
  • 楽天ポイントが使える
  • 申し込み不要でテザリングが使える
料金プラン 3GB:1,078円(税込)
20GB:2,178円(税込)
20GB~:3,278円(税込)
データ容量 0~20GB超(従量制)
オプション例 国内通話かけ放題
楽天マガジンやYouTube Premiumなどコンテンツ契約
2~5回線目割引
家族割 ×
データシェア
支払い方法 クレジットカード/デビットカード/口座振替/代金引換/楽天ポイント
対応回線 楽天

楽天モバイルの料金プランは2021年4月から「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のみとなり、2022年7月1日に「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行しました。通話はかけ放題で、データ容量が従量課金制のプランです。データ通信利用料は3GBまで、20GBまで、無制限の3種類が設定されています。20GB以上はいくら使っても料金が変わりません。

また、月々の支払いで楽天ポイントが貯まるほか、貯めた楽天ポイントを支払いに使えるため経済的に利用できます。テザリングは申し込み不要のうえに無料で使えるので、外出先やゲームなどにも重宝します

楽天モバイルはこんな人におすすめ!
  • 通話もデータも無制限、かつテザリングも利用できるので、スマホをよく使う方におすすめです。また、楽天ポイントが使えるので料金を抑えたい方にも向いています。
4.0
女性/40代/専業主婦(夫)/福岡県
  • 家族全員同じタイミングで格安SIMに変更したので、携帯料金が1万円以上安くなって助かりました。携帯料金を楽天ポイントで支払うこともできるので、実質無料のような月もあり、今まで携帯代に数万円支払っていたことが信じられないです。電波は決していいとは言えません。地下に入った際は通話が途切れることもありましたが、普段使う分には何の問題もなかったので満足していました。
4.0
女性/30代/専業主婦(夫)/京都府
  • 夫婦で楽天ヘビーユーザーなので、お互いの月々の利用料金の支払い時に楽天カードを利用することでポイント還元を受けている。普段の買い物で獲得したポイントや家賃や光熱費の支払いにも楽天カードを使用しており、ポイントが貯まっており、そのポイントでスマートフォンの料金を支払うことができているので、実際の支出はゼロでお得である。

Y!mobile

出典:Y!mobile公式サイト
Y!mobileの特徴
  • 家族割引で最大1,188円割引き
  • ヤフーとの連携サービスが受けられる
  • 豊富な無料オプション
料金プラン ・シンプルS:月額2,178円(税込)
・シンプルM:月額3,278円(税込)
・シンプルL:月額4,158円(税込)
データ容量 ・S:3GB
・M:15GB
・L:25GB
オプション例 ・データ容量オプション(毎月+5GB)
・だれとでも定額(かけ放題オプション)
家族割
データシェア
支払い方法 クレジットカード/コンビニ払い/インターネットバンキング/ATM支払い/PayPay
対応回線 ソフトバンク

Y!mobileでは、対象の料金プランを利用すれば家族割引が受けられます。9回線まで適用され、基本使用料が最大で1,188円割引されるサービスです。

「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」では、ネットショッピングをお得に使えるほか、雑誌やマンガが読み放題になるサービスもあります。また、Y!mobileではオプションサービスも充実しており、テザリングやソフトバンクWi-Fiスポットの利用、留守番電話機能など、さまざまなサービスが無料で利用できます。

Y!mobileはこんな人におすすめ!
  • 家族割引があるので、夫婦や家族で検討している方におすすめです。また特典が受けられるので、Yahoo!をよく利用する方にもぴったりです。
5.0
女性/30代/専業主婦(夫)/京都府
  • 2人で加入しており、2回線めはかなり安くなります。Yahooショッピングで買い物することが多く、500円クーポンがもらえるプランをプラスで加入しています。とてもお得に買い物できます。電波も問題なく満足しています。
4.0
女性/20代/パート・アルバイト/愛知県
  • 格安スマホのデメリットで電波がつながりにくいということをよく聞いていましたが、実際に使ってみて今のところ感じません。サクサク動きます。人混みの中で使っても不便を感じなかったです。
 

2-2.データシェア・繰り越しができる格安SIM

つぎに月々のデータ容量を家族でシェアできたり、余ったデータを翌月に繰り越せたりする格安SIMを4つ紹介します。

UQモバイル

出典:UQモバイル公式サイト
UQモバイルの特徴
  • 5G対応の新プランが登場
  • 余ったデータを繰り越しできる「くりこしプラン」
  • 通話オプションは3種類から選べる
料金プラン ・くりこしプランS +5G:1,628円(税込)
・くりこしプランM +5G:2,728円(税込)
・くりこしプランL +5G:3,828円(税込)
データ容量 ・S:3GB
・M:15GB
・L:25GB
オプション例 ・データ増量オプション
・かけ放題
家族割
データシェア ×
支払い方法 クレジットカード/コンビニ払い/インターネットバンキング/支払秘書
対応回線 au

UQモバイルはauのサブブランドなので、安定した通信やサービスが特徴。2021年9月からは従来の「くりこしプラン」から「くりこしプラン+5G」へ変更され、料金はそのままに5G通信が楽しめるようになりました。

新しい「くりこしプラン+5G」では、余ったデータを翌月に繰り越して使用できます。無駄がなくなり、料金も音声通話付きプランが3GBで1,628円(税込)からなので経済的です。 また、通話オプションは月間60分固定のもの、1回10分でかけ放題、時間無制限でかけ放題の3種類から選べ、自分のニーズに合わせやすいのも魅力です。

UQモバイルはこんな人におすすめ!
  • 「自宅割セット」は対象のインターネットサービスまたは、でんきに加入すれば家族全員のスマホ代が割引になる(合計10回線まで)ため、子供がいる夫婦におすすめです。また、データが無駄になりにくいので、インターネットなどを利用する方にも適しています。
4.0
男性/30代/会社員/和歌山県
  • UQモバイルは夫婦で使うと非常にお得だと思います。値段の割に通信容量が多くて満足できます。通信速度にも満足できる格安SIMだと感じました。しかしながら地方で使うには少し通信ムラを感じました。
3.0
男性/30代/会社員/大阪府
  • UQモバイルは、夫婦で使用すると「家族割」が適用され、スマホ代が安くなるため利用していました。UQモバイルの家族割は、2回線以降は毎月500円引きしてくれ、夫婦で同じUQモバイルに加入するだけでいいのでお得に利用することができます。大手キャリアよりも月額料金が安いのに、さらに安くなるので夫婦で加入するにはおすすめです。
 

OCN モバイル ONE

出典:OCNモバイルONE公式サイト
OCN モバイル ONEの特徴
  • 夫婦や家族でデータをシェアできる
  • 3種類のかけ放題オプションがある
  • 1ヶ月に一度コース変更ができる
料金プラン 500MB/月コース:550円(税込)
1GB/月コース:770円(税込)
3GB/月コース:990円(税込)
6GB/月コース:1,320円(税込)
10GB/月コース:1,760円(税込)
※音声つきSIMの場合
データ容量 ・500MB
・1GB
・3GB
・6GB
・10GB
オプション例 容量追加オプション
かけ放題
容量シェア
家族割
データシェア
支払い方法 クレジットカード
対応回線 ドコモ

OCN モバイル ONEでは、1つの契約につき最大5枚のSIMカードを追加でき、夫婦間や家族間でデータをシェアできます。データ容量を余らせにくいのでお得です。

「OCNでんわアプリ」を利用すれば、3種類のかけ放題オプションをつけられます。中でも「トップ3かけ放題」は、月間の通話料上位3つの番号への通話代が無料となり、料金も完全かけ放題よりも低く設定されています。1回の通話時間の縛りがないので、夫婦間の通話料を抑えられます。 OCN モバイル ONEでは月に1回コース変更が可能です。あまり使用しない月は3GBコース、たくさん使いたい月は10GBコースなど、使い方に合わせて変更できるので、月によって料金を抑えられます。

OCN モバイル ONEはこんな人におすすめ!
  • 家計への負担を少なくしたい方におすすめです。「OCNでんわアプリ」やかけ放題プランを利用すれば通話料を、データシェアの利用でデータ使用量を抑えられます。
4.0
女性/40代/パート・アルバイト/埼玉県
  • 私が使用していた時はそんなに不便なく使えていました。ただお昼や夜など混雑する時間帯には動画がカクカクなるところが難点でした。しかし動画を見ない人にとってはお値段はとても魅力的だと思います。今は頻繁に仕事で使うことが多くなり、動画をスムーズに見なければならないため格安SIMは卒業しました。
3.0
男性/30代/会社員/京都府
  • 各社格安SIMと各社大手キャリアのそれぞれ料金体系とサービス内容を比較して適切な格安SIMに切り替えました。実際の通信速度など、サービス内容で困った点はありません。
 

イオンモバイル

出典:イオンモバイル公式サイト
イオンモバイルの特徴
  • データ容量のシェアや繰り越しができる
  • 全国のイオンに実店舗がある
  • イオンでんわのお得な3つの定額かけ放題プラン
料金プラン 音声プラン:0.5GB803円(税込)~
シェアプラン:1GB1,188円(税込)~
データプラン:1GB528円(税込)~
やさしいプラン:0.2GB748円(税込)~
データ容量 ・0.2GB
・1~10GB
・12GB
・14GB
・20GB
・30GB
・40GB
・50GB
オプション例 ・イオンスマホ安心パック
・イオンスマホ安心保証
・イオンスマホ電話サポート
家族割 ×
データシェア
支払い方法 クレジットカード
対応回線 ドコモ・au

イオンモバイルの「シェア音声プラン」を利用すると、1つの契約で最大5回線まで追加できます。データ容量のシェアができ、翌月に繰り越しもできるため容量を無駄にしにくいです。

また、格安SIMの会社の多くが実店舗を構えていませんが、イオンモバイルでは全国のイオンに店舗があります。夫婦や家族でイオンによく行くのであれば、気軽に利用できるのがポイント。WEBとは異なり、直接話しながら手続きやサポートをしてもらえるのでわかりやすいです。 さらに、専用通話アプリ「イオンでんわ」では、550円、935円、1,650円(税込)の3つの定額かけ放題プランがあり、用途に合わせて選べます。

イオンモバイルはこんな人におすすめ!
  • 通話料が安くできて、データのシェアや繰り越しもできるので、スマホ代を安く済ませたい方におすすめ。またイオンによく行く方は、困ったことがあったときに直接相談できるため、より便利です。
4.0
女性/30代/会社員/福岡県
  • 大手キャリアを使っていたときと比べて、ギガ数は落ちるプランになりましたが、ほとんど家の中での使用が多いので、通信環境が整っていればとくに困ることもありません。何より、月々の支払が格段に安くなった点が魅力だと感じます。
3.0
男性/30代/会社員/京都府
  • 各社大手キャリアと各社格安SIMの料金体系とサービス内容を比較して、適切な格安SIMに切り替えました。通信速度など、使用感に関しては大手キャリアと比べても遜色ない品質です。

DMMモバイル

出典:DMMモバイル公式サイト
DMMモバイルの特徴
  • データ容量をシェアできる
  • 8~20GBまでプランの選択肢が多い
  • パケットを細かくチャージできる
料金プラン シングルコース:484円(税込)~
シェアコース:2,178円(税込)~
データ容量 ・ライト
・1GB
・2GB
・3GB
・5GB
・7GB
・8GB
・10GB
・15GB
・20GB
オプション例 ・DMM Wi-Fi by エコネクト
・セキュリティオプション
・つながる端末保証
・10分かけ放題
家族割 ×
データシェア
支払い方法 クレジットカード/デビットカード/口座振替/銀行振込
対応回線 ドコモ

DMMモバイルのシェアコースでは、1契約につき最大3枚のSIMカードが追加でき、データ容量をシェアできます。SIMカードの枚数や通話の有無により16のプランがあるので、自分のニーズに合ったプランを選びやすいのがポイントです。

また、DMMモバイルではパケットのチャージも可能です。最低100MBからチャージできるので無駄になりにくく、料金は220円(税込)からと良心的なのも魅力です。

DMMモバイルはこんな人におすすめ!
  • プランが細かく、無駄が出にくい設計なので、料金を節約したい方におすすめです。
5.0
女性/30代/会社員/神奈川県
  • DMMモバイルはデータ通信のSIMプランが凄く安い料金で利用できたのでお得でした。家族みんなで使っても安いですし、シンプルな料金プランなのでわかりやすくて良かったです。
4.0
女性/30代/会社員/福岡県
  • 大手キャリアと比較して、月々の支払いは格段に安いと感じます。仕事中はほとんど使うこともないので、家の中での使用が主になりますが、家ではWi-Fiも繋がれているので通信環境に困ることも特にないです。

2-3.複数回線が選べる格安SIM

つぎに、契約する回線を2つ以上の回線から選べる格安SIMを3つ紹介します。

mineo

出典:mineo公式サイト
mineoの特徴
  • 三親等までであれば家族割引が利用できる
  • 3つの回線が利用できる
  • オプションでネットや動画が使い放題になる
料金プラン 1GB:1,298円(税込)
5GB:1,518円(税込)
10GB:1,958円(税込)
20GB:2,178円(税込)
※音声つきSIMの場合
データ容量 ・1GB
・5GB
・10GB
・20GB
オプション例 ・パケット放題Plus(通信制限なし)
・かけ放題
・持ち込み端末保証サービス
家族割
データシェア
支払い方法 クレジットカード/デビットカード/口座振替
対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク

mineoでは家族割引があり、1回線につき月額利用料から55円(税込)が割引されます。契約者本人から三親等まで利用でき、夫婦別姓や事実婚の方、離れて暮らしている方でも適応される点がメリットです。

mineoは「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」のいずれかを利用できます。全国の通信エリアを網羅できるので、つながりにくいことはありません。また、大手キャリアから乗り換える場合は、今使っているキャリアの回線を選べば面倒なSIMロック解除も不要です(一部、SIMロック解除が必要な場合あり)。 オプションでつけられる「パケット放題 Plus」は、月額385円(税込)とリーズナブルなのも魅力。ネットはもちろん、動画やSNSを楽しみたい方におすすめです。

mineoはこんな人におすすめ!
  • 基本料金プランが安いのでスマホ代を節約したい方におすすめです。リーズナブルな「パケット放題」はネットや動画、SNSを楽しみたい方にも向いています。
4.0
男性/20代/会社員/福岡県
  • 3大キャリアから格安SIMに変えました。社内でも自宅でもWi-Fiの為、通勤中でしかギガを使わないので格安SIMに変更して月額料金が安くなっただけで何も使用感が変わりませんでした。変えて正解でした。デメリットに関しては、クレジット払い限定であることと、本人名義のカードしか使えない所です。
4.0
男性/30代/会社員/栃木県
  • mineoを夫婦で使用して1年程です。満足している点は、月額の使用料です。20Gで8,000円から、4,000円になりました。通信速度も申し分ないです。ただ、時間帯によって通信速度が遅くなるので、そこは使いづらさを感じています。

IIJmio

出典:IIJmio公式サイト
IIJmioの特徴
  • 夫婦でデータをシェアできる
  • 夫婦間での通話がお得に使える
  • 従量制のプランなので無駄が出にくい
料金プラン 2ギガプラン:410円
4ギガプラン:550円
8ギガプラン:1,060円
15ギガプラン:1,360円
20ギガプラン:1,560円
データ容量 2GB/4GB/8GB/15GB/20GB
オプション例 ・定額かけ放題
・データ追加
家族割 ×
データシェア
支払い方法 クレジットカード
対応回線 ドコモ・au

IIJmioでは1つの契約で複数のプランが利用できます。通話料金はプレフィックス番号やアプリを利用しなくても、従来の50%オフにあたる30秒11円(税込)になるのが魅力です。

また、同一契約者名義間では通話料が20%オフになる「ファミリー通話割引」が適用されるので、30秒8.8円(税込)になります。 さらにオプションでかけ放題をつければ、最大無制限にかけ放題となるのでお得です。 IIJmioの料金プランは従量制で、同一契約内ではデータ容量のシェアができるため、無駄になりにくいのがメリット。ご自身に合ったプランが選びやすく、経済的に利用できます。

IIJmioはこんな人におすすめ!
  • 「みおふぉんダイヤル」を利用すれば通話料を安くできるので、夫婦でよく電話をする方におすすめです。また、料金の無駄が出にくいので経済的に使いたい方にもぴったりです。
4.0
女性/30代/会社員/千葉県
  • 格安SIMにすることで月々の通信料金はとても安くなった。最初の設定も難しいものではなく、説明書やWEBページを見ながら自分でできるくらい簡単。お昼時のみ通信が少し遅く感じるが、それ以外は大手キャリアと変わらず普通に使えている。
3.0
男性/30代/会社員/京都府
  • 各社の大手キャリアと各社格安SIMのサービス内容と料金体系を見比べて比較して、適切な格安SIMに切り替えました。サービス内容に関して大手キャリアと格安SIMの違いはあまりないと思います。
 

nuroモバイル

出典:nuroモバイル公式サイト
nuroモバイルの特徴
  • 3キャリアの回線が利用できる
  • データ容量を1GBずつ追加できる
  • フィルタリング機能が追加できる
料金プラン NEOプラン:2,699円(税込)
NEOプラン Lite:2,090円(税込)
かけ放題プラン:1,870 円(税込)
データ容量 0.2GB/1GB/3GB/5GB/10GB/20GB
オプション例 端末補償
バリューデータフリー(LINE無料)
家族割 ×
データシェア
支払い方法 クレジットカード
対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク

nuroモバイルは「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」の3キャリアの回線が利用できます。使う場所はいずれかの通信エリアに入るため、適切な回線を選べばつながりにくいストレスがなくなります。

データ容量は1GBずつ550円(税込)で追加できます。必要な容量のみ追加できるため、毎月の料金を抑えられます。同じnuroユーザー同士でなら、家族だけでなく友人とでも余ったデータ量をシェアできるのも特徴です。 また、nuroモバイルではオプションでフィルタリング機能をつけられます。見せたくないサイトやアプリをブロックできるので、子供にスマホを持たせたいと考えている方におすすめです。

nuroモバイルはこんな人におすすめ!
  • 3キャリア対応なので、現在使っているスマホをそのまま使いたい方にぴったりです。また、フィルタリング機能があるので子供がいる方にもおすすめです。
4.0
女性/20代/パート・アルバイト/埼玉県
  • 料金がすごく安いので、夫婦や家族で利用しても家計の負担になりません。高校生の娘も家族みんなで利用しています。通信速度も速いので、ストレスはないし使っていて困ることはありません。
4.0
女性/30代/会社員/神奈川県
  • nuroモバイルはSIMタイプとプラン、オプションを選択するだけで簡単に使い始めることができたので便利でした。月額の料金がリーズナブルで安定した速い速度で通信できたのが良かったです。

2-4.大手キャリアが提供する格安SIM

最後に、「格安SIMでも品質やサポートを重視したい」「20GB以上の大容量を利用したい」という方におすすめの、大手キャリアが直接提供する格安SIMを2種類紹介します。

ahamo

出典:ahamo公式サイト
ahamoの特徴
  • 20GBか100GBのシンプルな2択
  • 国際ローミングが20GBまで無料
  • ドコモのサブブランドで対応エリアが広い
料金プラン ・20GB:2,970円(税込)
・100GB:4,950円(税込)
データ容量 ・20GB
・100GB(80GB追加オプション使用)
オプション例 ・80GB追加
・かけ放題オプション
家族割 ×
データシェア ×
支払い方法 クレジットカード/口座振替
対応回線 ドコモ

ahamoはドコモが直接提供している格安SIMです。料金プランは20GB2,970円(税込)の1種類のみですが、オプションで+80GBすることで100GBの大容量SIMへと変化します。

特に家族向けの割引や繰り越し・シェアサービスなどはありませんが、ドコモの提供なので安定した回線品質で利用できるのが魅力です。また、外出先でもあらゆるエリアで電波が入りやすく、利用しやすいでしょう。

海外でも20GBまで国際ローミングが利用できるため、別途SIM契約をする必要がありません。

ahamoはこんな人におすすめ!
  • 格安SIMの中でも100GB級の大容量プランを探している方や、安定した回線品質を求める方におすすめです。
4
女性/30代/会社員/年収300~500万円/神奈川県
  • ドコモ回線を使用していると聞いたのですが、確かに通信速度は常にサクサクと作動するので使っていて全くストレスがありません。しかもこのクオリティでありながら料金も非常にリーズナブルなので満足しています
4
男性/30代/会社員/年収500~700万円/広島県
  • 毎月の携帯料金も非常にリーズナブルですし、リーズナブルでも通信速度はどの時間帯でも安定して速いのでとてもコスパが良いです。ただ、やはりオンラインでのサポートしかないので不安には感じます。
3.7
男性/50代/パート・アルバイト/年収100~300万円/兵庫県
  • DOCOMOのサブブランドであり繋がる範囲には問題はありません、速度はあまり出ておらずDOCOMOからの乗り換えでは不満を感じます。今は他のSIM会社に変えました。
3.3
女性/30代/会社員/年収500~700万円/神奈川県
  • 元々学生の時からdocomoを利用しており、AHAMO変更の手続きがパソコンから30分程度ででき、非常にスムーズだった。また月300円ほどかかるが、docomoのメールアドレスをそのまま使用できるので、様々なサービスに登録しているメールアドレスを変更しなくてよいのが便利だった。
2.8
男性/30代/会社員/年収100~300万円/東京都
  • ドコモより料金は安くなったものの、明確な違いが何であるかを気軽に相談することができない仕組みになっているので、カスタマーサービスをより拡充してほしいと思いました。

LINEMO

出典:LINEMO公式サイト
LINEMOの特徴
  • ソフトバンクのサブブランド
  • LINEの使用がカウントフリーになる
  • LINEのスタンプ使い放題サービスあり
料金プラン ミニプラン:990円(税込)
スマホプラン:2,728円(税込)
データ容量 ミニプラン:3GB
スマホプラン:20GB
オプション例 LINEギガフリー(無料)
家族割 ×
データシェア ×
支払い方法 クレジットカード/口座振替
対応回線 ソフトバンク

LINEMOはソフトバンクが提供する格安SIMです。プランは3GBと20GBの2種類で、低容量・大容量のいずれにも対応します。

また、名前の通りLINEでの特典が豊富にあり、特に注目したいのがLINEのデータ消費がカウントされなくなる「LINEギガフリー」。LINEのビデオ通話やトークなどでのデータ消費を気にする必要がなくなり、その分他の利用に回せます。

ほかに、eSIMにも対応しているので申し込みしてからすぐ使用開始できるのも魅力です。標準で5G通信も対応エリア内なら利用可能。通信速度でも定評があります。

LINEMOはこんな人におすすめ!
  • LINEを多用する方におすすめです。LINEの使用はデータ消費に含まれないため、通話やトークなどさまざまなサービスを気軽に楽しめます。
3.8
男性/30代/会社員/年収300~500万円/大阪府
  • LINEMOを夫婦で利用しているのですが、お互いに「LINE」が連絡方法として主に使っているので、「LINEがギガフリー」なのはありがたいと感じています。しかも、3GBで月額990円で利用できる安さも気に入っています。
3.7
無回答/30代/会社員/年収300~500万円/神奈川県
  • 料金的には激安というわけではないですが安い部類ではありますからなかなかによい。何より契約がとても楽でした。スムーズに利用することができました。
3.5
女性/20代/会社員/年収100~300万円/愛知県
  • 大手キャリアからLINEMOに乗り換えして、月々の支払いが安くなったので固定費が安くなりとても良かったです。ソフトバンクの回線を利用していることから、通信環境も悪くありませんでした。しかし、留守番電話の録音などがなかったのは不便でした。
3.3
男性/30代/会社員/年収500~700万円/愛知県
  • SoftBankからLINEMOに切り替えました。たまに通信速度が遅いなと思う時がありますが概ね普段使う分には満足しています。なによりもLINEに関連する通信費がかからないのがとても便利です。
2.7
男性/50代/会社員/年収100~300万円/神奈川県
  • 価格はとても安かったのですが店舗数が少ないのでわからないことがあったときに聞く事が難しくて自宅近くにはないので店舗数がもっとあったらいいと思います。

2-5.おすすめの格安SIM比較表

端末とのセット購入におすすめな格安SIMの比較一覧表

格安SIM名

BIGLOBEモバイル

楽天モバイル

Y!mobile

UQ mobile

OCNモバイルONE

イオンモバイル

DMMモバイル

mineo

IIJmio nuro光モバイル

ahamo

LINEMO

月額料金例 プランS:858円(税込)
プランR:1,100円(税込)
プランM:1,650円(税込)
3GB:1,078円(税込)
20GB:2,178円(税込)
20GB~:3,278円(税込)
・シンプルS:月額2,178円(税込)
・シンプルM:月額3,278円(税込)
・シンプルL:月額4,158円(税込)
・くりこしプランS +5G:1,628円(税込)
・くりこしプランM +5G:2,728円(税込)
・くりこしプランL +5G:3,828円(税込)
500MB/月コース:550円(税込)
1GB/月コース:770円(税込)
3GB/月コース:990円(税込)
6GB/月コース:1,320円(税込)
10GB/月コース:1,760円(税込)
※音声つきSIMの場合
音声プラン:0.5GB803円(税込)~
シェアプラン:1GB1,188円(税込)~
データプラン:1GB528円(税込)~
やさしいプラン:0.2GB748円(税込)~
シングルコース:484円(税込)~
シェアコース:2,178円(税込)~
1GB:1,298円(税込)
5GB:1,518円(税込)
10GB:1,958円(税込)
20GB:2,178円(税込)
※音声つきSIMの場合
2ギガプラン:410円
4ギガプラン:550円
8ギガプラン:1,060円
15ギガプラン:1,360円
20ギガプラン:1,560円
NEOプラン:2,699円(税込)
NEOプラン Lite:2,090円(税込)
かけ放題プラン:1,870 円(税込)
・20GB:2,970円(税込)
・100GB:4,950円(税込)
ミニプラン:990円(税込)
スマホプラン:2,728円(税込)
データ容量 プランS(1GB)
プランR(3GB)
プランM(6GB)
0~20GB超(従量制) ・S:3GB
・M:15GB
・L:25GB
・S:3GB
・M:15GB
・L:25GB
・500MB
・1GB
・3GB
・6GB
・10GB
・0.2GB
・1~10GB
・12GB
・14GB
・20GB
・30GB
・40GB
・50GB
・ライト
・1GB
・2GB
・3GB
・5GB
・7GB
・8GB
・10GB
・15GB
・20GB
・1GB
・5GB
・10GB
・20GB
・2GB
・4GB
・8GB
・15GB
・20GB
・0.2GB
・1GB
・3GB
・5GB
・10GB
・20GB
・20GB
・100GB(80GB追加オプション使用)
・3GB
・20GB
オプション例 2回線目以降月額220円割引
エンタメフリー・オプション
選べる通話オプション
国内通話かけ放題
楽天マガジンやYouTube Premiumなどコンテンツ契約
2~5回線目割引
・データ容量オプション(毎月+5GB)
・だれとでも定額(かけ放題オプション)
・データ増量オプション
・かけ放題
容量追加オプション
かけ放題
容量シェア
・イオンスマホ安心パック
・イオンスマホ安心保証
・イオンスマホ電話サポート
・DMM Wi-Fi by エコネクト
・セキュリティオプション
・つながる端末保証
・10分かけ放題
・パケット放題Plus(通信制限なし)
・かけ放題
・持ち込み端末保証サービス
・定額かけ放題
・データ追加
端末補償
バリューデータフリー(LINE無料)
・80GB追加
・かけ放題オプション
LINEギガフリー(無料)
対応キャリア au 楽天 ソフトバンク au ドコモ ドコモ・au ドコモ ・ドコモ
・au
・ソフトバンク
ドコモ・au ドコモ・au・ソフトバンク ドコモ ソフトバンク
詳細

3.格安SIMにのりかえたときの料金比較

格安SIMにのりかえるにあたって、実際どのくらい安くなるのか気になる方も多いでしょう。そこで、例としてドコモ回線をピックアップし、キャリアで契約と格安SIMそれぞれの月額料金を比較してみます。

サービス名 ドコモ(5Gギガホ プレミア) ahamo mineo OCNモバイルONE
容量/月額料金 無制限/7,315円(税込) 20GB/2,970円(税込)
100GB/4,950円(税込)
20GB/2,178円(税込) 10GB/1,760円(税込)
データ追加10GB:5,500円(税込)
容量シェア料金:1回線あたり520円(税込)
家族割・夫婦割など割引適用時 「みんなドコモ割」:家族2回線以上で550円(税込)割引 複数回線割引:1回線あたり月55円
家族割引:1回線あたり月55円
合計月額料金 無制限/6,765円(税込) 20GB/2,970円(税込)
100GB/4,950円(税込)
20GB/2,178円(税込) 10GB/2,280円(税込)
20GB/7,780円(税込)

表からもわかる通り、本家のドコモで契約すると月額6,000~7,000円台になるのに対し、格安SIMにのりかえれば2,000円台から利用できます。特にmineoは速度制限はあるものの、ドコモの「5Gギガホ プレミア」と同じように無制限で通信できるオプションサービスもあるため、データを多く利用する人でも格安SIMにのりかえれば明らかに通信料金の節約になるでしょう。

ただし、注意点として格安SIMの場合データ増量オプションはやや割高になります。たとえば「OCNモバイルONE」では最大10GBまでのプランしか提供しておらず、データ容量を一時的に追加するオプションで無理矢理10GB増やすと、なんと5,500円(税込)もの費用がかかります。トータルだと本家ドコモの「5Gギガホ プレミア」を超える月額料金になってしまうため、データ増量は最後の手段にして、普段から多少多めにデータ容量を見積もるのがおすすめです。

4.格安SIMに変えるメリット・デメリット

夫婦で大手キャリアではなく、格安SIMに変えるメリットはいくつかあります。しかしデメリットも見ておかないと、後々後悔するかもしれません。変更前にメリット・デメリットをよく把握しておきましょう。

4-1.格安SIMのメリット

まずは格安SIMに変えるメリットを4つ紹介します。

4-1-1.固定費が安くなる

夫婦で格安SIMに変える最大のメリットは、固定費が安くなることでしょう。MMD研究所による調査では、大手キャリアを利用しているユーザーの平均月額料金は6,378円でした。夫婦ともに大手キャリアを利用している場合は、約12,000円が固定費として計上されます。

一方、楽天モバイルなどMVNOを利用している格安SIMユーザーの平均月額料金は2,103円です。夫婦で格安SIMに乗り換えれば、月額料金は約8,000円も下がります。大手キャリアから格安SIMに変更するだけで、年間10万円近い金額が節約できることに。固定費の見直しをしたい方や将来のために節約したい方は、格安SIMに変えるのが簡単かつ効果的といえます。

4-1-2.データ通信量をシェアできる

格安SIMでは、親回線と子回線でデータ通信容量をシェアできるプランも用意されています。一人ずつ契約するよりもお得な料金設定の場合が多いです。よってデータ容量が余りがちな方や、データ容量が少なくてもよい方にとってはメリットが大きいでしょう。

ただし一方がデータ容量を使いすぎると、二人ともデータ容量が足りなくなる可能性もあるので、契約前に使い方についてよく相談することをおすすめします。

4-1-3.契約期間の縛りがないことが多い

格安SIMは最低契約期間やいわゆる「2年縛り」といった縛り期間がないのがメリットです。解約手数料を気にせずいつでも解約できるので、「短期間だけ契約したい」「格安SIMの使い勝手を試してみたい」など一時的な利用も容易にできます。

なお、ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアでも以前は万単位の高額な解約金や縛り期間が存在しましたが、2022年3月時点でこれらはすべて廃止されのりかえ自由になっています。

4-1-4.スマホ端末のセット購入ができる

格安SIMはキャリアでの契約同様、スマホ端末のセット購入が可能なサービスが多いです。端末をセット購入することでキャンペーンが適用されたり、ポイントの付与や大幅な割引などの特典が受けられたりするので端末を単体購入するよりお得に入手できるのが魅力です。

各サービスによってラインナップされている機種は異なりますが、基本的に人気機種・最新機種が厳選されているので端末選びに失敗しにくいのも特徴といえます。端末ごと買い換えを検討している方はぜひセット購入を活用しましょう。

4-2.格安SIMのデメリット

つぎに大手キャリアと比べた格安SIMのデメリットを3つ紹介します。

4-2-1.大手キャリアと比べてサポートが少ない

格安SIMは、大手キャリアと比べて実店舗数が少ないので、手続きやサポートはWEBで完結することが多いです。そのため、困ったときに駆け込める窓口がありません。もし実店舗での対応が必要なら、大手キャリアやサブブランドのUQモバイル、Y!mobile、またはイオンモバイルを選ぶのがおすすめです。

わからないことは自分で調べるかチャットサービスで大丈夫な方は、格安SIMに替えても不便とは思わないでしょう。

4-2-2.手続きが複雑な場合もある

データシェアプランを契約する際は、親回線と子回線の名義を統一しなければならない場合があります。そのとき、大手キャリアや他の格安SIMでMNP予約番号を発行する前に、名義変更をしなければなりません。

また家族割を適用するための確認書類に、戸籍謄本や住民票が必要なケースも。 一人であれば簡単に乗り換えられますが、夫婦で乗り換えるとなると手続きが複雑になってしまいます。事前に書類の準備や手続きをしておく必要もあるので、注意しましょう。

4-2-3.利用できなくなるサービスがある

格安SIMにのりかえると、キャリアメールやキャリア決済など、キャリアでは使用できていた一部のサービスが利用できなくなります。

キャリアメールについてはキャリアにオプション料金を支払うことでのりかえ後も利用を継続できる、メールアドレスの「持ち運び」サービスが登場しましたが、キャリア決済についてはほとんどの格安SIMで対応していません。

一部、「mineo」が提供する「mineoキャリア決済」や、UQモバイルの「auかんたん決済」などキャリア決済を利用できる格安SIMもありますが、選択肢はかなり少なくなります。

どうしてもキャリアメールやキャリア決済を利用したい方は格安SIMにすべきか、利用する場合はどのサービスを選ぶべきかよく検討しましょう。

5.格安SIMに乗り換える際の注意点

夫婦で格安SIMに乗り換える際は、いくつか注意点があります。困ることのないように、乗り換える前によく確認しましょう。

5-1.事前に名義変更が必要な場合がある

MNP予約番号を発行する際は、現在の契約名義と新しい格安SIMでの契約名義は、一致していなければなりません。もしも今他人名義で契約している場合は、乗り換え前に名義変更をする必要があります。また新しい格安SIMで、親子回線や親回線の追加SIMとして契約したい場合も、親回線の契約名義と一緒でなければなりません。 MNP予約番号を発行する前に、契約名義が問題ないか必ず確認しましょう。中には契約名義がまとまっていなくても大丈夫な格安SIMもあるので、契約名義を統一しない方は検討してみてください。

5-2.通信容量を増やすと料金が高くなる

格安SIMの多くのプランは従量制のため、通信容量が1GB〜5GBなど少ないときには料金を抑えられます。ただし通信容量が50GB欲しい方や無制限がよい場合などは、通信容量は高くなってしまうことも。 今は家にいる時間が長くWi-Fiを利用している方が多いので、通信容量は少なくても問題ないケースが多いでしょう。ただし外でスマホを使う機会が増えたときに、データ通信容量を増やしてもお得に使えるかは確認しておくと安心です。通信容量が多く欲しい方は、キャリアのほうがお得な場合もあるので比較してみてください。

5-3.クレジットカードが必要

格安SIMの契約や支払いには、契約名義人のクレジットカードが必要です。大手キャリアでは口座振替などもできますが、格安SIMは口座振替にほとんど対応していません。対応していても、引き落とし時に手数料が発生する場合や、WEBからは手続きができないこともあります。そのためクレジットカードを持っていないなら、格安SIMに乗り換える前に用意しておくのがおすすめです。

6.格安SIMへの申し込み・のりかえ手順

格安SIMへののりかえは簡単にできます。申し込みやのりかえの手順をそれぞれ見てみましょう。

6-1.用意するもの

格安SIMの申し込みやのりかえは基本的にネットで完結でき、キャリアショップへ足を運ぶ必要はありません。次のものを用意しましょう。

用意するもの
  • 本人確認書類
  • MNP予約番号(のりかえの場合のみ)

本人確認書としては運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などが必要です。表裏両方の画像をネット上にアップロードして提出するのが一般的なので、スマホで画像を用意しておきましょう。解像度は各サービスによって指定されていることがあります。

また、のりかえの場合は「MNP予約番号」が必要です。MNP予約番号はいままで使用していた電話番号を、キャリア解約・のりかえ後も引き続き利用できるようにするために取得します。

6-2.MNP予約番号を取得する

MNP予約番号はいままで使用していたキャリアに連絡して取得します。電話もしくは各キャリアの会員ページ(マイページ)から簡単に手続き可能です。それぞれの連絡先は次の表を確認してください。

キャリア名 MNP取得の連絡先電話番号(通話料無料)
ドコモ 151(ドコモケータイ・スマホ専用ダイヤル)
au 0077-75470
ソフトバンク ・*5533(ソフトバンクケータイ・スマホ専用ダイヤル)
・0800-100-5533(フリーコール)
MNP予約番号発行手順
  • 現在の使用キャリアのMNP転出専用ダイヤルに連絡・もしくはマイページから手続き
  • 指示に従って必要事項を入力
  • MNP予約番号を受け取る

なお、MNP予約番号は発行してから15日間の有効期限があります。一般的な格安SIMでは10日間以上有効期限を残した状態で申し込みしなくてはならないため、申し込みの直前にMNP予約番号を発行してもらうのがおすすめです。

6-3.格安SIMに申し込みする

身分証明証やMNP予約番号を取得したら、実際に申し込みしましょう。

格安SIMの申し込み手順
  • 格安SIMの公式サイトにアクセス
  • 「申し込み」ボタンをクリックし、表示されるフォームに記入・送信
  • 自宅へSIMカードが届いたら初期設定をして開通完了

格安SIMは申し込みフォームに記入・送信するだけで契約できます。画面の案内に従って手続きを進めていきましょう。フォームに住所・氏名やのりかえの有無、契約するプランや端末といった必要事項を記入し、指示に従って本人確認書類をアップロードし提出しましょう。

不備がなければ手続きが進められ、SIMカードが後日自宅に発送されます。

6-4.初期設定をする

SIMカードが自宅に到着したら初期設定を行ないましょう。おもに必要なのは次の作業です。

  • 端末にSIMカードを入れる(古いSIMカードと交換)
  • APN設定を行なう
  • のりかえ・開通の専用ダイヤルに電話をかける

この中で初心者がつまずきがちなのが端末と通信を紐付けるための「APN設定」です。手順さえ知っていれば誰でも簡単に行なえますが、機種や格安SIMによって設定画面にどのようにアクセスするか、Wi-FiをONの状態で設定するかOFFの状態で設定するかなどがまったく変わるため確認してください。

SIMカードやお使いの機種の取扱説明書にも説明があるはずなので参考にするとよいでしょう。

7.夫婦で使用するのにおすすめな格安SIMのよくある質問|お申し込み方法や使い方など

夫婦で格安SIMに乗り換える際に、よくある質問をピックアップしました。わからないことがあれば、契約前に確認しましょう。

  • 格安SIMに乗り換えるポイントは? 通話と通信のどちらを利用したいのかや、普段どんなサービスを利用しているかなど、まずはスマホで何がしたいのかを整理しておきましょう。格安SIMは料金に目が行きがちですが、先に目的をはっきりさせておくことで、二人のニーズに合ったものを見つけやすくなります。
  • 事実婚や同棲カップルの場合パートナーの名義で申し込める? 格安SIMの中には「UQモバイル」や「mineo」など、同一住所であれば苗字が異なっても家族割が対象できるサービスも多くあります。また、「ワイモバイル」のように別居でも家族割が適用されるサービスも。割引額はサービスによって数十円~千円以上とかなり差があるので、条件やサービス内容などでよく比較してください。なお、同一住所・同一苗字でないと適用できないサービスもあるので注意が必要です。
  • 夫婦で申し込みすると料金の請求はどうなる? 一般的な格安SIMでは、1つのID(アカウント)内でシェアする場合代表者にまとめて料金が請求されます。また、別々に申し込んでそれぞれ支払うタイプのサービスでも、家族割対象として指定のアカウントや回線を互いに登録できるサービスもあります。好みに応じて選びましょう。

8.まとめ

夫婦でスマホ料金を節約したい方は、格安SIMに乗り換えるだけでかなりお得になります。ただし格安SIMのデメリットや乗り換え時の注意点もよく理解したうえで、申し込みましょう。 この記事で紹介した格安SIMの選び方やおすすめ格安SIMを参考に、家庭に合った格安SIMやプランを見つけましょう。

※この記事は2022年10月17日に調査・ライティングをした記事です。
※価格・画像は公式サイトを参照しています。
※本記事の料金はすべて税込価格で記載しております。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。