不動産仲介ランキングTOP9!売却で後悔しないコツまで紹介

初めての不動産売却で「どこに仲介を依頼すべきかわからない」とお悩みではありませんか?

不動産売却を後悔なく終えるためには、最適な仲介業者選びが重要です。信頼のおける担当者がいるか、利用する価値のあるサービスはあるかなど、さまざまな視点から仲介業者を選びましょう。

本記事では、初めて不動産の仲介による売却を行う人に向けて、おすすめの不動産仲介業者をランキング形式で紹介します。企業の知名度、規模、収益や公益財団法人不動産流通推進センターが出典している2021不動産業統計集(9月期改訂)を参考に、独自採点を行いランキングを作成しました。 また、業者の選び方や売却のポイントなども解説しているので、仲介業者選びにぜひ役立ててください。

この記事を読む前に、質の高い大手不動産会社に査定依頼をするなら、業界最大手の6社にまとめて無料で査定依頼ができる不動産一括査定サイト「すまいValueがおすすめです。

すまいValueについてはこちらの記事で詳しく取り上げていますので、併せて参考にしてみてください。

【独自比較】売却におすすめ不動産仲介業者ランキングTOP9

さっそく、BIGLOBEが独自採点で厳選したおすすめの不動産仲介業者を紹介します。以下にランキングと特徴をまとめましたのでご覧ください。
順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位
会社名 三井不動産リアルティ 住友不動産販売 東急リバブル センチュリー21 野村不動産ソリューションズ 住友林業ホームサービス みずほ不動産販売 三菱UFJ不動産販売 オープンハウス
運営実績 [usr 4.6 text=”false”]

(1969年設立)

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(1975年設立)

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(1972年設立)

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(1983年設立)

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(2000年設立)

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(1964年設立)

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(1986年設立)

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(1988年設立)

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(2000年設立)

展開規模 [usr 4.8 text=”false”]

(全国286店舗)

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(全国269店舗)

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(全国193店舗)

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(全国989店舗)

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(全国94店舗)

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(全国47店舗)

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(全国50店舗)

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(全国42店舗)

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(全国52店舗)

手数料率 約4.9% 約5% 約4.7% 約4.6% 約3.8% 約4.2% 約4.0% 約4.1% 約4.5%
リンク

公益財団法人不動産流通推進センター2021不動産業統計集(9月期改訂)」より2021年3月時のデータを参考

 
以下で、それぞれの特徴やおすすめの人について詳しく解説します。

1位:三井不動産リアルティ

三井不動産リアルティは、不動産仲介業界トップの取扱高を誇ります。実績が豊富であることは、利用の安心感につながっています。三井不動産リアルティの個人向け不動産仲介ブランド「三井のリハウス」は、CMなどでも知名度の高いサービスです。
 
専門力のあるスタッフがチームを組んで売却をサポートするため、不安や要望を漏らさずにカバーできます。また内覧時など買主と実際に関わる前に、信頼のおける人物かどうか精査も行なってくれるので安心です。
 
会社情報
会社名 三井不動産リアルティ株式会社
設立時期 1969年7月15日
資本金 200億円
店舗数 286件
仲介手数料収入 767億7,100万円
公式サイト https://www.mf-realty.jp/index.html
こんな人におすすめ!
  • 業界一番の仲介取扱高を誇る会社に仲介依頼したい人
  • きめ細かいチーム対応でサポートしてほしい人
  • 買主のこともきちんと把握して案内してほしい人

2位:住友不動産販売

※画像出典:住友不動産販売株式会社
 
住友不動産販売の仲介は、店舗数や取扱高ともに業界トップクラスです。売主・買主双方に手厚いサポートがあるため、顧客内での買主探しも期待できます。 また、物件広告は自社ホームページ・大手ポータルサイト・店頭パネルなど、さまざまな媒体に掲載されます。内外から情報を見つけてもらえるので、早期売却も夢ではありません。
 
さらに、専属の営業担当体制も魅力的です。問い合わせから引き渡しまで担当者が一貫しているので、相談や質問がしやすいというメリットがあります。
 
会社情報
会社名 住友不動産販売株式会社
設立時期 1975年3月1日
資本金 29億7,000万円
店舗数 269件
仲介手数料収入 623億5,800万円
公式サイト https://www.stepon.co.jp/
こんな人におすすめ!
  • 店舗数・取扱高ともにトップクラスの不動産会社を選びたい人
  • さまざまな媒体で広告を掲載して円滑に売却したい人
  • 問い合わせから引き渡しまで専属の担当者に依頼したい人

3位:東急リバブル

東急リバブルは、東急電鉄を運営する東急グループに属しています。ほかにも鉄道会社が運営する不動産会社はありますが、なかでも東急リバブルは高い評価を得ています。主に東急線沿線に店舗を構えているため、沿線エリアの不動産を売却したい人に特におすすめです。
 
また、売却向けのサービスもかなり充実しています。あんしんを提供するサービス、価値を高めるサービス、サポートサービス、投資やシニア向けサービスなど幅広い売却に対応しています。
 
会社情報
会社名 東急リバブル株式会社
設立時期 1972年3月10日
資本金 13億9,630万円
店舗数 193件
仲介手数料収入 578億9,900万円
公式サイト https://www.livable.co.jp/
こんな人におすすめ!
  • 鉄道系不動産最大級の不動産会社を利用したい人
  • 東急線沿線の不動産を売却したい人
  • 充実の売却サービスを利用したい人

4位:センチュリー21

センチュリー21はフランチャイズ経営を推進することで、圧倒的な店舗数を誇っています。全国各地の店舗それぞれが地域に密着した経営を行うため、地域の特徴を捉えた売却活動が期待できます。
 
また、独自のサービスも特徴的です。決済当日の面会をなくす「楽々決済21」や、家にいながら物件探しができる「VR仲介革命」など、接触を避けたい時代に合わせた前衛的なサービスが見られます。
 
会社情報
会社名 株式会社センチュリー21・ジャパン
設立時期 1983年10月21日
資本金 5億1,775万円
店舗数 989件
仲介手数料収入 297億9,400万円
公式サイト https://www.century21.jp/
こんな人におすすめ!
  • 店舗数が多く地域に密着した不動産会社を選びたい人
  • 知名度やブランド力の高い会社に依頼したい人
  • 時代に合わせたサービスで支援してほしい人

5位:野村不動産ソリューションズ

野村不動産ソリューションズの個人向け仲介事業「野村の仲介+」は、満足度の高いサービスです。利用者のアンケート(2020年4月~2021年3月)では、総合的な満足度93.3%という高い評価を得ました。
 
大手ならではのネットワークは、野村不動産ソリューションズの大きな特長です。疑問や不安に対して専門家を紹介したり、社内外のさまざまなサービスで売却をサポートしたりすることで、顧客の安心につながっています。
 
売却サポートも充実しており、特に土地の草刈り・防草シート施工といったステージングは珍しいです。土地の売却を考えている人に特におすすめです。
 
会社情報
会社名 野村不動産ソリューションズ株式会社
設立時期 2000年11月6日
資本金 10億円
店舗数 94件
仲介手数料収入 347億1,800万円
公式サイト https://www.nomura-solutions.co.jp/
こんな人におすすめ!
  • 顧客満足度の高いサービスを利用したい人
  • 多用なネットワークによるサポート・売却活動を期待している人
  • 土地を売却したい人

6位:住友林業ホームサービス

※画像出典:住友林業ホームサービス株式会社
住友林業ホームサービスの不動産仲介は、オリコン顧客満足度ランキングで売却マンション部門、売却戸建て部門で1位を獲得(注1)しています。また、購入マンション部門でも1位を獲得しており、売主だけでなく買主へのサポートも手厚いことがうかがえます。
 
さらに、買取保証制度が整っていることも魅力的です。取り決めた金額で買い取ってもらえるので、売れない心配をせずに売却活動ができます。さらに売却後も引き渡しから1年間、不動産の不備について保証があるので安心です。
 
1)2021/02/01~2021/04/05調査 参照:オリコン「不動産仲介 売却のランキング・比較
 
 
会社情報
会社名 住友林業ホームサービス株式会社
設立時期 1964年9月1日
資本金 4億円
店舗数 47件
仲介手数料収入 64億7,200万円
公式サイト https://www.suminavi.com/
こんな人におすすめ!
  • オリコン顧客満足度1位のサービスを利用したい人
  • 買取保証制度のある会社を選びたい人
  • 売却後についても保証してほしい人

7位:みずほ不動産販売

みずほ不動産販売は、大手金融サービスのみずほフィナンシャルグループが運営する不動産仲介会社です。グループが持つ豊富な情報と専門知識、蓄積されたノウハウで、資金計画の提案をはじめ、相続や資産の組み換えなどに関する相談にも応じてもらえます。
 
担当するコンサルタントは仲介営業経験が豊富な宅地建物取引士ばかりです。「また取引したい」という顧客が約97%(※)となっており、信頼できるパートナーとして売却や住み替えも任せられます。
※2021年4月~2022年2月のアンケート結果
 
 
会社情報
会社名 みずほ不動産販売株式会社
設立時期 1986年7月
資本金 15億円
店舗数 50件
仲介手数料収入 151億5,600万円
公式サイト https://www.mizuho-re.co.jp/
こんな人におすすめ!
  • みずほのネットワークを活かして売却活動や住み替え相談をしたい人
  • 資金や税金についてもトータルでサポートしてほしい人
  • 豊富な実績を持つ担当者に任せたい人

8位:三菱UFJ不動産販売

 
三菱UFJ不動産販売は、言わずも知れた三菱UFJフィナンシャル・グループに属しています。金融グループのノウハウやネットワークを活かして、さまざまな方面から総合的に売却をサポートしてもらえるでしょう。
 
また、売却向けのサービス・キャンペーンの充実度も業界随一です。ハウスクリーニングといったサービスだけでなく、ポイント贈呈やクオカードプレゼントなどのキャンペーンも開催しています。 さらに、会員登録が必要ではありますが、AIによる精度の高い不動産査定が受けられる点も特徴的です。
 
会社情報
会社名 三菱UFJ不動産販売株式会社
設立時期 1988年6月14日
資本金 3億円
店舗数 42件
仲介手数料収入 147億3,800万円
公式サイト https://www.sumai1.com/
こんな人におすすめ!
  • 金融グループのノウハウやネットワークを活かして売却したい人
  • 豊富なサービス・サポートから自身に合ったものを選びたい人
  • AIによる不動産査定を利用したい人

9位:オープンハウス

オープンハウスは、テレビCMや広告などで知名度の高い不動産会社です。同グループの株式会社オープンハウス・ディベロップメントでは、主に不動産買取を行なっています。大手の安心感の高い買取を利用したい人におすすめのサービスです。
 
不動産買取では周囲に知られることなく、仲介手数料などの売却費用をかけずに家を手放すことができます。オープンハウスの買取は、最短48時間で現金化が可能です。相続物件や空き地、店舗やビルなど、特殊な不動産にも対応しています。
 
会社情報
会社名 株式会社オープンハウス・ディベロップメント
設立時期 2000年9月19日
資本金 1億100万円
店舗数 52件
仲介手数料収入 133億8,700万円
公式サイト https://kaitori.openhouse-group.com/
こんな人におすすめ!
  • 大手不動産会社による安心感の高い買取を利用したい人
  • 周囲に知られずに家を売却したい人
  • 売却費用をかけずに早期売却を目指したい人

利用する不動産仲介の選び方

おすすめの仲介業者を紹介してきましたが、「どの業者にも強みがあるのでどうやって比較すればいいかわからない」と感じている人もいるでしょう。そこでこの章では、不動産仲介業者を選ぶ際に意識したいポイントを3点紹介します。

不動産仲介の実績を見る

まずは不動産仲介の実績を確認することをおすすめします。売買の実績が多い会社なら、売買に関するノウハウがあり、スムーズな売却が期待できます。
 
実績については、企業の仲介手数料収入などで判断が可能です。また企業によっては、ホームページ上に「実績」や「お客様の声」として、過去の取引について掲載している場合もあります。あわせてチェックしてみましょう。
 
ただし、仲介手数料収入の多い大手不動産会社だからといって、自身の売りたい物件やエリアにも強いとは限りません。似た物件の売却の仲介経験が豊富にある会社なら、売買のノウハウがあり信頼度が高いと考えられます。近くに店舗があるなどして、自身の不動産のエリアに精通しているかどうかも重要です。

得意とする不動産の種類を見る

次に、仲介業者が得意とする不動産の種類を確認しましょう。不動産会社にはそれぞれ異なる特徴があるため、売買を得意とする不動産種別も異なります。戸建物件よりもマンションが得意、居住用よりも投資物件に力を入れているなど、さまざまです。
 
仲介業者が扱いを得意としている不動産種別のほうが高く評価してもらえたり、早期売却が目指せたりする場合があります。また、売買の仲介よりも不動産の買取に注力している企業もあります。
 
不動産買取は、不動産会社が買主となり、売主から直接不動産を購入する仕組みです。よって買い取った物件をリフォームして販売したり、取り壊して別の建物にしたりすることが得意であると考えられます。自身の状況や希望を考えて、売却方法に合わせた業者選びをすることもおすすめです。

付随サービスの充実度を見る

仲介業者を比較するうえで、付随するサービス内容の違いも重要です。売却のサポートやサービス、キャンペーンといった内容は、業者が個性を出しやすいポイントなのでぜひ確認しましょう。 例えば、以下のようなサービスがあります。
  • 荷物預かりサービス
  • 住み替え料金の立替
  • ホームクリーニング
  • ホームステージング
  • プロによる広告写真撮影
  • 売却後の設備保証
  • 買取保証
業者比較ポイントのおさらい
  • 不動産仲介の実績を見る …仲介での収益や利用者の口コミなどを参考にしよう。
  • 得意とする不動産の種類を見る …業者が得意とする物件なら、より高額・早期売却が期待できる。
  • 付随サービスの充実度を見る …公式サイトなどでサービス内容やキャンペーンをチェックしよう。
 

自分に合う不動産会社を見つけられるか不安という場合は、不動産一括査定サイトで複数の不動産会社を比較するのがおすすめです。

不動産一括査定サイトは、1軒ずつ自分で不動産会社に問い合わせるよりも手軽、かつ無料で複数の会社に査定依頼ができるサービスです。

現在では多数の不動産一括査定サイトが存在していますが、編集部では、幅広いニーズにマッチしやすい次の3サービスをおすすめしています。

どのサービスも、利用者にアンケートを募り目的別ランキングで1位を獲得したサービスですので、ぜひ参考にしてください。

【部門別のユーザー満足度No.1】
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目的 【対応地域が広い】
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おすすめポイント

大手から地域密着企業まで幅広く提携しているから、希望の地域に精通した不動産会社と出会える可能性が高い。

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ユーザー満足度 [usr 3.95 text=”false”]

(3.95点)

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(3.52点)

詳細

※本ランキングは2022年4月クラウドワークスにて実施した利用者アンケートの満足度採点を参考にしています。(回答者:不動産一括査定サービスを利用した35人)

その他のサービスも併せて比較したい場合はこちらの記事をご覧ください。

不動産仲介を利用する基礎知識

仲介を依頼する際に、わからないことは担当者に相談することができます。しかし、ある程度の知識を持っていればスムーズな取引が期待できるばかりでなく、担当者の言いなりになることを避けることにもつながるでしょう。 続いては、不動産仲介を利用する前に知っておきたい基礎知識について解説します。

不動産会社と結ぶ媒介契約

不動産仲介を利用する際は、仲介を依頼するための契約を結びます。この契約を媒介契約といい、3つの種類があるため把握しておきましょう。

特徴 一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数業者との契約 × ×
買主の自己発見取引 ×
契約期間 指定なし 3ヶ月以内 3ヶ月以内
レインズへの登録義務 なし 7日以内 5日以内
進捗報告の義務 なし 2週間に1回 1週間に1回

一般媒介契約は契約による制限が最も少なく、比較的自由に売却活動を行うことができます。価値があり、人気が高い物件に向いている契約です。専任・専属専任媒介契約は、決められた1社とのみ契約するため、より尽力的な仲介活動が期待できます。

売買成立で支払う仲介手数料の上限

不動産仲介を依頼した場合は、売買が成立した際に報酬として仲介手数料を支払う必要があります。金額は売買の成立金額によって異なり、一般的には高く売れるほど仲介手数料も高くなる仕組みです。

 
ただし仲介手数料は、上限内であれば不動産会社が独自に定めることができます。事前に費用を計算する場合は、以下の計算式で上限額を把握しておくとよいでしょう。

仲介手数料上限(概算)=売買金額×3%+6万円+消費税

仲介業者によっては、キャンペーンで仲介手数料の割引を行なっている場合もあります。費用面に不安があれば事前に相談しておきましょう。

不動産仲介で売却をする流れ

仲介による不動産売却の流れは以下のとおりです。
  1. 複数の仲介業者に査定を依頼する
  2. 査定結果や対応を比較して媒介契約を結ぶ
  3. 売り出し価格を決定して売却活動
  4. 内覧や交渉を経て売買契約を結ぶ
  5. 精算と引き渡しを行う
  6. 売却益を確定申告
一連の流れを捉えておくと、取引や準備が円滑に進みやすいため念頭に置いておきましょう。
 
基礎知識のおさらい
  • 不動産会社と結ぶ媒介契約 …一般、専任、専属専任の3種類の媒介契約がある。
  • 売買成立で支払う仲介手数料の上限 …仲介手数料の上限額は「売買金額×3%+6万円+消費税」で算出できる。
  • 不動産仲介で売却をする流れ …まずは複数の不動産会社に査定を依頼しよう。

不動産仲介で売却を成功させるコツ

続いて、不動産仲介による売却を失敗しないための3つのポイントを紹介します。

売り出し価格は上限と下限を決める

売り出し価格は、不動産会社ではなく売主自身に決定権があります。相場や査定価格、住宅ローンの残債などを踏まえて、売り出し価格の上限と下限を決めておくことをおすすめします。 特に住宅ローンの残債は重要です。売却時に残債を完済できるように価格を設定しておかなければ、売却することはできません。また、その後の生活や引っ越し費用などを考える必要もあります。価格交渉などをされても揺るがないように、最低価格を決めておくと安心です。 また、高く売りたいからといって高額で売り出してしまうと、内覧や購入を検討する人が現れず、売却に時間がかかる可能性があります。不動産会社と相談しながら、上限についても確認しておくとよいでしょう。

売却期間に余裕をもって買主探し

売却を急ぐと無理な値下げに応じてしまい、相場よりも安く売却することになりかねません。よって売却期間には余裕をもつことをおすすめします。 初めての不動産売却では「本当に売れるのか?」など、漠然とした不安を抱えることもあるでしょう。そんななかで価格交渉されてしまうと「売れるならいいか」と応じてしまいがちです。 しかし、後悔のない不動産売却を行うなら、なるべく希望どおりに購入してくれる買主が現れるのを待つことも大切です。長期的な売却活動を視野に入れて、ゆとりある買主探しを行いましょう。

合わなかった仲介業者は変更を検討

売却活動を進めるなかで合わないと感じたなら、仲介業者の変更も視野に入れましょう。 基本的には、媒介契約は3ヶ月の契約期間を設けています。期限を満了すればペナルティなしで契約を解除することが可能です。 また、契約期間内であっても、業者に問題がある場合には途中解約を行うことができます。「積極的な売却活動が見られない」「問い合わせに対する返信が遅すぎる」など、媒介契約とサービスの内容が異なる場合は、解約して別の業者を利用しましょう。

仲介で売却を成功させるコツのおさらい
  • 売り出し価格は上限と下限を決める …「これくらいならいいか」と売値を変更するのは危険!
  • 売却期間に余裕をもって買主探し …希望に添った買主が現れるのを待つことも大切。
  • 合わなかった仲介業者は変更を検討 …契約期間内でも、業者に不備がある場合は途中解約を検討しよう。

不動産仲介業者と契約する際の3つの注意点

最後に、仲介業者と契約する前に注意しておきたいことを3点解説します。

他の仲介業者の査定も受ける

不動産会社によって特徴や得意とするエリア・不動産種別は異なるため、査定結果にもばらつきが出ます。自分の不動産を高く評価してくれる業者を選ぶためには、複数の仲介業者で査定を受けるようにしましょう。

複数社に足を運ぶとなると大変に思えますが、ネットで複数社に一括で査定を依頼して、結果を比較できる不動産一括査定サイトを活用するとスムーズです。以下の記事で信頼できるおすすめの一括査定サービスを紹介していますので、参考にしてみてください。

査定結果は参考程度にとどめる

査定金額は、その価格で売却できる保証価格ではありません査定結果はあくまで参考価格であり、実際の成約価格から離れることもあるので注意しましょう。
 
査定結果は、不動産会社が持っている過去の取引データや周辺エリアの相場価格などで決定されます。不動産の状態や設備、リフォーム履歴などで価格が増減することもあります。
 
対する売却価格は、買主と売主の希望を擦り合わせて決定されるものです。不動産価格はニーズや情勢にも左右されるため、査定結果と大きく差がつく場合もあります。 売り出し価格の決定や売却費用の概算などの参考としては有用ですが、査定結果を鵜呑みにして行動することは避けましょう。

囲い込みのリスクを念頭に置いておく

仲介業者によっては、囲い込みを行なって利益を得ようとする業者もあります。囲い込みとは、不動産会社が売主・買主ともに自社で確保するために、他社への内覧応対や情報提供を意図的に行わない行為のことです。
 
囲い込みを行うと、不動産会社は売主だけでなく買主からも仲介手数料を得ることができます。利益を考えて他社の顧客からの内覧希望が断られてしまうと、その分買主獲得のチャンスを失うことになるでしょう。
 
ただし、自社の顧客から買主を探すこと自体は珍しいことではありません。顧客数が多い仲介業者は、そのほうがスムーズに買主を見つけられる場合もあります。 仲介手数料を安く設定している業者や、積極的な売却活動が見られない業者は、囲い込みを行なっている可能性があります。リスクを考慮して仲介業者を選びましょう。
 
媒介契約時の注意点のおさらい
  • 他の仲介業者の査定も受ける …不動産一括査定サービスなどを活用して複数者の査定額を比較しよう。
  • 査定結果は参考程度にとどめる …査定結果=成約価格ではない。
  • 囲い込みのリスクを念頭に置いておく …なかなか買主が見つからない、キャンペーンの多い業者は要注意!

まとめ

おすすめの仲介業者をランキング形式でご紹介しました。売却を成功させるためには、不動産仲介業者選びが重要です。初めての不動産売却には不安がつきものですが、信頼できる業者と契約することで安心感の高い売却を目指すことができます。

不動産一括査定サイトを利用するなどして、複数の不動産会社に査定を依頼することも大切です。本記事のランキングや仲介業者の選び方、注意点などを参考に、信用のおける不動産仲介業者を選びましょう。

※この記事は不動産のお悩み編集部が提供しています。

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※本ランキングは2022年4月クラウドワークスにて実施した利用者アンケートの満足度採点を参考にしています。(回答者:不動産一括査定サービスを利用した35人)