doda(デューダ)は広告での露出量も多く、知名度でいえば国内トップクラスの転職サービスです。
一方で「知名度は高いけど、使った人の評判はいいの?」「他の転職サービスやエージェントと何が違うの?」と、評判やサービスの実態が気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで、転職ナレッジ編集部では、dodaを実際に利用した人にアンケートを実施し、評判・口コミを調査しました。
本記事では、調査によってわかったdodaと他サービスとの違いから利用の注意点やコツまで詳しく解説しています。
ぜひご一読いただき、dodaが自分にあった転職サービスかどうかの判断材料にしてください。
Contents
dodaのリアルな口コミ・評判を見てみよう
さっそくdoda(デューダ)の口コミをみてみましょう。実際にdodaを利用したユーザーからのリアルな声ですので、ぜひ参考にしてください。
調査期間:2022年5〜9月
調査回答数:69件※doda利用者の口コミ合計数
dodaのよい口コミ・メリット
- 多くの求人を紹介してもらえる
- 保有求人がバラエティに富んでいる
- アドバイザーの質が高く対応が丁寧
求人が豊富で比較できた
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性3.webp” info=”40代/自動車メーカー/埼玉県” text=”勤務時間や給料の面でこちらの希望にあう案件が多くあり、慎重に比較検討しながら携わることができて良かったです。”]dodaを利用してよかった点として、求人数の多さ・幅広さを挙げたユーザーが多くみられました。
転職サービスを選ぶなら、取り扱う求人数の多さはぜひ比べてほしい重要なポイントです。取り扱う件数が多いほど、希望条件にあった求人に出会いやすくなります。また、エージェントに紹介される求人も多くなるため、比較しながら応募を検討できます。
経験が少なくても転職できた
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性9.webp” info=”20代/運送業/大阪府” text=”dodaを利用して良かった点は、「キャリアのあまりない自分でも転職しやすかった」ところです。dodaの取り扱っている求人案件の多くは、中小、零細企業なので、キャリアのあまりない自分でも転職活動しやすく、すぐに転職先を見つけることができました。”]取り扱う業種や職種が幅広く、大手から中小企業の求人までバラエティに富んでいることも評価されています。広範な情報から条件やスキルに適した求人を探すことができるため、思わぬ好条件の求人に出会えるかもしれません。
このようにdodaは、キャリアに自信がない人や未経験の業種・職種への転職を考えている人にもおすすめです。
担当者対応が丁寧
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/女性4.webp” info=”40代/広報/愛知県” text=”担当者の質が高く、質問への的確なアドバイスや、私が気になった会社を挙げた際、メリットだけでなくデメリットも含めて情報をくれたり、私が気づかなかった業界をすすめてくれるなど転職についての視野を広げてくれた。”]さらに、エージェントサービスで転職をサポートするキャリアアドバイザーに関するよい口コミも目立ちました。特に、「面談で親身になってもらえた」「レスポンスが早かった」「条件にあった仕事を紹介してもらえた」など、丁寧な対応を評価する声が多いようです。
dodaでは、プロのキャリアアドバイザーによるきめ細やかなサポートが受けられます。アドバイザーは流動の激しい転職市場に精通しており、業界・職種に特化したスタッフも多く在籍しています。面接対策やキャリア相談など、アドバイザーが総合的に支援してくれるので安心です。
dodaの悪い口コミ・デメリット
- サポート期間が短く物足りない
- 連絡がしつこく感じられた
- 参加したいイベントやセミナーがない
サポート期間が3ヶ月だけ
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性6.webp” info=”40代/生活支援員/愛知県” text=”自分自身としては専門職にあまり詳しくないコンサルタントがたまにいたり、3か月のサポート制限がある点に関しては改善をしてほしいです。”]悪い口コミでは、「サポート期間が短い」「満足するアドバイスが得られなかった」といった意見がみられました。人によってはdodaのサービスに物足りなさを感じることもあるようです。
しかし、どういったサービスに満足するかは利用者によって異なります。dodaのサポート期間が足りないと感じる人もいる一方で、「短期間で集中して転職に取り組めてよい」と感じる人もいるでしょう。dodaが自身にあったサービスかどうか見極めてから利用することも大切です。
メールが多いと感じた
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性6.webp” info=”30代/岡山県” text=”担当の直接の対応自体は良いのですが、余計と思われるメールを送ってくる頻度が多く、そこは改善してほしいと思いました。”]なかには、dodaからのメールや電話連絡がしつこく感じられることもあるようです。連絡が迅速である一方で、忙しい転職者には頻度の高さが過度に感じられるのかもしれません。
必要のないメールは配信を停止することもできます。また、エージェントからの連絡がしつこい場合には、担当者に相談してみるとよいでしょう。
参加したいイベントがない
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/女性9.webp” info=”30代/専業主婦/埼玉県” text=”異業種に挑戦しようと思うと事前セミナーがある方が物事を把握しやすいので、もう少しセミナーなどを増やしてくれたら仕事の幅も広がるかもと思った。”]dodaに対する意見として、開催されている転職イベント・セミナーのさらなる充実を希望する声もありました。キャリアチェンジに挑戦したい場合など、視野を広げるには既存のものでは物足りなく感じられるケースもあるようです。
dodaでは、オンラインや対面で参加できる転職イベントや転職セミナーを多く実施しています。キャリア相談・転職ノウハウセミナー・転職フェアなど、全国でさまざまな転職支援を受けられます。
「dodaイベント情報(転職イベント・転職セミナー)」を参照して、参加したいイベントやセミナーがないか確認してみてください。
【まとめ】dodaの口コミからわかったこと
dodaの口コミを分析すると、「担当者が親身になって対応してくれた」「アドバイスが的確で役に立った」など、エージェントの質やサポート内容を評価する声が多くみられました。
また、「求人の量が多くて選択肢が広がった」「条件を絞ったがマッチする案件を何社も紹介してくれた」というように、業界トップクラスの求人数の多さを魅力に感じた人も多かったです。
しかし一方で、サポート期限の短さや担当者からの連絡頻度、開催されるイベントなどに対する不満の声もみられました。
dodaは、求人数の多さと業種の豊富さやキャリアアドバイザーの高いサポート力が特に魅力的です。転職先に求める希望条件が多い人は、dodaの豊富で幅広い求人情報から希望にあった求人を見つけられます。
また、キャリアアドバイザーの質が高いため、初めて転職する人や未経験の分野に挑戦したい人にもおすすめです。
dodaの特徴
※画像引用元:doda公式ホームページ
対応エリア | 全国 |
求人数(2023年[update_month]月時点) | 189,949件 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
対応職種 | 営業、企画・管理、事務、販売・サービス、コンサルタント・士業、公務員、SE、機械・電気、建築・土木・不動産など |
dodaは国内トップクラスの求人数を誇る転職サービスです。テレビコマーシャルを放映するなど知名度も高く、多くの転職希望者に利用されています。
利用できるサービスの選択肢が多いことも特徴的です。転職をプロがサポートしてくれる転職エージェント以外にも、求人検索サイトやスカウトのサービスを併用できます。
- 転職に求める希望条件が多い人
- 初めての転職や未経験職種への転職を希望している人
- 使いたい転職サービスが複数ある人
dodaと他のサービスの違いは?選ばれる理由
ここでは、dodaと他のサービスを比較してわかった特徴や選ばれる理由について詳しく解説します。
サービス名 | doda |
リクルートエージェント |
マイナビエージェント |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
求人数(2023年[update_month]月時点) | 公開:189,949件 | 公開:[recruit_agent_open]件 非公開:[recruit_agent_close]件 |
公開:[mynavi_agent_open]件 非公開:[mynavi_agent_close]件 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社リクルート | 株式会社マイナビ |
対応職種 | 営業、企画・管理、事務、販売・サービス、コンサルタント・士業、公務員、SE、機械・電気、建築・土木・不動産など | 営業・販売、経営・企画、マーケティング、事務系、ITエンジニア、電気・機械・科学エンジニア、医療・医薬品、コンサルタント、建築・土木技術など | SE、機械・電気・電子等、営業職、医療系専門職、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、経営・企画・管理・事務、販売・サービスなど |
利用できるサービス | ・転職サイト ・転職エージェント ・スカウト(※1) |
・転職エージェント | ・転職エージェント ・スカウト(※2) |
判断・診断ツール | ・年収査定 ・キャリアタイプ診断 ・「自己PR」発掘診断 ・人気企業300社の合格診断 など |
ー | ・適職診断 ・社会人力診断 |
特徴 | ・業界トップクラスの求人数 ・企業からスカウトがくる |
・非公開求人が豊富 ・サイトやアプリが使いやすい |
・書類添削などサポートが充実 ・求人の質が高い |
公式サイト |
※1:企業・エージェントからのスカウト
※2:エージェントからのスカウト
違い①:豊富な職種と求人数
他の転職サービスと大きく異なる点は、やはり求人数の豊富さでしょう。dodaの求人数はおおよそ16万件以上。国内転職サービスのなかでは、リクルートエージェントに続く業界第2位の求人数です(2022年11月時点)。
また、dodaだけが保有している独占求人も豊富に取りそろえており、dodaでしか出会えない求人も少なくありません。毎週月曜日と木曜日には新着求人を更新しており、常に新しい情報を得ることができます。
さらに、広範な職種に対応している点も特長です。営業職や事務、コンサルタントから医療系、技術職、公務員まで、多くの職種の求人情報を扱っています。他サイトでは紹介件数が少なかった職種でも、dodaなら希望にあった求人を見つけられるかもしれません。
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性3.webp” info=”編集部” text=”また、dodaでは国内勤務の求人に加え、海外勤務の求人も紹介しています。「海外で働いてみたい」「国内での勤務に限定せず、チャレンジしたい」という人にもおすすめです。”]違い②:4つの転職サービスから選べる
dodaでは、転職サイトdoda・dodaエージェントサービス・スカウトサービス・パートナーエージェントの4つの転職サービスが利用できます。
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性3.webp” info=”編集部” text=”主な転職サービスには、求人情報が検索できる転職サイト・プロによる求人紹介が受けられる転職エージェント・企業やエージェントからアプローチを受けるスカウトの3つがあります。”]通常、これらの転職サービスは種類ごとに分けられて運営されている場合が多いです。リクルートエージェントとリクナビNEXTなど、グループサイトとして複数のサービスを運営する企業もあります。しかし、各サービスが独立していることが多いです。
一方dodaは、それぞれのサービスが連携し、1つのサイトで完結するため便利です。同時に複数のサービスを併用することもできます。例えば、エージェントサービスを利用しながら、企業からのスカウトを待つことも可能です。
dodaで利用できるサービスとおすすめの人
- 転職サイト…自分のペースで求人検索したい人
- 転職エージェント…プロに相談したい・サポートを受けたい人
- スカウト…企業からのアプローチを待ちたい人
- パートナーエージェント…匿名でエージェントを利用したい人
3つの転職サービスが利用できることで、自分にあった転職活動がしやすくなります。また、それぞれを併用することで、効率的な転職を目指すこともできます。
自分のペースで求人を探したい人は転職サイト、プロに相談しながら求人を見つけたい人は転職エージェントなど、目的にあわせて使い分けることもおすすめです。
また、スカウトサービスでは企業側から、パートナーエージェントでは国内600社以上(2022年11月時点)の転職エージェントからスカウトを受けることもできます。転職活動に充てる時間がない人や、条件があえば転職を考えている人におすすめです。
dodaで利用できる転職サービスと、大手転職エージェントで利用できるサービスを比較して表にまとめました。参考にしてください。
利用できるサービス | |
doda | ・転職サイト…求人検索・転職サイトdoda(デューダ) ・転職エージェント…dodaエージェントサービス ・企業スカウト…dodaスカウトサービス ・エージェントスカウト…パートナーエージェント |
---|---|
マイナビエージェント | ・転職エージェント ・エージェントスカウト |
リクルートエージェント | ・転職エージェント |
違い③:診断・分析ツールが豊富
dodaは他の転職サービスに比べ、診断・分析ツールが多く用意されており、自身を客観視するのに役立ちます。
- 年収査定
- キャリアタイプ診断
- 「自己PR」発掘診断
- 人気企業300社の合格診断
- 転職タイプ診断
- はたらく女性のためのモヤモヤ解消診断
- オンライン仕事力診断
転職の成功には自己分析が欠かせません。自分を見つめ直し、希望条件や転職の目的を明確にすることで、転職後のミスマッチを防ぐことにつながります。そこで、自身を客観視できるdodaの診断・分析ツールの利用がおすすめです。
なかでもおすすめは「キャリアタイプ診断」です。自身の強み・弱み、適した働き方や企業風土など、多角的に診断してくれます。
また、転職に迷っている人は「転職タイプ診断」を試してみましょう。現在の仕事の満足度を診断してくれるおすすめの診断・分析ツールです。
dodaを利用する前に押さえておくべき注意点
続いて、dodaの利用に際して気をつけておきたいポイントを解説します。相性の悪い転職サービスでは、転職成功の確率が下がる可能性があるため、利用前に自分にあったサイトかどうか見極めておきましょう。
電話やメールへの対応に追われるケースがある
dodaを利用することで、担当者からの電話対応やメールの整理に手間がかかる可能性があります。自分に必要のない情報が高頻度で送られ、大切なメールが埋もれてしまうという意見も見られました。
特にエージェントサービスは、担当キャリアアドバイザーと情報を共有する必要があるため、どうしても連絡頻度は高くなりやすいです。
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性3.webp” info=”編集部” text=”連絡してほしくない時間帯や曜日がある場合は、担当者に申し出るとよいでしょう。電話を避け、メールやLINEの連絡に変えてもらうこともできます。もしくは、スカウトサービスや転職サイトなど、自分のペースにあわせやすいサービスを選ぶこともおすすめです。”]また、dodaからの配信メールは会員ページから必要なものを選ぶこともできます。必要のないメールマガジンやお知らせメールの配信を停止することで、dodaのサービスを快適に利用できるでしょう。
メールの配信停止の方法は?
dodaから届く配信メール・お知らせメールは、次の手順で停止できます。パソコンとスマートフォンとで配信手順が異なるので、自分の操作しやすい方法を試してください。
【パソコンから配信停止する場合】
- 会員専用ページへログイン
- 「登録情報設定」ページを開く
- 「メール配信設定」をクリック
- 停止したいメールの「利用停止」ボタンをクリック
【スマートフォンから配信停止する場合】
- 会員専用ページへログイン
- 右下「メニュー」をタップ
- 「登録情報設定」をタップ
- 「メール配信設定」をタップ
- 停止したいメールの「配信中」ボタンをタップ
不要なメールを配信停止すると、必要なメールに目がいきやすくなります。dodaに登録したあと、どのようなメールが来る設定になっているか確認してみるとよいでしょう。
希望どおりの求人を紹介されるとは限らない
[fukidashi title=”” src=”https://workport.co.jp/tenshoku-knowledge/wp-content/uploads/2022/09/男性6.webp” info=”30代/営業職/東京都” text=”たくさん紹介してくれたが、もう少し厳選して質を上げてもらえたら嬉しい。”]dodaでは豊富な求人情報を得ることができます。しかし、上記のように「求人を厳選してほしい」という声もあり、必ずしも自分の希望にぴったりの求人のみを紹介してもらえるわけではありません。
例えばエージェントサービスでは、プロのキャリアアドバイザーが転職希望者を客観的に分析し、本人の希望条件とあわせて適切な求人情報を紹介します。スキルや経歴などを総合的に判断してマッチする求人を見極めるため、希望と異なる求人を紹介される可能性もあるでしょう。
dodaに限らず他の転職エージェントでも起こりうることですが、自分の可能性や選択肢を広げるための求人紹介もあるとポジティブに捉えることが大切です。
また、転職サイトやスカウトサービスでも、希望条件にあわない求人情報がメールで届くことがあります。dodaは希望にあわないオファーが届くことについて、次のように述べています。
※引用元:doda「オファーの求人が希望や職歴に合いません」
dodaから届く豊富な求人情報のなかには、条件外の案件が含まれる場合もあると想定しておきましょう。
カウンセリングの案内が来ない可能性がある
dodaのエージェントサービスでは、登録後キャリアアドバイザーによるカウンセリングを受けることができます。転職理由や希望条件を明確にしたり、これからのキャリアプランなどについてプロに相談したりできるため、ぜひ利用したいサービスです。
しかし、希望条件が細かすぎる場合や、スキル・経歴によっては紹介できる求人が少なく、キャリアカウンセリングがすぐに受けられない可能性もあります。案内が受けられないケースについて、dodaは次のように述べています。
※引用元:doda「キャリアカウンセリングについてはいつ頃、どんな連絡がきますか?」
通常、登録してから1~2週間ほどでキャリアカウンセリングの案内がメールまたは電話、SMSで届きます。カウンセリングをすぐに受けられない場合でも連絡がくるので、もしも一切連絡がない場合には問い合わせることをおすすめします。
dodaを最大限活用するための3つのコツ
dodaは求人数や職種が豊富で、転職サイト・エージェント・スカウトの3つの機能がある便利なサービスです。続いて、そんなdodaのメリットを最大限に活用するコツを解説していきます。
あわない担当者は変更してもらう
どんなに求人数が豊富で便利な機能がそろっていても、担当者と相性があわなければ転職活動はスムーズに進みません。
担当者があわない場合は、なるべく早く変更してもらいましょう。 担当者を変更しても、転職活動が不利になることはありません。
dodaでは担当キャリアアドバイザー変更の申し込みの専用フォームがあるので、直接申し出ることに抵抗がある人でも安心です。フォームに入力することで簡単に申し込みできるので覚えておきましょう。
推薦文は自分でも確認する
推薦文とは、応募書類と一緒に企業へ送られる重要な書類で、応募者の強みや人柄、転職理由などが記載されます。転職エージェントを利用した場合、担当のキャリアアドバイザーが記載することが一般的です。
推薦文は書類選考の合否にも関わる重要な書類です。しかし、担当者との認識の違いなどによって、転職希望者のアピールポイントが正確に記載されない場合もあります。企業へ送る前に一度確認させてもらうようにしましょう。
確認する際は「面接時に推薦文との内容に相違があると困るので確認したい」と伝えるとスムーズです。追加したい要素や削除してほしい文があればキャリアアドバイザーと相談して、よりよい推薦文を作成してもらいましょう。
複数の転職サービスを併用する
転職サービスによって得意な業種やエリアは異なるため、1社ではなく複数のサービスを活用しましょう。複数のサービスを利用すれば、閲覧できる求人が増えて選択肢が広がります。
また、複数の転職のプロからアドバイスを受けられるため、転職やキャリアに関する視野が広がることもメリットでしょう。
ただし、むやみに登録して管理しきれなくなっては意味がないので、3〜4社を目安に登録するのがおすすめです。
- リクルートエージェント
- ビズリーチ
- パソナキャリア
リクルートエージェントはdodaと同様、転職サービスのなかでも最大級の求人数を誇る転職サービスです。1977年からサービスを開始している老舗で、より多くの求人から転職先を探したい人は、dodaとあわせての利用がおすすめです。
ビズリーチはスカウト型の転職サービスで、職務経歴やスキルを登録し、興味を持った企業からアプローチが受けられます。年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めるので、転職で年収アップを狙う人はdodaと併用するとよいでしょう。
パソナキャリアはハイクラス向けのエージェントサービスで、年収800万円以上の求人が約半数を占めています。また求人の質の高さだけでなく、担当者の手厚く親身なサポートも魅力です。
dodaを利用する流れ
dodaは転職サイト・転職エージェント・スカウトの3つのサービスがありますが、ここではdodaの転職エージェントを利用した際の内定までの流れを紹介します。
dodaのエージェントサービスを利用した際の流れは次のとおりです。
- 会員登録し面談日を調整する
- 担当者と面談する
- 求人を紹介してもらい応募する
- 面接を受ける
- 内定をもらい入社する
ステップごとに詳しく見ていきましょう。
1.会員登録し面談日を調整する
はじめにdodaの公式サイトへアクセスし、会員登録をおこないます。メールアドレスを入力すると個人情報登録ページへ移動するので、生年月日・性別・住所・電話番号などの情報を記入していきます。
その後、職務経歴書やWeb履歴書を記入します。なお、どちらも登録後に内容を変更できるので、その場でわかる範囲で入力すれば構いません。
会員登録後は、dodaからのメールまたは電話で面談日の日程を調整します。登録から約2週間以内に担当者と面談できます。面談が開始可能な時間帯は平日なら9時~20時30分、土曜日なら10時~18時30分です。
2.担当者と面談する
基本的に面談は、オンラインや電話を中心におこなわれます。オンラインの場合は、事前にメールで送られるURLにログインすればやり取りでき、手間のかかる準備などは必要ありません。また、企業との面接ではないので普段着でリラックスしてのぞみましょう。
担当者とのキャリアカウンセリングでは次のようなことを話します。
- なぜ転職を考えたか
- 転職するべきかどうか
- 転職先へ希望する条件
- 転職したい時期
- 職務経歴・現在の仕事内容
面談をスムーズに進めるためにも、面談前に職務経歴書とWeb履歴書、事前アンケートはしっかりと埋めておきましょう。また、質問したいことは事前にまとめておくと安心です。今後の予定も決めていくので、スケジュール帳も用意しておくとよいでしょう。
なお、面談後の日程調整やちょっとした相談など、担当者と連絡する際は電話やメールの他にLINEでもやり取りできます。
3.求人を紹介してもらい応募する
面談が終了したあとに、面談内容を踏まえて担当者が求人を紹介してくれます。紹介は電話やメール、会員専用ページ、アプリでおこなわれます。
紹介された求人は必ず応募しなければならないわけではありません。希望する求人があった場合のみ応募しましょう。
dodaは転職サイトも利用できるため、エージェントの求人紹介を待ちながら自身でも求人を探せます。ただし転職サイトの場合は、面接日時の調整や面接対策などのサポートが付かないため、自身で連絡を取ったり情報を集めたりする必要があります。
また、転職サイトで応募したい企業を見つけた場合には、応募する前に担当者に相談したほうが応募が重複するといった心配がなく、安心でしょう。
4.面接を受ける
dodaのエージェントから応募した場合は、担当者が面接の日程調整をおこなってくれます。企業と連絡を取る必要がなく、忙しい人にも安心です。応募に必要な書類の添削も任せられます。
また面接前には、自分の強みをアピールする方法などのアドバイスをもらいましょう。希望すれば模擬面接を実施してくれる場合もあります。
企業との面接は緊張するものですが、しっかり対策しておけば急な質問にも落ち着いて対応できます。不安に思う人はエージェントに相談してみましょう。
[fukidashi title=”” src=”http://workport-tenshoku-knowledge.osr2.net/wp-content/uploads/2022/09/男性3.webp” info=”編集部” text=”dodaでは、オンラインで受講できる面接対策セミナーも開催しています。予定があえば参加してみてもよいでしょう。”]面接当日は書類の忘れ物がないか、服装に乱れがないかなどを再確認して出発しましょう。面接後は担当者と連絡を取り合い、面接時の懸念点などを伝えておくと、応募企業へフォローを入れてもらえます。
5.内定をもらい入社する
内定が出たら、担当者が年収交渉や入社日の日程調整をおこないます。転職後に聞きづらいことや、疑問に思うことがあれば担当者を通じて聞いておきましょう。
内定が出るまでは、求人紹介→応募→面接を繰り返します。dodaのエージェントサービスの期間は原則3ヶ月ですが、転職活動の状況によっては延長もできるので安心してください。
また、退職手続きに関しても担当者からアドバイスをもらえるので、退職に関して不安がある場合は相談するとよいでしょう。
【Q&A】dodaの気になる疑問に回答
最後に、dodaに関する疑問をQ&A形式で回答します。
dodaに利用を断られることはある?
基本的にdodaに利用を断られることはありません。ただし次のような場合は、求人情報を紹介してもらえない可能性があります。
- 職務経歴がない
- 転職回数が多すぎる
- 希望条件が経歴に見合っていない
求人紹介をしてもらえないのは、上記のように紹介できる求人が少ない場合です。dodaでは数多くの案件を取り扱うことで幅広い転職希望者に対応していますが、条件によっては紹介が難しいこともあります。
なかなか求人を紹介してもらえない場合は、希望条件を見直したり他の転職サービスも併用したりしましょう。
dodaには専用アプリがある?
dodaにはスマートフォン用の専用アプリがあります。アプリはApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードが可能です。
アプリでは求人情報を探せるほか、担当者からの求人紹介や企業からのスカウトも受け取れます。また、企業からのスカウトや新着求人、企業応募後の選考状況をプッシュ通知にて知らせてくれるので、大事な情報を見逃さずにすみます。
さらに、エージェントサービスを利用する場合、キャリアアドバイザーからの求人紹介もアプリで閲覧できるため便利です。
詳しくは、「dodaスマートフォン向けアプリ|転職ならdoda(デューダ)」を参照してください。
dodaの退会方法は?
dodaの退会方法は次のとおりです。
【パソコンから退会する場合】
- 会員専用ページへログイン
- 「登録情報設定」ページを開く
- 「退会申請」をクリック
- 「退会する」をクリックし完了
【スマートフォンから退会する場合】
- 会員専用ページにログイン
- 右下「メニュー」をタップ
- 「登録情報設定」をタップ
- 「doda会員登録 退会手続き」をタップ
- 「dodaを退会する」をタップして完了
退会手続きが受け付けられると、入力情報や提出書類は削除・廃棄されます。なお、dodaのアプリをアンインストールしただけでは、退会したことにはならないので注意してください。
会員専用ページのログインパスワードを忘れてしまった場合は、「パスワード再設定」フォームにて再設定しなおしてから、上記の退会手続きをおこなってください。
dodaは再登録が可能?
dodaの再登録は可能です。再登録は、通常の会員登録と同様の手順で申し込みをおこないます。ただし職務経歴や希望条件など、以前登録していたユーザー情報は削除されるため、再度入力・登録し直す必要があります。
「一度転職活動を休憩したい」など、一時的に利用を控えたい場合はサービス停止がおすすめです。サービス停止は、会員専用ページの登録情報設定からおこなえます。
サービスを停止しているだけの場合は、dodaのサイトから「再開する」ボタンをクリックすれば、すぐにサービスを再開できます。登録情報も保存されたまま再開できるので便利です。
dodaは登録だけしたい人も利用できる?
dodaは、「登録してみて様子を見たい」「今すぐの転職は考えていない」など、登録だけしたい場合にも利用できます。
dodaが提供するすべての転職サービスは最後まで無料で利用可能です。登録だけしてみて、自分にあったサービスか判断してから本格的に活用してもよいでしょう。
エージェントサービスでは、転職時期が1年以上先であっても利用できるとされています。キャリアカウンセリングでは、転職を強要されることはありません。プロによる客観的な視点から、いまは転職する時期ではないと判断されることもあります。
dodaにユーザー登録だけして、診断・分析ツールやキャリアカウンセリングで転職を見極めるのもよいでしょう。
まとめ
dodaは業界最大級の求人数を保有している転職サービスです。キャリアアドバイザーの質の高さや保有求人の豊富さから、多くのユーザーに支持されています。
dodaでは転職サイト・転職エージェント・スカウト・パートナーエージェントの4つのサービスを併用できます。さまざまなサービスを自分の目的にあわせて選ぶことができ、快適に転職活動を進められる点は他の転職エージェントと異なるポイントです。
また、転職に際した自己分析に役立つ診断・分析ツールが豊富に用意されています。こちらも他の転職エージェントにはない特徴です。「転職するべきか悩んでいる」「どんな仕事が向いているかわからない」など、キャリアに対する悩みを抱えている人にもおすすめです。
本記事で紹介したdodaのメリットを活用し、実のある転職活動にしましょう。