インターネットだけでなく、プリンターやゲーム機の利用時にも欠かせないWi-Fiルーター。設置場所や部屋の間取りによって通信速度が変化しないように、自分にあったWi-Fiルーターを選ぶことが重要です。
最近では、テレワークにより自宅でネットを使用する機会が増えたため通信速度が不安定で仕事がやりにくいと感じたり、繋がりにくい場所があり不便と悩んだりしている方も少なくないはず。
そこでこの記事では、いつでも、家のどこにいても安定した速度でWi-Fiを使えるWi-Fiルーターの選び方と編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。さらに、Wi-Fiルーターは設置場所でも速度が変わってしまうので、注意点についても詳しく解説します。
自宅のWi-Fiに悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして快適なインターネット環境を整えましょう。
- 対応通信規格や付加機能などのスペック、利用環境からWi-Fiルーターを選ぶのがポイント
- Wi-Fiルーターは部屋の中心部の高さのある場所に設置するのが理想的
- 5年以上前の古いルーターは、買い換えた方がよい
Contents
1.Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターには高スペックな商品から廉価品までさまざまな種類があります。まずは、Wi-Fiルーターの選び方を3つ紹介します。
1-1.通信速度の速さで選ぶ
ルーターを選ぶ際に、対応通信規格を比較しましょう。通信規格が異なると、最大通信速度や電波の飛距離が変わります。特に速さにこだわりたい方は、対応通信規格を確認してください。
現在の最新規格はWi-Fi6と呼ばれる「11ax」です。最大通信速度は9.6Gbps(理論値)となっており、通信速度が大幅にアップしました。そのため動画や映画もスムーズに視聴できます。
ただ、Wi-Fi6はまだ新しいため高価格傾向にあります。そのため安価な商品の中から選びたい方には、従来のWi-Fi5と呼ばれる「11ac」も最大通信速度6.9Gbpsと十分な速さが期待できるのでおすすめです。
1-2.利用環境で選ぶ
Wi-Fiルーターを使用するとき、同時に使用する機器数や家の間取りによって速度が遅くなり通信が不安定になることがあります。そのため、同時接続が可能な台数や間取りで選ぶのもポイントです。
一人暮らしでもパソコンとスマホ、プリンター、ゲーム機など複数の機器をWi-Fiにつなぐ方もいます。パッケージ記載の利用人数だけでなく、同時に接続できる機器数を確認しましょう。一方間取りは、壁の厚さや部屋の広さなどにも影響されます。あくまでも一つの目安で、チェックするとよいです。
また同時接続可能数も間取りも、記載されているものより少し余裕のある商品を選ぶと安心です。
1-3.付加機能の有無で選ぶ
ルーターには、電波が届く範囲や通信性能を向上させる機能が搭載された商品が多数あります。どんな機能か知ることで、自分に適した商品を選びやすくなります。
従来、ルーターから出る電波は全方位に送信されます。しかしビームフォーミング機能では、端末の位置を判別し集中的に電波を送信するので通信性能が向上します。この機能を使って、同時に複数台と通信できるのがMU-MIMO機能です。通常1台ずつと通信するため速度が低下していましたが、これにより速度を落とさずに通信が可能になりました。
メッシュWi-Fiは、Wi-Fiを網の目のように張り巡らすことでより広範囲に電波を送信する機能です。自分の使用環境に合った商品を選びましょう。
2.おすすめのWi-Fiルーター10選!
選び方を踏まえて、編集部が厳選したおすすめWi-Fiルーター10選を紹介します。商品ごとの特徴を説明しているので、自分にぴったりなWi-Fiルーターを見つけましょう。
2-1.Wi-Fi6対応のWi-Fiルーター
まずは最大通信速度が速い、最新規格Wi-Fi6対応のWi-Fiルーターを4つ紹介します。
2-1-1.WSR-5400AX6-MB
WSR-5400AX6-MBの特徴
- 最新規格Wi-Fi6対応
- IPv6対応でネットが快適
- バンドステアリングLite機能搭載
対応エリア | 日本全国 ※通信回線による |
端末料金 | 15,800円(税込)※Amazon価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大4,803Mbps 上り:調査中 |
WSR-5400AX6-MBはバッファローのWi-Fiルーターで、Wi-Fi6に対応した商品です。最新通信規格に対応しているので、最大通信速度は4,803Mbpsと他商品と比べても高速。動画再生など大きなデータコンテンツも楽しめます。
さらに新しい通信プロトコルIPv6にも対応しているので、混雑せずネットがより快適に利用可能です。
バンドステアリングLite機能では、子機との電波強度を判断して自動で周波数帯を変更します。周波数によって飛距離や干渉度が異なるので、より快適な通信を期待できます。
- 通信速度を重視する方におすすめです。Wi-Fi6やIPv6に対応しているので、安定した高速通信が期待できます。
男性/40代/会社員/富山県
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男性/60代以上/自由業/千葉県
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2-1-2.WXR-5950AX12
WXR-5950AX12の特徴
- Wi-Fi6対応のフラッグシップモデル
- 10Gのインターネットポート搭載
- 8本のアンテナを内蔵し、広範囲に届く
対応エリア | 日本全国 ※通信回線による |
端末料金 | 56,632円(税込)※Amazon価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大4,803Mbps 上り:調査中 |
WXR-5950AX12は、バッファローが提供するWi-Fi6対応のフラッグシップモデルです。Wi-Fi6に対応しているだけでなく、ルーターとWi-Fi6対応端末との相互接続性も保証されているので、安心して使用できます。
10Gのインターネットポート・有線LANポートを搭載し、高速性能を最大限に活用したインターネット環境を構築可能。4Kや8Kのネット配信なども快適に視聴できます。
Wi-Fiルーターのアンテナは、1本の中に2本のアンテナが内蔵されており、合計8本のアンテナがあります。アンテナ数が多いので広範囲で快適な通信が可能になり、狙った方向に電波を強めることもできます。
- 高性能なWi-Fiルーターが欲しい方におすすめです。大手メーカーのフラッグシップモデルなので、高速通信が実現します。
女性/30代/専業主婦(夫)/山口県
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男性/30代/会社員/和歌山県
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2-1-3.WSR-3200AX4S-BK
WSR-3200AX4S-BKの特徴
- Wi-Fi6対応のスタンダードモデル
- Wi-Fiが広範囲に届く
- ネット脅威ブロッカーが1年間無料で利用可能
対応エリア | 日本全国※通信回線による |
端末料金 | 13,200円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大2,401Mbps 上り:調査中 |
WSR-3200AX4S-BKはバッファローのWi-Fi6対応のスタンダードモデル。前述のWXR-5950AX12と比較すると最大通信速度は落ちるものの、高速通信が可能でより低価格な商品です。フラッグシップモデルほどの性能は必要ない方におすすめです。
ハイパワーアンテナを内蔵しているので、家の広範囲にWi-Fiが届きます。推奨利用環境は戸建ては3階、マンションは4LDKです。
またセキュリティ面では、ネット脅威ブロッカーが1年間無料で使用可能。利用すると、個人情報流出やフィッシング詐欺などの被害を防げるほかに、キッズタイマーで子供のネット利用時間を制限できます。
- なるべく安くWi-Fi6に対応したモデルが欲しい方におすすめ。従来のWi-Fi5対応モデルと比較しても通信速度は約1.4倍なのでより快適に使用できます。
女性/20代/会社員/愛媛県
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女性/40代/専業主婦(夫)/埼玉県
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2-1-4.Aterm WX6000HP
Aterm WX6000HPの特徴
- 8ストリームのWi-Fi6対応モデル
- 端末ごとに通信の優先順位を設定可能
- 10Gbps回線対応なので、動画やゲームも快適
対応エリア | 日本全国※通信回線による |
端末料金 | 31,040円(税込)※Amazon価格 |
データ容量 | 無制限※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大4,804Mbps 上り:調査中 |
Aterm WX6000HPは、8ストリームでWi-Fi6に対応したNECのWi-Fiルーター。ストリームとは通信経路のことをいい、ストリーム数が多いほど通信速度が落ちにくくなります。8ストリームは数が多く、安定かつ高速な通信が可能。
この商品はQoS機能を実装しており、通信の優先順位を端末ごとに設定できます。たとえばゲーム機の通信を優先させスマホは優先度を低くすることで、ゲームをしているときは他の機器に影響されず安定した通信を保てます。10Gbps回線にも対応しているので、映像配信やゲームなどを楽しむにも快適です。
- ゲームやストリーミングなどのために、安定した通信品質を担保したい方におすすめです。優先順位を設定できるQoSで、読み込み遅延などのストレスを軽減できます。
男性/20代/自営業/大阪府
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男性/50代/会社役員/京都府
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2-2.同時接続台数が多いWi-Fiルーター
次に、同時接続台数が多く家族で利用する方におすすめなWi-Fiルーターを3つ紹介します。
2-2-1.TP-Link Deco X20
TP-Link Deco X20の特徴
- メッシュWi-Fiで広範囲で高速通信ができる
- 接続可能台数は150台
- スマホアプリで簡単に設定ができる
対応エリア | 日本全国※通信回線による |
端末料金 | 11,800円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大1,201Mbps 上り:調査中 |
TP-Link Deco X20は、ネットワーク製品メーカーTP-Linkが販売する高速通信が可能なWi-Fiルーター。Wi-Fi6に対応しているだけでなくメッシュWi-Fiを組み合わせることで、広範囲で高速通信ができます。もし届かない場所があれば、商品を追加するとさらにカバー範囲を拡張可能。
特徴は接続可能数が150台もあること。複数台と接続しても、パフォーマンスを落とさず快適にネットを利用できます。ルーターの初期設定は、スマホにアプリをダウンロードして画面表示に従って設定をするだけ。どなたでも簡単に設定できるので、初心者でも安心です。
- 接続機器が多くスピードも重視したい方におすすめです。メーカー検証結果では、150台以上接続してもパフォーマンスを維持しており、通信安定性があります。
女性/30代/会社員/神奈川県
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男性/20代/自営業/大阪府
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2-2-2.Aterm WG2600HP4 PA-WG2600HP4
Aterm WG2600HP4 PA-WG2600HP4の特徴
- メッシュ中継機能で電波の飛距離が拡大
- 11acと4ストリーム対応で、通信速度が速い
- 最新のセキュリティ規格WPA3に対応
対応エリア | 日本全国 ※通信回線による |
端末料金 | 9,980円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大1,733Mbps 上り:調査中 |
NECのWi-Fiルーター Aterm WG2600HP4 PA-WG2600HP4は、メッシュ中継機能を搭載しているのが特徴です。この機能によって電波の飛距離が拡大するため、今まで電波が届きにくかった場所や電波が弱かった場所もカバーできます。最大9台のメッシュ中継機と、最大18台の端末を接続可能です。
この商品はWi-Fi5「11ac」に対応しており、最大通信速度は1,733Mbpsで快適にネットを使えます。また4ストリームなので、高速かつ安定した通信が期待できます。最新のセキュリティ規格WPA3に対応しているので、セキュリティが不安な方にもおすすめです。
- セキュリティを重視している方におすすめです。最新セキュリティ規格WPA3に対応しており、安全性が高いです。ただし受信端末も規格に対応している必要があります。
女性/30代/会社員/神奈川県
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女性/40代/会社員/群馬県
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2-2-3.Aterm WX3000HP
Aterm WX3000HPの特徴
- Wi-Fi6対応、デュアルコアCPU搭載で高速通信が可能
- 36台まで同時接続可能
- TWT技術で端末のバッテリー消費を抑えられる
対応エリア | 日本全国※通信回線による |
端末料金 | 9,980円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大2,402Mbps 上り:調査中 |
Aterm WX3000HPはNECの販売するWi-Fi6に対応したWi-Fiルーター。この商品では最大2,402Mbpsの通信が可能です。2つのコアを持つデュアルコアCPUを搭載しているので、5GHz帯と2.4GHz帯の電波を同時に利用してもスピーディに処理ができます。
Wi-Fi6の技術「OFDMA」により、複数台と同時接続をしても安定した通信が可能。また同時接続可能数は36台と多いので、接続機器が多い方でも安心して快適に利用できます。
「TWT」もWi-Fi6で新たに登場した技術で、通信していない間はスリープ状態になる省エネ機能です。これにより端末のバッテリー消費を抑制できます。
- Wi-Fiにつなげる機器が多い方におすすめです。同時接続可能数が多いだけでなく、複数台つないでも安定した通信ができます。
男性/40代/会社員/静岡県
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男性/20代/学生/滋賀県
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2-3.付加機能がおすすめなWi-Fiルーター
最後に、通信性能を向上させる付加機能がついたおすすめWi-Fiルーターを3つ紹介します。
2-3-1.Aterm WG1800HP4 PA-WG1800HP4
Aterm WG1800HP4 PA-WG1800HP4の特徴
- IPv6通信に対応
- ハイパワーシステムで広範囲に通信可能
- 子供のネット使いすぎを防ぐ機能あり
対応エリア | 日本全国 ※通信回線による |
端末料金 | 5,636円(税込)※Amazon価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大1,300Mbps 上り:調査中 |
Aterm WG1800HP4 PA-WG1800HP4は、NECのWi-Fiルーターです。新しい通信プロトコルIPv6に対応しており、従来のIPv4に比べて混雑なく快適にネットを利用できます。IPv4 over IPv6技術により、IPv4端末でもIPv6と同様の通信が可能です。映像配信サービスやゲームをスムーズに楽しめます。
また、NEC独自のハイパワーシステムによって、電波のカバー範囲が広がりました。従来機と比較し、快適に通信できるエリアは16%向上しています。
端末ごとにWi-Fi接続時間を設定できる「こども安心ネットタイマー」も搭載されているため、子供のスマホ依存やゲームのやりすぎが気になる方も安心です。
- 子供のネット依存やゲームのやりすぎが心配な方におすすめ。端末ごとにWi-Fi接続可能時間を設定できるので、時間のコントロールがしやすいです。
女性/40代/パート・アルバイト/滋賀県
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男性/20代/学生/神奈川県
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2-3-2.Aterm WG1200CR PA-WG1200CR
Aterm WG1200CR PA-WG1200CRの特徴
- ビームフォーミング機能搭載
- 全ポートギガ対応で、高速通信が可能
- ボタン一つで簡単に設定を引き継げる
対応エリア | 日本全国 ※通信規格による |
端末料金 | 3,000円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信規格による |
データ速度 | 下り:最大867Mbps 上り:調査中 |
Aterm WG1200CR PA-WG1200CRはNECのWi-Fiルーターの中でも、低価格帯の商品です。低価格帯ですが、11acに対応しておりビームフォーミング機能も搭載。端末に向けて集中的に電波を送るので、速度が向上します。
有線ポートはギガ対応しているので、光回線の高速通信も活用可能。スポーツ中継やネット配信映像をより快適に楽しめます。
また、設定が簡単なのも魅力です。買い替え前のルーターからは、ボタン操作だけでこれまで接続していたWi-Fi端末の設定を引き継げます。各端末上での設定が必要ないので便利です。他社製ルーターでも、WPS対応していればこの機能を使用できます。
- 低価格な商品を探している方におすすめです。5,000円以下と安価ながら、最大867Mpbsの高速通信が可能です。
女性/40代/会社員/福岡県
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男性/30代/会社員/京都府
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2-3-3.Aterm WG2600HS2
Aterm WG2600HS2の特徴
- ビームフォーミング、MU-MIMO機能を搭載
- ハイパワーシステムで電波が広範囲に届く
- こども安心ネットタイマーで使いすぎを防止
対応エリア | 日本全国 ※通信回線による |
端末料金 | 7,238円(税込)※楽天価格 |
データ容量 | 無制限 ※通信回線による |
データ速度 | 下り:最大1,733Mbps 上り:調査中 |
Aterm WG2600HS2はWi-Fi5に対応したNECのWi-Fiルーターです。端末に向けて集中的に電波を送信するビームフォーミング機能や、複数の端末と同時通信が可能になるMU-MIMO機能を搭載。これらにより、安定した高速通信が実現します。
NEC独自のハイパワーシステムを採用しているので、無線性能が向上。従来機と比べると、より広いエリアで快適に通信ができるようになり、ルーターから離れた場所でもつながりやすいです。
こども安心ネットタイマー機能があるので、Wi-Fi接続可能な時間帯を設定可能。スマホやゲームの使いすぎを防げます。
- お手頃価格で通信性能が高い商品を探している方におすすめです。安定性や速度を向上する機能が搭載されている上、電波のカバー範囲が広いです。
男性/30代/会社員/広島県
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男性/20代/自営業/大阪府
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3.Wi-Fiルーターに関する補足情報
自分に合うこだわりのルーターを見つけたい方は選び方で紹介したポイント以外に、以下のチェックポイントも確認しながら検討してみましょう。
3-1.周波数帯
周波数帯とは電波の周波数の範囲を示したもので、2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があります。それぞれの帯域は特徴が異なるので、使用環境に合わせて適切な周波数に変更すると通信速度やつながりにくさを改善できます。
2.4GHz帯は電波が遠くまで届きやすく、障害物に強いのがメリットです。しかし家電やIHヒーター、Bluetoothなど、他の機器も利用する周波数帯のため、互いの電波が干渉し通信が不安定になることもあります。
一方5GHz帯はWi-Fi専用のため、他の機器と電波干渉が起こらず通信が安定しやすいのがメリット。しかし壁などの障害物に弱いのでWi-Fiルーターの近くで使用する場合に適しています。
従来のWi-Fiルーターは「デュアルバンド」と呼ばれる2.4GHz帯と5GHz帯で1つずつの電波を使用できますが、利用機器が多いと混雑する場合も。新しく「トライバンド」と呼ばれる5GHz帯が2つに増えたルーターも出てきているので、接続機器が多い方はチェックしてみましょう。
3-2.内蔵・外付けアンテナ
Wi-Fiルーターには必ずアンテナが付いていますが、機器の中に内蔵されているタイプと外部に取りつけてあるタイプの2種類があります。それぞれ特徴があるので、居住環境やライフスタイルに合わせて選択しましょう。
内蔵タイプは電波が360度全方向に放出されます。電波が飛ぶ方向を気にせずに簡単に利用できるメリットはありますが、電波が弱い場所があった際にWi-Fiルーターの設置場所を変えないと改善が図れません。
一方外付けタイプはアンテナの向きを変えるだけで、垂直方向や水平方向に強い電波を伝達可能。自分の好きなように電波の飛ぶ方向を調節できるのがメリットです。ただアンテナが飛び出しているので、子供やペットがいる方は注意しましょう。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の使用環境やライフスタイルに合ったアンテナタイプを把握して、使いやすいWi-Fiルーターを見つけましょう。
4.Wi-Fiルーターの設置場所と設置時の注意点
Wi-Fiルーターを設置する際、置き場所によって電波のつながりやすさや強度が変わることがあるので気をつけましょう。
最適なのは、床から1〜2mの高さがある家の中心部に置くこと。床に置いてしまうと電波が床に反射して電波の通りが悪くなってしまうこともあるので、部屋全体に届くよう高さ1〜2mの場所に置くのがポイントです。また部屋の隅ではなく中心部に設置すると、障害物に遮られることなく部屋全体に電波が届きやすいです。
設置する際は、水・家電・金属から離して設置するのも重要なポイント。これらはWi-Fiの電波の広がりを吸収または干渉してしまう場合があるため、近くに置くと電波が届きにくくなる可能性があります。他にもWi-Fiルーターに何かをかぶせたり、棚の中に設置したりするのは避けましょう。電波は障害物に遮断されやすいので、なるべく障害物を取り除くのが理想的です。
Wi-Fiルーターの設置場所に注意して、快適にインターネットを使いましょう。
5.通信速度を速くする方法
今使っているWi-Fiルーターの通信速度が遅い、通信が不安定になったとお悩みの場合、以下のことを試すと通信速度を改善できることがあります。
5-1.アンテナの向きを変える
外付けアンテナのWi-Fiルーターを使用している場合、前述のとおりアンテナの向きを変えるだけで通信速度や安定性が変化します。たとえば3階建ての家に住んでいるなら、アンテナを床と並行になるよう倒すと縦方向に電波が届きやすくなります。そのため1階や3階でもより通信が安定しやすくなるでしょう。マンションや平家に住んでいて横方向に電波を届きやすくしたいなら、アンテナを床と垂直に立てます。
今は無料のアプリやウェブサイトで、電波の強さや通信速度を簡単に計測できます。もし特定の場所でWi-Fiがつながりにくいと感じたら、通信速度を計測しながらアンテナの向きを調整しましょう。そうすれば、最適な向きを見つけやすいです。もし角度を変えても改善しない場合は、Wi-Fiルーター自体の設置場所を変えるか中継機を買う方法もあります。
5-2.古いルーターから新しいモデルに変える
5年前や10年前のWi-Fiルーターを使用していて、通信速度が遅くなったと感じた方は、新しいモデルのWi-Fiルーターに変えるのをおすすめします。
10年前の古いWi-Fiルーターは、2019年にリリースされたWi-Fi6や、2013年にリリースされたWi-Fi5に対応していません。そのため最大通信速度は新しいモデルよりも遅いです。また技術は進歩しているため、搭載機能も新しいモデルと比べると劣ってしまいます。
もし古いルーターを使っているなら、新しいモデルに変えるだけでも通信速度の違いを実感できるでしょう。
6.Wi-Fiルーターに関するよくある質問|申し込み方法や使い方など
Wi-Fiルーターを検討している方や使っている際に、よくある疑問をピックアップ。わからないことがあれば、確認してみましょう。
- ルーターを変えたら、Wi-Fiがつながらなくなった ルーターを変えたらiPhoneやパソコンなど接続する端末上で、Wi-FiルーターのSSIDを選択し、暗号キーを入力する必要があります。機器によってはQRコード読み取りやルーターのボタンを押すだけで簡単に設定できる商品もあるので、不安な方は設定が簡単な商品を選ぶのをおすすめします。
- 中継機ってなに? 中継機とは、Wi-Fiルーターが飛ばす電波をより広範囲に届けてくれる機械です。ルーターから距離があり、Wi-Fiが届きにくかった場所でも安定した通信ができるようになります。有線接続できる場所を増やしたい場合にもおすすめです。
- オンラインゲーム用のルーターはどれがよいの? オンラインゲームで使用することを目的としたゲーミングルーターがおすすめです。より通信速度が安定し速度も満足できるでしょう。またIPv6対応ルーターもゲームに適しています。
7.まとめ
家にいる時間や家で仕事をする時間が増えたため、家のネット環境に困っている方は多いでしょう。この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、自分の環境にあったWi-Fiルーターを探してみてください。
通信速度が遅い場合は、設置場所や設定を変えるだけでも速度に影響が出るので、Wi-Fiルーターを買い換える前にぜひ試してみてください。
※この記事は2021年5月19日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の料金はすべて税込価格で記載しております。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
※価格・画像は公式サイトを参照しています。