2-9.Yahoo!BB

Yahoo!BBの特徴

Yahoo!BBは、豊富なオプションを月々安い価格から追加できるプロバイダです。月額1,089円（税込）のWi-Fiマルチパックや月額514円（税込）からのホワイト光電話、月額550円（税込）のBBライフホームドクターや月額1,027円（税込）の地デジチューナーなど、便利に利用できるさまざまなオプションを追加できます。

また、月額実質275円（税込）でプレミアムに加入すると、お得な特典があります。Yahoo! ショッピングでTポイントが14倍もらえたり、全国で利用できるクーポンがもらえたり、さらに100GBのYahoo! ボックスを利用できるなど、さまざまな特典を受けられます。

2-10.BIGLOBE光

BIGLOBE光の特徴

BIGLOBE光は、v6プラスに対応しており安定した通信ができるプロバイダです。NTT東西の光回線とプロバイダーをセットにしたシンプルでわかりやすい料金プランとなっており、月額4,378円（税込）から利用できます。また、特典や割引も豊富で、最大68,000円のキャッシュバックや工事費実質0円特典など、お得に利用できる特典がたくさんあります。

また、IPv6接続に対応した無線LANルーターも、同時申し込みで半年間0円で利用できます。0円期間終了後も月額550円（税込）で継続利用できるので、安心して契約できます。

2-11.ドコモ光

ドコモ光の特徴

ドコモ光は光コラボ回線の1つ。光コラボ回線の中でも、選べるプロバイダの種類が23社と非常に多いのが魅力です。有名な光コラボ回線なので、「みんそく」での測定件数も他回線の数倍～10倍以上あり利用者が多いですが、規模が大きいためにPing値が低く安定した接続が期待できます。

ドコモ光ではプロバイダによってキャッシュバックや高速なv6プラス対応Wi-Fiルーターの無料レンタル、開通前の無料Wi-Fiレンタルなどさまざまなサービスを実施しています。また、どのプロバイダを選んでも新規契約での開通工事は無料です。

スマホ割はもちろんドコモに対応。ドコモユーザーの場合はスマホ割対応の光回線が他社より少なめなので、貴重な選択肢の1つです。

2-12.楽天ひかり

楽天ひかりの特徴

楽天ひかりは、月額4,180円（税込）から利用できるプロバイダです。料金自体は平均的ですが、現在楽天モバイルのスマホと楽天ひかりに両方申し込むと、どちらも月額基本料1年無料が適用されます。1年無料になるのは他のプロバイダにはあまりない特典なので、月々の料金を少しでも抑えたい方におすすめです。

また、楽天ひかりを契約すると、楽天ポイントの付与率が1％アップします。楽天ひかりに契約するだけで普段のお買い物でポイントが貯めやすくなるので、普段から楽天ポイントを貯めている方にもおすすめです。

2-13.OCN光

OCN光の特徴

OCN光は、v6アルファでIPv4に加えてIPv6にも対応しているプロバイダです。IPv6接続ならではの、速く安定した速度でインターネットが利用できます。また、2段階定額の「OCN 光 2段階定額 ファミリープラン」があり、インターネットをあまり使わなかった月の利用料金を抑えられるのもポイント。たくさん使った場合も、定額なので安心です。

さらに、2年自動更新型割引で月額料金が毎月1,210円割引されるので、とてもお得に利用できます。高速通信に対応しながらも、お得な料金で利用できるので、今のプロバイダから乗り換えを検討中の方にもおすすめのプロバイダです。

2-14.IIJmioひかり

IIJmioひかりの特徴

IIJmioひかりは、月額4,356円（税込）から利用できるプロバイダです。料金はIIJmio格安SIMとのセット割を適用すると、格安SIMの月額料金から660円割引になり、トータルでさらにお得になります。

格安SIM自体が安いのに、セット割でさらにお得に利用できるのが魅力。携帯料金もプロバイダもどちらも見直し中の方は、IIJmioひかりとIIJmio格安SIMを一緒に検討するのもおすすめです。

サービス対象エリアはフレッツ光と同じなので、全国幅広い地域で利用できます。

2-15.ぷらら光

ぷらら光の特徴

ぷらら光は、無料でv6プラスに対応し、速度が安定するIPv6接続ができるプロバイダです。v6プラス対応のWi-Fiルーターも無料でレンタルでき、接続設定がわからなければサポートが詳しく教えてくれます。チャットサポートがあり月額料金も安い上、契約期間の縛りもないので、初心者でも利用しやすいのが魅力です。

Ping値が気になる方には、オンラインゲーマー専用の「GGGG光」オプションを月額990円（税込）で用意。スマホ割を前提としない料金設定なので、格安スマホユーザーにもおすすめします。

3.プロバイダの乗り換え方法

プロバイダ乗り換えの手順は次の通りです。

プロバイダののりかえでは、物理的な工事を必要としないためネット上の手続きや書類の郵送だけで済みます。現在のプロバイダを解約してしまうとそもそもインターネット回線に繋がらなくなってしまうため、解約前に新しいのりかえ先のプロバイダへ申し込みしましょう。

プロバイダによってネットだけで手続きが完了するケースと、解約依頼の電話をしたのち書類を郵送するケースがあるのでお使いのプロバイダのルールを確認してください。

申し込みが済み、お使いのプロバイダも解約したら新しいプロバイダの設定を行います。新しいプロバイダの「プロバイダID」と「パスワード」をネットワーク設定から設定すれば完了です。

4.プロバイダの乗り換え時の注意点

4-1.解約のタイミングによって違約金がかかる場合がある

乗り換えを行うと時期次第では違約金が発生する可能性があります。ほとんどのプロバイダは2～3年の自動更新で、更新月以外は違約金がかかるのが一般的です。なるべく乗り換えでかかる費用負担を減らしたいなら、違約金がかからないタイミングを選んでのりかえましょう。ベストなのりかえのタイミングとしては次の通りです。

乗り換え先のプロバイダによっては、乗り換えキャンペーンを行っていて違約金が実質無料になることがあります。更新月まで待てない方は、ぜひ乗り換えキャンペーンのあるプロバイダを確認してみてください。乗り換えキャンペーンの適用条件と負担してもらえる金額、付与タイミングも併せてチェックしましょう。

4-2.プロバイダのメールアドレスが使えなくなる

プロバイダを乗り換えると、プロバイダが提供しているメールアドレスを使用できなくなります。もしもプロバイダのメールアドレスを使用している場合は、登録しているサービスのメールアドレス変更を事前にする、メールのバックアップをとっておくなど注意が必要です。

また、乗り換えても、メールアドレスだけを継続して利用できる契約があるプロバイダもあります。もしメールアドレスを使い続けたいなら、まずそのようなプランがあるか確認してみてください。ただ費用がかかってしまうので、この機会にGmailなどのフリーメールに切り替える方が費用もかからずお手頃かもしれません。

5.ネット回線が遅い場合の原因と対処法

光回線を引いているのにネットが遅い、急に途切れるようになったとお困りのとき、考えられる原因はいくつかあります。ここではおもな原因とその解決方法を紹介します。

5-1.周辺機器の不具合

まず考えられる原因の一つが、PCやスマホなどのインターネットに接続している機器、もしくはWi-FiルーターやOCNなどの機器の不具合です。PCやスマホはメモリが少なくなっていたりアップデートがたまったりしていないか、ルーターやOCNはケーブルがしっかり接続されているか確認してみてください。

どちらも問題ないようなら、一度再起動すると改善することが多いです。再起動には順番があるので、次の流れで行ってください。

もし不具合が起こっていたなら、再起動でリセットされます。改善されない場合は、故障または他に原因があるかもしれません。自分で原因や対応方法がわからない場合は、サポートに相談するのがおすすめです。

5-2.LANケーブルやルーターが古い

LANケーブルやルーターの規格が古いことで、光回線が本来のスペックを出せないことがあります。LANケーブルの規格はCAT5、5e、6、6a、7、8とありますが、CAT5だと最大通信速度が100Mbpsまでと、光回線の下り最大速度1Gbpsをはるかに下回ります。もしCAT5をお使いの場合はCAT6や7などに買い換えてみるのがおすすめです。

また、ルーターも古い機種はIPv6やv6プラスに対応しておらず、速度が出ないことがあります。v6プラス対応のルーターと交換してみましょう。レンタルの場合はプロバイダに連絡すれば最新のものを再レンタルできるケースもあります。

5-3.通信障害が起きている

プロバイダが原因で遅いこともあります。プロバイダ側で通信障害が起きていないか確認しましょう。公式サイトには必ず障害情報が掲載されます。

また、通信障害がなくても遅いケースもあります。プロバイダはいわばインターネットの入り口なので、たとえば高速道路の料金所が混雑していて渋滞が起こるように、プロバイダで混雑が発生し通信速度が落ちていることも考えられます。

この混雑を引き起こす原因は、その地域の利用者数が多いことや夜間や休日など混雑しやすい時間帯であること、もしくはインターネットの接続方式などが挙げられます。接続方式に関してはIPv6を使っているかどうか確認し、もしIPv4で接続している場合はIPv6を試してみてください。接続方式を変えるだけで、速度の向上が期待できます。接続方式はすでにIPv6を使用しているのに同じような時間帯に通信速度が落ちる場合は、プロバイダの変更を検討してもよいかもしれません。

5-4.集合住宅やシェアハウスで回線が混雑している

集合住宅やシェアハウスにお住まいの場合、1つの回線を分け合う人数が多くなるため回線が混雑しやすい傾向にあります。もしもあまりに遅く改善しない場合は、物件に引かれている回線はあきらめて、自分でホームルーターを導入した方が速くなる可能性もあるでしょう。

また、物件によっては光回線ではなく、通信速度で劣るケーブルテレビを導入しているケースもあります。もしどのような回線を利用しているのかわからない場合は、一度契約書を見て確認しておきましょう。

5-5.契約内容が古すぎる

もしインターネット契約をして10年、20年もの年数が経過しており、なおかつ急に速度が遅くなったわけではないのなら契約内容を確認してみましょう。

特に昔からインターネット契約をしている家庭や、実家暮らしで両親がインターネット回線を契約しており子供もその回線を使い続けている家庭などの場合、契約内容が古いまま使い続けている可能性があります。

たとえば昔のフレッツ光は最大100Mbpsのプランを提供しており、そのまま回線工事をせず光コラボに移行したユーザーもいます。すると、光コラボにのりかえても最大100Mbpsしか出ないため、最大1Gbpsの回線を契約する他のユーザーよりも速度が遅いと感じやすいです。

光回線によっては最大100Mbpsのプランでも1Gbpsのプランと料金が変わらなかったり、プラン名に違いがなかったりすることもあるため契約書に記載してある最大通信速度をよく確認しましょう。

5-6.ルーターとの接続状態が正常でない

新しくルーターをレンタル・購入した場合やなんらかの機器を増設した場合など、ルーターの接続方法や設定が正常でないため速度が出ないことがあります。

たとえば人によってはルーターを2台接続しているケースもありますが、ルーターには直列繋ぎと並列繋ぎがあり、またどちらかをブリッジモードにして使用するといった使い方も可能です。そのため、インターネットには接続できていても、その接続方法が最適でない場合もあるため確認しましょう。

接続・設定方法がよくわからない場合は、ルーターのメーカーやプロバイダに連絡すると細かくサポートを受けられます。サポートでは検索では調べられないような、プロバイダ独自のオプションや接続機器に合わせた接続設定を教えてもらえることもあるので活用しましょう。

6.速度が安定しやすいプロバイダのよくある質問｜お申し込みや使い方など

プロバイダを変更する際や利用している光回線に関するよくある質問をピックアップしました。疑問点があれば、ここで解消してください。

• 最大速度が出ないのはなぜ？ 最大速度は、利用している端末や接続しているエリアの通信設備、ネットワークの混雑状況などによっても異なり、低下することがあります。また、最大速度は理論上の最大値であり、実効速度として保証するものではありません。

• プロバイダを移行する場合、元のプロバイダの解約時期は？ プロバイダを移行する場合、新しく契約するプロバイダの開通日が決定してから元のプロバイダを解約するのがおすすめです。また、事前に解約してしまうと、インターネットが利用できない期間ができてしまうので、注意が必要です。

• 地方に住んでいても問題なく使える？ 基本的に対象エリア内であれば問題なく利用できます。ただし利用者数が多いと通信速度が落ちる可能性があるので、もし不安な場合はお住まい地域限定のプロバイダを検討してみてください。

• 速度が遅く、契約してはいけないプロバイダはある？ ごくまれにIPv6に対応していないプロバイダがあるので、そのようなプロバイダはおすすめできません。また、エリアによって評判のよいプロバイダでも速度が変わることがあるため、念のため「みんそく」のようなネット回線速度の平均を算出しているサイトでお住まいのエリアでも高速通信ができそうか確認してから契約するとよいでしょう。

7.まとめ

プロバイダの通信速度は、居住地域や利用時間帯などさまざまな要因に影響を受けます。そのためこの記事で紹介した選び方を参考に、自分に合ったプロバイダを見つけてください。

※この記事は2022年11月17日に調査・ライティングをした記事です。
※本記事の料金はすべて税込価格で記載しております。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。