イエウールは、国内最大級の連携不動産会社数を誇る不動産一括査定サイトです。サイトのデザインも、キャラクターを配置するなどしてわかりやすいため、インターネットに苦手意識がある人も感覚的に利用できます。
しかし「イエウールって名前はよく目にするけど、怪しいサイトではないの?」「他の査定サイトとどう違うの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
イエウールが自分にとって最適なサイトなのかが5分ほどでわかる内容になっているので、ぜひ参考にしてイエウールを上手に活用してください。
【部門別のユーザー満足度No.1】
\おすすめ不動産一括査定サイト3選/
こちらは、実際にサービスを利用者したユーザーにアンケートを募り、目的別ランキングで1位を獲得したサービスです。イエウールは【対応地域が広い】部門で1位となっています。ぜひチェックしておきましょう。
※本ランキングは2022年4月クラウドワークスにて実施した利用者アンケートの満足度採点を参考にしています。(回答者:不動産一括査定サービスを利用した35人)
その他のサービスも併せて比較したい場合はこちらの記事をご覧ください。
Contents
【イエウール利用者に聞いたリアルな口コミ・評判】
- 営業担当者の質は高いが、熱度が過剰に感じる場合がある
- 査定結果のレスポンスが早い
- 直感的でわかりやすいサイト作りがなされている
- 提携社数が多いので、より最適な不動産会社を選択することができる
- たくさん査定依頼するとセールスの対応が大変
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サイトの利便性や営業マンの質など、5項目で点数付けした満足度はおおむねバランスが良く、口コミでは上記のような声が目立ちました。まずは、特に多かった口コミから詳しく見ていきましょう。
営業マンの質
今回実施したアンケート結果では営業マンの質、つまりイエウールが提携する不動産会社の質に関する声が、大多数を占めていました。ここでは良い口コミ・悪い口コミの両方を紹介します。
良かった点
40代/マンション・アパート査定
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30代/土地査定
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40代/戸建て査定
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40代/戸建て査定
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40代/土地査定
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改善してほしい点
30代/土地査定
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30代/土地査定
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40代/戸建て査定
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30代/マンション・アパート査定
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サイトの使いやすさ
サイト自体の使いやすさ・利便性に対する評価も多数見られました。こちらも良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
良かった点
60代/戸建て査定
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30代/戸建て査定
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20代/戸建て査定
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改善してほしい点
30代/戸建て査定
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対応エリア・査定結果
対応エリア・査定結果に対する口コミも多く見受けられました。イエウールの提携社数は国内最大級で、対応エリアも広いことで有名ですが、それはユーザーの満足度にもしっかり反映されているようです。
良かった点
30代/戸建て査定
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50代/戸建て査定
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50代/マンション・アパート査定
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改善してほしい点
20代/戸建て査定
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40代/戸建て査定
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実際に査定されたエリア
アンケート回答者が査定を受けた物件があるエリアを、以下の地図にまとめてみました。都心部はもちろん、長野県木曽郡や広島県三次市、福岡県北九州市など、さまざまなエリアに対応できる不動産会社が見つかっており、全国平均2〜3社の査定が受けられる可能性が高いです。
レスポンス方法・頻度
最後は、査定依頼後の不動産会社からの連絡方法(メール、電話)や頻度についてです。読者としては、ここが一番気になる点かもしれませんね。詳しく見ていきましょう。
改善してほしい点
30代/戸建て査定
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50代/戸建て査定
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60代/戸建て査定
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30代/農地査定
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※紹介する口コミは、クラウドワークス調べ(2022/1/31~2/12実施・回答者25人)によるものです。満足度は「サイトの利便性」「不動産会社が見つかるまでのスピード感」「査定結果・根拠」「査定営業マンの質」「親族・友人にも勧めたい度」の5項目で点数付けしています。
- 営業担当者の質は高いが、熱度が過剰に感じる場合がある
- 査定結果のレスポンスが早い
- 直感的でわかりやすいサイト作りがなされている
- 提携社数が多いので、より最適な不動産会社を選択することができる
- たくさん査定依頼するとセールスの対応が大変
【イエウールの特徴/メリット・デメリット】
※画像出典:イエウール公式サイト
イエウールの特徴
項目 | 基本情報 |
運営会社 | 株式会社Speee |
利用者数 | 累計1,000万人以上 |
提携会社数 | 1,974社以上(2020年7月時点) |
同時依頼数 | 最大6社 |
対象エリア | 全国47都道府県1,803市区町村(2020年7月時点) |
対応不動産の種類 | 戸建て、マンション、土地、投資物件、店舗、工場、倉庫、農地 |
コラム記事 | 有(「はじめての不動産売却お役立ちメディア『イエウール』」) |
公式サイト | https://ieul.jp/ |
イエウールは、株式会社Speeeが運営する国内最大級の不動産一括査定サイトです。2014年に運営を開始した比較的新しいサービスですが、売却成立サポート件数年間20万件を達成しています。
株式会社Speeeは、主にマーケティングインテリジェンスやデジタルトランスフォーメーションといった事業を担い、その市場動向をつかむ力やIT技術を活かした運営を行なっています。2020年には、イエウールのノウハウを活かして「すまいステップ」という新しい一括査定サービスも開始しました。
さらにイエウールは、2020年7月の東京商工リサーチ「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」にて、不動産一括査定サイトの査定依頼ユーザー数・提携不動産会社数・エリアカバー率の3部門で1位を獲得しています。利用者数は月間13,000人、提携不動産会社は1,974社、エリアカバー率も2位と大きく差をつけて1位となりました(2020年7月時点)。
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イエウールを利用するメリット
- 地方の物件でも査定を受けやすい
- 査定を受けられる不動産の種別が多い
- 査定依頼が簡単
- 売却以外の活用も可能
メリット①:地方の物件でも査定を受けやすい
イエウールには、地方や田舎の不動産であっても査定を受けやすいというメリットがあります。
イエウールは、全国47都道府県の大手から中小まで多くの不動産会社と連携しています。さまざまな種類の不動産会社を登録することで、ほかの一括査定サイトでは対象外の物件でも、査定が受けられる可能性が高いです。実際に2020年7月の東京商工リサーチ調査でも、エリアカバー率の部門で1位を獲得しています。
ほかの一括査定サイトで対象エリア外だったり、比較できるほど不動産会社が出てこなかったりした場合は、ぜひイエウールを利用してみましょう。
メリット②:査定を受けられる不動産の種別が多い
ほかの一括査定サービスと比べても、提携不動産会社数はイエウールが圧倒的に多いです。不動産会社は、それぞれ得意とする分野が異なります。マンション売却に強い業者もあれば、土地の売却実績が多い業者もあります。つまり提携社数が多いことは、査定対象の不動産種別の幅広さにもつながるのです。
イエウールで査定できる不動産種別は次の通りです。
- 分譲マンション
- 一戸建て
- 土地
- 一棟アパート・一棟マンション
- 区分マンション(収益)
- 一棟ビル
- 区分所有ビル(ビル一室)
- 店舗・工場・倉庫
- 農地
- その他
このように対象種別はかなり豊富です。地域によっても異なりますが、他サイトでは対応できない種別も査定に出せる可能性があります。
メリット③:査定依頼が簡単
サイトデザインがわかりやすく、査定依頼が簡単に行える点もイエウールの大きなメリットです。
サイトトップページの「無料診断スタート」ボタンをクリックすると、SNS風の画面でチャットするように入力を進めることができます。インターネットに苦手意識がある人でも、感覚的な操作で必要事項の入力ができるので安心です。
そのほかにも、地図上から不動産の所在地を選ぶ、郵便番号から検索するといった方法もあります。どの方法でもシンプルな入力フォームで、混乱することなく査定依頼が完了するでしょう。
メリット④:売却以外の活用も可能
イエウールは売却査定が主なサービスではありますが、売却以外の土地活用やリフォームといったサービスも提供しています。「売却するべきか迷っている」「売却額によっては所有して活かしたい」という人には、イエウールがおすすめです。
土地活用やリフォームを考えるなら、次の関連サイトをチェックしてみましょう。
- 土地活用・不動産投資:「イエウール土地活用」
- 外壁塗装:「ヌリカエ」「exicite外壁塗装」
イエウールの利用で生じるデメリット
- 電話相談ができない
- 査定キャンセルの手間がかかる
- 営業電話の対応に追われる場合がある
デメリット①:電話相談ができない
イエウールには電話での問い合わせ窓口がありません。利用でわからないことがある際やトラブルが起きた際は、メールの問い合わせフォームを利用します。
サイトデザインがわかりやすいため、査定申し込みでつまずくことはあまりないかもしれません。しかしインターネットに慣れておらず、電話で査定を申し込みたいと考えている人には向かないサービスです。
また問い合わせてから回答が得られるまでに、電話で直接話すよりは時間がかかるため、急いでいる人には物足りなく感じられる可能性があります。
デメリット②:査定キャンセルの手間がかかる
電話によるサポート窓口がないという点に付随して、査定キャンセルの手間がかかるというデメリットもあります。
査定申し込みを行なってから「やっぱり査定をやめたい」「他の不動産会社に頼みたい」と思うこともあるでしょう。イエウールは、申し込み完了から不動産会社への情報開示が迅速であるがために、キャンセルの申し込みは不動産会社に直接行わなければなりません。
サイトによっては、キャンセル連絡の代行サービスが利用できる場合もあります。イエウールを利用するなら、キャンセル連絡を自分でしなくてはならないことを踏まえて、後悔しないように不動産会社を慎重に選ぶことをおすすめします。
デメリット③:営業電話の対応に追われる場合がある
イエウールの口コミのなかには「営業電話がしつこかった」という意見も多く見られます。イエウールに限らず、一括査定サイトでは複数の不動産会社に査定依頼をするため、営業電話の対応に追われる可能性がある点には注意しましょう。
しかしその分、不動産会社とのコンタクトも大変になります。電話対応が苦手な人や、仕事で電話に出られる時間が少ないという人は、2〜3社に絞って依頼をかけるのがおすすめです。
これらのデメリットをふまえ、自分にはイエウールは不向きだと思う場合には、他のおすすめサービスを検討してみてください。利用者の満足度が高かった3サービスをピックアップしています。
【部門別のユーザー満足度No.1】
\おすすめ不動産一括査定サイト3選/
※本ランキングは2022年4月クラウドワークスにて実施した利用者アンケートの満足度採点を参考にしています。(回答者:不動産一括査定サービスを利用した35人)
その他のサービスも併せて比較したい場合はこちらの記事をご覧ください。
イエウールはこんな人におすすめ
本気で売却を考えている人
イエウールに登録されている不動産会社は、基本的に査定で顧客と繋がりをつくり売却のため正式な契約を結ぼうとします。そのため電話やメールで営業をかけられることになります。本気で売却を考えているならば問題ありませんが、相場だけをチェックしたい場合は営業が煩わしいでしょう。
査定のキャンセルも手間がかかるため、依頼可能なところが6社以上見つかるときは、各社の概要も真剣にチェックしておくとよいでしょう。
地方の不動産を売却したい人
「地方在住で、今の家の売却を考えている」「田舎の実家を相続したので売却したい」など、地方の不動産を売却したい人には特におすすめのサービスです。
売却を成功させるなら、不動産会社選びは重要です。不動産会社にはそれぞれ得意・不得意があるため、複数の会社を比較する必要があります。しかし、地方では不動産会社が少なく、比較が難しい場合があります。イエウールでは地方にある大手から地域密着型の中小企業まで、さまざまな不動産会社と提携しているため、より多くの不動産会社に査定を依頼できます。
調べながら自分のペースで査定依頼をしたい人
イエウールには電話やオフラインのサポート窓口が設置されていません。つまり電話で質問しながら進めたい人よりも、自分で調べながら自身のペースで査定依頼をしたい人に向いているサービスです。
サポート窓口はありませんが、イエウールには売却や土地活用など、不動産に関するコラムが充実しています。イエウールのコラム「はじめての不動産売却お役立ちメディア『イエウール』」では、不動産種別による特集や任意売却などの特殊な売却に関しても、詳しい解説を見ることができます。
初めての不動産取引には不安がつきものです。コラムで納得するまで知識を身に付けてから売却にのぞむことができるので、安心感の高いサービスとなるでしょう。
不動産会社の情報をよく知りたい人
大切な不動産を査定に出すなら、不動産会社の情報を詳しく調べておきたいという人も多いでしょう。そういった場合にもイエウールはおすすめです。イエウールでは、査定依頼時にも不動産会社の情報を詳しく確認できます。さらに、イエウールの関連サイト「おうちの語り部」を併用することで、不動産会社の口コミの閲覧もできます。
実際にその不動産会社を利用し、売却を経験したユーザーからのリアルな声を見ることができるので、大変参考になります。閲覧は無料で、面倒なユーザー登録も必要ありません。5,000件以上(2022年2月時点)の口コミを閲覧することで、査定依頼前から信頼できる不動産会社に絞ることができます。
- 本気で売却を考えている人
- 地方の不動産を売却したい人
- 調べながら自分のペースで査定依頼をしたい人
- 不動産会社の情報をよく知りたい人
イエウールの上手な活用方法
査定依頼は2〜3社に絞る
一括査定を依頼する手間が変わらないならば、最大6社へ出したくなります。しかし依頼を出した数だけ、営業の電話も増えてしまいます。どの会社からどのような結果が届いたのかもわかりにくくなるでしょう。
実際に査定依頼を出すときは、2~3社に絞り込むことをおすすめします。自分で対応できると思うならばもっと増やしても問題ないですが、不動産売却が初めての場合、正確に予測するのは難しいです。少なめと思える数から始めた方が、売却までの負担軽減につながる可能性もあるでしょう。
コラムや関連サイトをフル活用する
不動産売却にかかわる知識を身に付けるほど、物件引き渡しまでの不安を軽減し、自分に有利な状況で取引を進めやすくなります。イエウールの公式サイトはコラムが充実していて、住み替えや相続など7つのテーマで基本的なことから具体的なコツまで知ることが可能です。
またイエウールの関連サイトには、土地活用の一括資料請求ができる「イエウール土地活用」や、不動産会社ごとの口コミ・評判をまとめた「おうちの語り部」などがあります。売却以外のことも検討したり、不動産会社の厳選をしたりするときに役立ってくれます。
不動産一括査定サイトは他と併用する
不動産売却に役立つイエウールでも、全章のデメリットで紹介したように、電話相談窓口がないことや、営業の電話対応に追われることなどの欠点もあります。そのため、他の不動産一括査定サイトと併用して、効率的に相場を把握したり理想の不動産会社を見つけたりしましょう。
イエウールのデメリットをカバーできる他のサイトの例として、HowMaとすまいValueを紹介します。
比較項目 | イエウール | HowMa | すまいValue |
提携会社数 | 1,900社以上 | 30社 | 6社(900店舗) |
同時依頼数 | 最大6最大 | 最大6社 | 最大6社 |
査定方法 | ・机上査定 ・訪問査定 |
・机上査定 ・訪問査定 ・AI査定 |
・机上査定 ・訪問査定 |
対応不動産の種類 | 戸建て/マンション/土地/投資物件/店舗・工場・倉庫/農地 | マンション/一戸建て | マンション/戸建て/ビル/アパート/土地/投資物件など |
HowMaが採用しているAI査定であれば、不動産会社へ査定依頼を出さなくてもすぐに価格を知ることができます。すまいValueではイエウールには加盟していない不動産業界の最大手である6社に無料で査定依頼することができます。また、フリーダイヤルのサポート窓口が開設されているため、この2サイトを併用することでイエウールでは補えない部分も補填できるでしょう。
- 査定依頼は2〜3社に絞る
- コラムや関連サイトをフル活用する
- 不動産一括査定サイトは他と併用する
イエウールの利用の流れ
①査定に必要な書類の準備をする
まずは査定に必要な書類を用意しましょう。おおよその情報でも、査定自体は問題なく受けることができます。しかし、より正確な査定結果を得たいなら、情報も正確に入力する必要があります。
査定に役立つ書類は次の通りです。
- 測量図
- 間取り図
- 売買契約書
- 購入時のパンフレット・チラシ
これらをあらかじめ用意しておいたほうがスムーズに査定が進むでしょう。
②査定に出す不動産の情報を入力
続いてイエウールにアクセスし、必要事項を入力します。物件情報だけでなく、売主の情報も入力する必要があります。
主な入力項目は次の通りです。
- 物件の住所
- 物件種別
- 面積(土地・建物)
- 間取り
- 築年数
- 物件の状況
- 物件との関係
- 売却希望時期
- 申込者の氏名、年齢
- 電話番号、メールアドレス
- 依頼の理由
入力項目が多く感じられるかもしれませんが、選択するだけの簡単な項目も多いので、入力自体は数分で完了します。
③一覧から不動産会社を選定
入力が完了すると、地域や不動産種別に合わせておすすめの不動産会社が一覧で表示されます。不動産会社の情報や、必要に応じて「おうち語り部」で口コミをチェックするなどして、依頼する会社を選びましょう。表示された不動産会社のなかから最大6社まで一度に依頼できます。
査定結果は依頼から数日以内にメールや電話で届きます。査定額だけでなく担当者の受け答えといった印象も考慮して、契約する不動産会社を選びましょう。
- 査定に必要な書類の準備をする
- 査定に出す不動産の情報を入力
- 一覧から不動産会社を選定
イエウールについてよくあるQ&A
査定後の連絡がしつこい場合はどうしたらいい?
どの不動産会社に依頼したとしても、営業の連絡は来ると考えておきましょう。電話対応が苦手な人は6社めいっぱいに依頼せずに、依頼数を減らすことも手段のひとつです。
しつこいと感じるラインは人それぞれですが「きちんと断ったにもかかわらず連絡が止まない」という場合には、不動産会社側に問題がある可能性が高いです。イエウールは悪徳企業を排除するシステムを整えていますが、数多くある不動産会社のなかには過度な営業を行う営業担当者がいる場合もあります。そうした場合には、イエウールの「お問い合わせ」に相談してみるとよいでしょう。
イエウールの提携会社はどんなふうに厳選されている?
全国各地のさまざまな不動産会社と提携しているため「悪徳な業者も登録されているのでは?」とイエウールの利用を迷う人もいるでしょう。しかし悪徳企業を排除して連携する仕組みを整えているため安心です。
イエウールでは、クレームの多い企業との契約を解除できる仕組みを採用しています。過度な営業連絡をするなどして、契約を稼ごうとする悪徳な不動産会社はイエウールとの契約を解除されてしまいます。つまり、この仕組みを抑止力として優良な不動産会社を集めることに成功しているのです。
なぜ無料で利用できるの?
イエウールをはじめとした不動産一括査定サイトは、登録された不動産会社からの報酬で運営しています。イエウールに企業情報を登録し、売却を検討しているユーザーを紹介することに対するインセンティブを得ているのです。
サービスを無料で提供することで、ユーザーはより気軽に査定依頼ができます。そうしてユーザーを獲得することで、インセンティブを増やしながら事業を拡大しています。
不動産一括査定サイトはこういった仕組みで運営されているので、「無料で個人情報を取られるから不安」「怪しい企業を紹介されるのでは?」などと不安に思う必要はありません。
査定後は必ず契約が必要?
査定を受けたとしても、必ずしも売却を依頼する必要はないので安心してください。営業担当者に契約を持ちかけられることはありますが、断ったり一度持ち帰って検討したりして構いません。
イエウールなど一括査定サイトでは、主に机上査定(簡易査定)を受けることができます。机上査定は入力した物件情報などに基づき、データ上で行う簡易的な査定のことです。6社に机上査定を依頼したら、結果を見てさらに2~3社に絞って訪問査定を依頼します。
訪問査定では、実際に査定員が不動産を訪れて正確な査定結果を算出します。売却を依頼する契約に至るのは、訪問査定のあとが一般的なので、一括査定サイトの利用は比較的気楽に行なっても問題ありません。
- 査定後の連絡がしつこい場合は、イエウールの相談窓口を活用しよう
- 提携企業は、イエウールの悪質業者排除制度によって質の高さを維持している
- イエウールが無料で利用できる理由は、提携企業から送客報酬を得ているから
- 査定したからといって必ず契約する必要はない
この記事のまとめ
イエウールは、全国の大手から中小の不動産会社と連携する大手不動産一括サイトであることがわかりました。査定できる地域も豊富で提携する企業数も多く、さまざまなメリットがあります。
電話相談できない点はイエウールのデメリットです。しかし、不動産売却に関するコラムや不動産会社の口コミサイトが簡単に閲覧できるなど、独自のコンテンツが豊富なため安心して利用できます。
「地方の不動産を売却したいが、ほかのサイトでは対象エリア外だった」「不動産会社や売却についての情報を知ってから売却したい」といった人は、本記事を参考にイエウールを活用してみてはいかかでしょうか。
※画像出典:イエウール公式サイト
イエウールの特徴
項目 | 基本情報 |
運営会社 | 株式会社Speee |
利用者数 | 累計1,000万人以上 |
提携会社数 | 1,974社以上(2020年7月時点) |
同時依頼数 | 最大6社 |
対象エリア | 全国47都道府県1,803市区町村(2020年7月時点) |
対応不動産の種類 | 戸建て、マンション、土地、投資物件、店舗、工場、倉庫、農地 |
コラム記事 | 有(「はじめての不動産売却お役立ちメディア『イエウール』」) |
公式サイト | https://ieul.jp/ |
しかしその分、不動産会社とのコンタクトも大変になります。電話対応が苦手な人や、仕事で電話に出られる時間が少ないという人は、2〜3社に絞って依頼をかけるのがおすすめです。
※この記事は不動産のお悩み編集部が提供しています。
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