アパート向けおすすめWi-Fi11選|選び方や注意点、導入方法をわかりやすく解説

アパートで手軽に利用できるインターネット回線といえばWi-Fiです。しかし、単にWi-Fiと言えど、モバイルルーターやホームルーターはもちろん、光回線でもWi-Fiを利用できるため、どれを契約すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

また、賃貸アパートにおいてはWi-Fiの導入にあたり、大家や管理会社への連絡が必要なケースや、逆に契約しなくてもWi-Fiを利用できるケースも。いったい自分がどのパターンにあてはまるのかわからない方もいるはずです。

そこで、アパートにお住まいの方向けに現在の物件におけるネット環境の確認方法やおすすめのWi-Fi、各WI-Fiサービスのメリット・デメリットや注意点などについて詳しく解説します。

Contents

Wi-Fi導入前にアパートのネット環境を確認しよう

Wi-Fiを導入する前に、まずはアパートのネット環境がどのような状況になっているか確認しましょう。アパートのネット環境には次の3種類があります。

  • インターネット完備
  • インターネット対応
  • インターネット非対応

特に完備と対応は言葉が似ていますが、実際にはまったく異なる対応状況です。どれに該当するかで、導入できるインターネット回線や、Wi-Fi開通の難易度が変わってきます。それぞれ見ていきましょう。

インターネット完備

特徴 注意点
・すでにインターネット回線の工事が済んでいる状態
・工事不要で即日開通可能
・インターネット無料の物件も多い

・アパートが契約している回線を利用するため、
光回線やプロバイダを自由に選べない

もし「インターネット完備」と記載のあるアパートにお住まいの場合は、アパートがすでに光回線やプロバイダを契約しているため、ルーターを用意すればそのままWi-Fiが利用できます。別途工事する必要もなく、即日インターネットに接続可能です。また、アパート全体で契約しているため料金も無料(もしくは家賃に含まれている)で利用できることが多くあります。

ただし、すでにプロバイダ契約まで済ませてあるため新たに別の光回線およびプロバイダと契約することはできません。

たとえば「スマホがauなのでauひかりと契約したいが、アパートにはフレッツ光が入っている」という場合はフレッツ光のサービスをそのまま使用することになります。

インターネット完備の物件は回線に不満があっても基本的に変更できないのが注意点です。

インターネット対応

特徴 注意点
・共有部分に物理的な光ファイバーケーブルを引き込む工事が済んでいる
・プロバイダ契約によってインターネット開通可能
・回線に対応するプロバイダから自由に選べる
・共有部分から各戸まで回線を引き込む工事が必要
・工事を伴うため、大家や管理会社の許可が必要

「インターネット対応」の物件の場合は、お好きなプロバイダを選んで契約し、室内工事をすればWi-Fiを利用できます

たとえばフレッツ光の回線工事が済ませてあるなら、フレッツ光や「So-net光」「ドコモ光」など光コラボのプロバイダから選んで契約可能です。

インターネット対応物件は「アパートの共有スペースまで光回線の工事が済んでいる」状態なので、この後それぞれの入居者の部屋まで回線を引き込む工事が別途必要になります。工事が必要になるため大家さんや管理会社に連絡してから申し込むのがトラブル回避のポイントです。

インターネット非対応

特徴 注意点
・インターネットに関する工事を一切していない
・モバイルルーターやホームルーターの導入が現実的
・アパートに光ファイバーケーブルを引き込む
工事と、各戸まで回線を引き込む工事の両方が
必要
・大家や管理会社の工事許可が必要
・アパートに光ファイバーケーブルを引き込む
工事は個人レベルで済まないため、費用負担の
問題もあり現実には難しい

インターネット非対応の物件はインターネットを利用するための工事が一切されていない状態です。

仮に開通工事をする場合はまず共有スペースまで光回線を引き込む工事が必要になります。しかし、当然アパート全体に影響することなので、個人で勝手に申し込みはできません。もしどうしても光回線を引き込みたいなら大家さんや管理会社に相談するしかないでしょう。

許可が出るかは大家次第なので、現実的には工事不要・個人で自由に導入できるモバイルルーターやホームルーターを導入するのが確実な方法です。

モバイルルーターやホームルーターなら、大家や管理会社への許可をとらず自由に契約して導入できます。

アパートで利用できるWi-Fiの種類

アパートでWi-Fiを利用するために必要となるインターネット回線には、次のようにいくつかの種類があります。

  • 固定回線(光回線、ケーブルテレビなど)
  • ホームルーター(置き型Wi-Fi)
  • モバイルWi-Fi

それぞれどのような回線なのかわかりやすく解説します。

固定回線

まずはアパートの工事をして導入する、固定回線から見ていきましょう。固定回線にはおもに次の4種類があります。

おもな固定回線の種類 特徴・注意点
光回線(マンションタイプ) ・光回線のホームタイプよりも料金が安い
・回線を分け合うため速度が出にくい
光回線(ホームタイプ) ・光回線の中でも料金が高い
・回線を分け合う人数が少なく快適な通信ができる
ケーブルテレビ ・光回線に比べて速度が半分以下
・テレビとインターネットを両方楽しめる
建物に備えつけの回線 ・特定の建物専用の回線サービス
・回線を選べない

それぞれ詳しく解説します。

光回線(マンションタイプ)

光回線とは
光回線はもっとも高速で安定した、快適な通信ができるのが特徴です。光回線は付近の電柱からアパー トまで光ケーブルを物理的に引き込み、インターネット接続サービスを提供するプロバイダと契約することで利用できます。一度工事をしたあとは、有線LANケーブルを用いて有線接続したり、ルーターを介してWi-Fi通信を楽しんだりと臨機応変な使い方が可能です。
特徴 注意点
・集合住宅専用の料金プラン
・回線を分け合うためホームタイプより料金が安い
・回線が混雑しやすく速度が遅くなりがち
・対応エリアが限られている場合がある

光回線(マンションタイプ)は、マンションやアパートといった集合住宅向けのプランです。戸建て向けのプランよりも料金設定が1,000円程度安くなるため、料金と通信の安定性においてバランスがよく、コスパに優れています。しかし、1つの回線を入居者同士で分け合うため、同じ光回線であってもホームタイプに比べるとやや回線品質が悪くなりがちです。

また、回線によっては、同じエリアでホームタイプは対応しているのにマンションタイプは対応していない、といったこともあります。

実際に光回線が利用できるか、以下公式サイトからチェックしてみましょう。

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光回線(ホームタイプ)

特徴 注意点
・戸建て向けの料金プラン
・集合住宅でも契約可能
マンションタイプより料金が高い

光回線(ホームタイプ)は戸建て向けのプランです。マンションタイプより料金は高くなる傾向ですが、マンションタイプより1つの回線をシェアする人数が少ない分回線は安定しやすくなります。

戸建て向けのプランですが、じつはマンション・アパートでも個別に導入可能です。ただし工事にあたって大家さんや管理会社の許可は必要になります。

ケーブルテレビ

特徴 注意点
・テレビ視聴用の回線とインターネット回線両方を備える
・集合住宅でも契約可能
・物件によっては無料で利用できる
通信速度が光回線よりはるかに遅い

ケーブルテレビなら、地デジやCS放送を視聴するための回線とインターネット用の回線の2つを利用しているため、テレビだけでなくインターネットも楽しめます。

しかし、ケーブルテレビによるインターネット回線は現在主流の光回線(下り1Gbps)に比べると半分以下の速度(下り200~300Mbps程度)しか出ず、かなり回線速度が遅いです。

たとえばケーブルテレビ大手の「J:COM」は平均下り232.84Mbps、上り33.4Mbps、Ping値34.07msです。

※ サービス毎に速度測定結果を集計し、データ化しているwebサイト「みんなのネット回線速度」の平均速度を参照(2022年8月21日時点)

そのため、アパートにケーブルテレビ回線がもともと入っているのでない限り、Wi-Fiのためにあえて申し込みする必要性は薄いといえます。もともとの回線速度が遅いため、Wi-Fi通信するとさらに通信速度が遅くなるリスクもあります。

建物に備え付けの回線

特徴 注意点
・特定の建物でのみ使用できるサービスが多い
・基本的に無料で利用できる
・通信速度が光回線より遅い
・回線の種類を自由に選べない

やや特殊な例として、建物に備えつけの回線サービスもあります。特定のインターネット完備の建物で利用可能です。

たとえばレオパレス物件専用のサービス「レオネット」や、D-roomの「D.U-NET」などがあります。

建物ごとに細かいサービス内容は異なりますが、基本無料で利用できることが多いです。(加入するプランにより有料の場合もあります)

別途回線を比較し契約する手間がないのもメリットといえます。

しかし、その一方で速度はあまり出ないことが多く、高速な回線を求めている方には向きません。通信速度が遅くても無料でインターネットを使いたい方向けの方法です。

基本無料で利用できるのが最大のメリットです。一度利用してみて、満足できなければ他の回線を探す手もあります。

ホームルーター(置き型Wi-Fi)

特徴 注意点
・工事不要で利用できる
・機種によっては有線接続とWi-Fiを併用できる
・データ無制限で利用可能
・光回線と比べると料金が割高になりやすい
・設置場所の環境によっては電波が入りにくい

光回線の開通工事ができない場合に重宝するのがホームルーターです。ホームルーターは据え置き型のWi-Fiルーターで、別名「置き型Wi-Fi」とも呼ばれます。

自宅のコンセントに挿すだけでWi-Fiが利用できるようになるのが他回線にはない特徴です。

ホームルーターによってはルーターとPCやゲーム機などのデバイス間を有線接続できるため、光回線に近い安定した高速通信が可能になります。データ無制限で、極端にヘビーな使い方をしない限りは速度制限もかからないため、データ容量を気にせず利用可能です。

デメリットとしては光回線のマンションタイプより料金が割高になりやすい点と、光回線に比べて電波が入りにくいエリアが多い点が挙げられます。

データ無制限・工事不要で利用したいならホームルーターがおすすめです!エリアによっては5G回線も利用できます。
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モバイルWi-Fi

特徴 注意点
・工事不要で利用できる
・外出先でもWi-Fiが利用できる
・契約する回線次第ではデータ無制限で利用可能
・光回線より料金が安い
・通信が安定しにくい
・ヘビーな用途には向かない
・利用エリアによっては電波が入りにくい

もっとも手軽なWi-Fiの導入方法といえば、モバイルWi-Fiルーターです。手のひらサイズの小型のルーターと、PC、スマホなどのデバイスを接続するだけでWi-Fiを利用できます。もちろん工事も不要です。ホームルーターよりも小さく、充電式なので持ち運びも可能

カフェでの仕事など、外出先でもWi-Fiを利用したいならモバイルWi-Fi一択といえます。

ただし、端末が小さい分パワーに欠けるため、通信の安定性はホームルーターや光回線に劣ります。また、契約する業者によっては月に利用可能なデータ容量が30GBや100GBなどと決まっており、超過すると低速になるため、オンラインゲームや動画・映画の長時間視聴などには向かないデメリットもあります。

モバイルWi-Fiはスマホのインターネットが利用できるエリアなら全国どこでもほぼ利用可能です。料金も光回線やホームルーターと比べて安いので、安価で手軽なWi-Fiサービスを探している方におすすめします。

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【回線別】おすすめのネット回線11選

口コミ調査について
  • 本記事の口コミは当メディア編集部が独自にクラウドソーシングサービスを利用して収集したものから信頼性の高いものを厳選して紹介しています。
  • 対象期間:2022年6月~8月
  • 調査対象:対象サービスを現在利用している、または利用経験がある方
  • 調査回答数:200件

では、実際に光回線、ホームルーター、モバイルWi-Fiそれぞれでおすすめの回線を合計11サービスご紹介します。

おすすめの光回線5選

まずは、おすすめの光回線業者からご紹介します。

サービス名 ソフトバンク光 ドコモ光 auひかり NURO光(公式) GMOとくとくBB光(GMO)
月額料金 戸建て:5,720円(税込)
マンション:4,180円(税込)
戸建:5,720円(税込)
マンション:4,400円(税込)
※タイプA・2年契約の場合
戸建て:5,610円(税込)~
マンション:4,180円(税込)~
戸建て・マンション:5,200円(税込) 戸建て:4,928円(税込)※61ヶ月目以降4,598円(税込)
マンション:3,883円(税込)※61ヶ月目以降4,608円(税込)
事務手数料 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込)
工事費 26,400円(税込)※キャンペーンで実質無料 新規無料 戸建て:41,250円(税込)
マンション:33,000円(税込)
※キャンペーンで実質無料
44,000円(税込)
※キャンペーンで実質無料
戸建て:19,800円(税込)~
マンション:16,500円(税込)
※キャンペーンで実質無料
違約金 10,450円(税込) 戸建:14,300円(税込)
マンション:8,800円(税込)
戸建て:16,500円(税込)
マンション:7,700円(税込)
10,450円(税込) 11,000円(税込)
支払い方法 クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替/請求書払い クレジットカード/口座振替/請求書払い クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替/請求書払い
契約期間 2年 2年 3年 2年/3年 2年
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

ソフトバンク光

-引用元:ソフトバンク光公式サイト

おすすめポイント

  • ソフトバンクユーザーなら割引適用
  • キャンペーンが多い
  • キャッシュバック特典が豊富

ソフトバンク光はソフトバンクユーザーにぴったりの光回線です。ソフトバンクユーザーなら「おうち割 光セット」により家族1人あたり1,100円(税込)割引が受けられ、スマホの利用料金が安くなります。家族全員ソフトバンクユーザーで揃えているのなら通信費を大きく浮かせることも可能です。

また、工事費も無料なので初期費用を削減できるのも魅力。32,000円もの金額が受け取れるキャッシュバック特典や、各種キャンペーンも豊富に用意されています。

開通までは無料でWi-FiルーターのAirターミナル(Softbank Air)またはPocket WiFi(Y!mobile)を貸与してくれるため、光回線の開通までネットが使えず困る心配もありません。

ソフトバンクのスマホと同時に利用することで、スマホの代金を毎月割り引いてくれるのが良かったです。おうち割光セットを申し込んだことにより、オプションの代金も割引されてお得でした。

過去に利用していた/戸建て/女性/30代/会社員/神奈川県

きっかけはヤフーのADSLを使っていて、ヤフー経済圏でショッピング等満足度が高かったので同じグループ会社にしたかった。料金も安くキャッシュバックもかなり高額なので入ってよかった。

過去に利用していた/マンション/男性/50代/自由業/大阪府

ドコモ光

-引用元:ドコモ光公式サイト

おすすめポイント

  • ドコモユーザーなら割引が適用
  • v6プラス対応高速ルーターが無料レンタル
  • 20,000円分のキャッシュバック特典

ドコモ光はドコモユーザーに最適な光回線です。ソフトバンク光がソフトバンクユーザーを対象に割引を実施しているのと同じように、ドコモ光もドコモユーザーに対して家族1人あたり1,100円(税込)の割引を実施しています。ドコモユーザーにとってもっともお得な光回線といえばドコモ光一択といってよいほどです。

また、GMOとくとくBBの窓口から申し込むことで20,000円のキャッシュバック特典も受け取れます。

v6プラスに対応した高速なWi-Fiルーターが無料でレンタルできるため、自分で性能が優れたルーターを探さなくてもよいのも魅力です。無料レンタルは申し込み時に申請する必要があるので忘れないよう注意してください。

auひかり

-引用元:auひかり公式サイト

おすすめポイント

  • auスマートバリュー適用可能
  • 高額キャッシュバック特典あり
  • 独自回線で高速な通信ができる

auひかりは光コラボではなく、独自回線を使っているのが特徴の光回線です。独自回線なのでフレッツ光よりも利用者が少ない分、混雑しにくく快適な通信ができます。

また、auスマートバリューも利用できるのでソフトバンク光やドコモ光同様、スマホの利用料金に対して割引が受けられるのが魅力。家族にもauユーザーが多いなら、auひかりの導入がお得といえます。

また、50歳以上の家族であれば別居していてもauスマートバリューの対象になります。「アパートで一人暮らしを始めたが、実家に両親や祖父母がいる」といった場合でも適用できるので、該当する場合はぜひ活用しましょう。

また、申し込みで最大45,000円ものキャッシュバックを受けられるのも特徴です。

 

NURO光(公式)

-引用元:NURO光(公式)公式サイト

おすすめポイント

  • 下り最大2Gbpsを標準採用
  • 1年間980円(税込)で利用できる
  • ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーなら割引

NURO光は、auひかり同様に独自回線を使用している光回線です。大きな特徴として、標準で下り最大2Gbpsの高速通信ができる点が挙げられます。一般的な光回線は1Gbpsまでなので、単純に2倍の速度が出る計算です。

人気の回線なのでコアタイムには混雑も見られますが、普段の利用は快適そのものといえます。

また、キャンペーンを適用すれば最初の1年間は月額980円(税込)で利用できます。アパートに引っ越したばかりでお金に余裕がない方でも、手軽に高速な光回線を導入できるのが魅力です。おうち割 光セットにも対応しています。

ただし、NURO光は独自回線で転用できるフレッツ光回線に比べると汎用性に欠けるため、アパートでの導入は難しいことがあります。あらかじめNURO光に対応したアパートを探して入居したり、住民の署名を集めて大家と交渉したりといった工夫が必要です。

 

GMOとくとくBB光(GMO)

-引用元:GMOとくとくBB光(GMO)公式サイト

おすすめポイント

  • 月額料金が安い
  • 長く使うともっと安くなる
  • シンプルでわかりやすい料金プラン

GMOとくとくBBはドコモ光のプロバイダとしても知られていますが、ドコモ光とは別に光コラボ回線「GMOとくとくBB光」を提供しています。料金プランはシンプルでわかりやすく、それでいて安いのが魅力。

特にマンションタイプなら3,883円(税込)と、4,000円を切る価格で使い続けられます。また、61ヶ月目以降はさらに月額料金が安くなるのも魅力。長く使い続けてくれるユーザーに配慮したシステムになっています。

端末はv6プラスに対応した高速ルーターを無料でレンタルできます。3年間使い続けるとそのままレンタルではなく自分のものになるので、他社や引越し先で使用し続けることも可能です。もし間取りの関係で電波が届きにくいときは、中継器としてもう1台貸してもらえます。

おすすめのホームルーター6選

次に、ホームルーターでおすすめのサービスや端末についてご紹介します。

サービス名 ドコモ home 5G SoftBank Air WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12 MONSTER MOBILE GMOとくとくBBWiMAX BroadWiMAX
月額料金 4,950円(税込) 初月~24ヶ月目:4,180円(税込)
25ヶ月目以降:5,368円(税込)
4,268円(税込)

【2年契約】
20GB: 1,980円(税込)
50GB: 2,530円(税込)
100GB: 2,948円(税込)

【縛りなし】
20GB:2,640円(税込)
50GB:3,190円(税込)
100GB:3,938円(税込)

初月~2ヶ月目:2,079円(税込)
3~36ヶ月目:4,389円(税込)
37ヶ月目以降:4,444円(税込)

【ギガ放題バリュープラン】
初月:最大1,397円(税込)
1~24ヶ月目:3,883円(税込)

【ギガ放題フリープラン】
初月:1,397円(税込)
1~12ヶ月目:4,070円(税込)

事務手数料 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込) 3,300円(税込)
端末代金 39,600円(税込)
※月々サポート(36回)により端末代金実質無料
59,400円(税込)※月月割により実質無料 11,088円(税込) 無料レンタル 21,780円(税込) 21,780円(税込)
違約金 ※解約時に端末残債分を支払い ※解約時に端末残債分を支払い なし 24ヶ月以内:1ヶ月分の料金
※2年契約の場合
12ヶ月目以内:20,900円(税込)
13~24ヶ月目:15,400円(税込)
25~36ヶ月目:10,450円(税込)
更新月:0円

【ギガ放題バリュープラン】
0~24ヶ月目:3,883円(税込)
25ヶ月目以降:0円

【ギガ放題フリープラン】
なし

支払い方法 クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替 クレジットカード/口座振替 クレジットカード クレジットカード クレジットカード/口座振替
契約期間 なし なし なし 2年/なし 3年 2年/なし
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

ドコモ home 5G

-引用元:ドコモ home 5G公式サイト

おすすめポイント

  • ドコモの提供する高速ルーター
  • 端末代が実質無料
  • ドコモのスマホ割適用可能

ドコモユーザーでホームルーターを探しているなら、ドコモ home 5Gがぴったりです。5G・WiFi 6対応の高速ルーターですが、端末代は「月々サポート」システムにより実質無料で利用できます。また、ドコモのスマホ割対応なのでドコモユーザーは家族も含めて1人あたり1,100円(税込)がスマホ料金から差し引かれるのも嬉しいポイントです。

現金15,000円のキャッシュバック特典は翌々月末と早めに受け取れるので、忘れっぽい人でも受け取りやすくなっています。

料金的にはドコモユーザーの契約がお得ですが、ドコモユーザー以外でも契約可能です。5Gの対応エリアなら光回線並の高速通信が利用できるので、対応エリアも併せて確認しておきましょう。

 

SoftBank Air

-引用元:SoftBank Air公式サイト

おすすめポイント

  • ソフトバンクのセット割利用可能
  • キャッシュバック特典が豊富
  • 端末代実質無料

ソフトバンクユーザーにおすすめのホームルーターはSoftBank Airです。「月見割」という制度により毎月1,100円(税込)が36ヶ月にわたって自動的に割引されるため、実質端末代は無料で利用できます。また、おうち割 光セットの対象なのでソフトバンクユーザーならさらにスマホの利用料金が割引になるのも魅力。

ソフトバンク光同様キャッシュバック特典が豊富にあり、最大3万円を受け取れます。他社からのりかえ時の違約金を負担してくれるのもソフトバンクならではの特典です。

最新機種のAirターミナル5なら5G通信に対応しているので、ホームルーターながらも光回線に負けない高速通信ができます。ソフトバンクの5G対応エリアはドコモやauと異なるので、対応エリアを定期的に確認しておきましょう。

 

WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12

-引用元:WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L12公式サイト

おすすめポイント

  • WiMAXの最新高速ルーター
  • 下り最大2.7Gbpsに対応
  • プロバイダを選べる

WiMAXの最新ホームールターが「L12」です。従来のL11に比べて、同時接続台数が30台から40台にアップ。同時接続時の安定性も増しています。家族が多く、それぞれPCやスマホ、タブレット、スマート家電など多数の機器を繋ぎたい方にもおすすめです。

速度も下り最大2.7Gbpsに対応しており、高速な通信を楽しめます。L12は各WiMAXプロバイダでも取り扱っているので、安いプロバイダを選んで契約できるのも特徴です。

WiMAXプロバイダは本家のUQ WiMAXが契約期間なしのプランを打ち出したため、各プロバイダでも契約期間なしのプランを主力にしているケースが多くなっています。以前より契約しやすくなったので、ぜひぴったりのWiMAXプロバイダを見つけてみてください。

おすすめのモバイルWi-Fi3選

最後に、外出先でも役立つおすすめのモバイルWi-Fiについてご紹介します。

MONSTER MOBILE

-引用元:MONSTER MOBILE公式サイト

おすすめポイント

  • 端末0円で利用できる
  • プラン変更やチャージなど柔軟に対応
  • 14日間お試しキャンペーンを実施

MONSTER MOBILEは融通の利きやすい料金プランが魅力です。料金プランは20GB・50GB・100GBから自分の用途に合ったものを選択可能。特に2年契約の場合は同じ20GB・50GB・100GBのプランを提供する各社よりも料金が安いので、迷ったらMONSTER MOBILEを選んでおけば間違いありません

契約途中でのプラン変更も可能なので、最初は20GBを契約しておき足りないようなら翌月から50GBにアップする、といった使い方もできます。

また、14日間のお試しキャンペーンもあるので、実際に使い勝手を確かめてから契約を続けるかどうか選択できるのがうれしいポイントです。キャンペーン期間が終了する前に申し込みしておきましょう。

GMOとくとくBBWiMAX

-引用元:GMOとくとくBBWiMAX公式サイト

おすすめポイント

  • キャッシュバック特典が豊富
  • 総額で比較したとき他社よりお得になりやすい
  • プラスエリアモード利用料無料

GMOとくとくBBWiMAXは、ドコモ光やGMOとくとくBB光などと同様に高額キャッシュバックが魅力のWiMAXです。新規契約だけでも適用される額が大きく、あらゆる割引も含めると3年総額で147,868円もの額がお得になります。

キャッシュバックは無条件でだれでも23,000円を獲得可能。他社からののりかえなら49,000円ものキャッシュバックを受け取れるため、実質月額は他のWiMAXプロバイダと比べても最安クラスです。

端末代がかからないだけでなく、高速通信が可能なプラスエリアモードも無料で利用できます。2ヶ月目までは月額料金がかなり抑えられるので、初期費用を少なくしたい方にもおすすめです。auやUQモバイルとのセット割も適用できます。

BroadWiMAX

-引用元:BroadWiMAX公式サイト

おすすめポイント

  • 初月の料金が抑えられる
  • 解約時のサポートが万全
  • のりかえならキャッシュバック適用

BroadWiMAXは初月1,397円(税込)でWiMAXを利用可能なのが魅力です。契約プランが一新され、初月の料金が安くなったので使いやすくなりました。また、のりかえで契約すると最大19,000円のキャッシュバックが受けられるのも魅力。さらに、BroadWiMAXから他社にのりかえるときも、BroadWiMAX指定の回線へののりかえなら自動付帯のサポートオプションにより違約金がかかりません

BroadWiMAXは常時開催の初期費用無料キャンペーンがあることで知られていますが、適用されるのはクレジットカード払いのみです。

支払い方法には口座振替も選択できますが、口座振替だとキャンペーンの無料が適用されず初期費用20,743円を支払わなければならないため、クレジットカード払いを強くおすすめします。

【種類別】それぞれの回線を利用するメリット

Wi-Fiを利用するとどのようなメリットがあるのかも、それぞれの回線ごとに知っておきましょう。

光回線を使うメリット

光回線を使うメリットは次の通りです。

・ほかのWi-Fi回線より高速かつ安定した通信ができる
・データ容量の心配がいらない
・物件によっては戸建てタイプも選べる

光回線はほかの回線に比べて、Wi-Fi環境でも高速・安定した通信ができるのが魅力。仮に通信が安定しないときでも、有線接続に切り替えられる自由度の高さもポイントです。

また、データ容量は無制限なのでいくら使っても速度が遅延したり料金が上がったりすることもありません。

さらに、物件によりますがアパートであっても戸建てタイプの契約もできます。さらなる速度や安定性を求める方にとっては、戸建てとまったく同じ通信環境を手に入れられるのが魅力です。

モバイルルーターを使うメリット

モバイルルーターを使うメリットは次の通りです。

・家でも外出先でも使える
・料金が安い
・工事の手間や費用がかからない

モバイルルーターは家でも外出先でも利用できるため、外出先でWi-Fiを利用したい人にとっては1つのサービス契約で済むのが魅力です。

また、光回線に比べて料金が安いため、サービスを一本化できるだけでなく毎月の支出削減にも繋がります。アパート暮らしは家賃が必要で出費がかさみやすいため、固定の通信費を減らせるのは大きなメリットです。

ホームルーターを使うメリット

ホームルーターを使うメリットは次の通りです。

・引越ししてもそのままサービスを使える
・工事の手間や費用がかからない
・入居すぐ利用できる
・家中どこにいても利用できる

ホームルーターは、ライフスタイルに合わせやすいのが魅力です。今住んでいる部屋から引越しても、工事不要ですぐに安定した通信環境を構築できます。新居がインターネット非対応でも問題ないため、物件を選びやすいです。入居してすぐ利用できるため、光回線が開通するまでのつなぎとしても役立ちます。

また、1台設置すれば家中どこにいても利用できるため、間取りの自由度も高いです。接続する端末の数が多い方にとっても重宝するでしょう。

【種類別】それぞれの回線を利用するデメリット

Wi-Fi利用には数少ないながらもデメリットがあるので、念のため回線ごとに確認しておきましょう。

光回線を使うデメリット

光回線を使うデメリットは次の通りです。

・通信が混雑しやすい
・回線を選べないこともある
・料金が高い

アパートではおもに光回線のマンションタイプを契約しますが、回線をアパートの住民で共有するため戸建てタイプよりも通信が混雑しやすいです。そのため、光回線であってもかえってほかの回線の方が安く快適になるケースもまれながらあります。

また、インターネット完備の物件では用意された回線しか利用できないため、特定の回線を使いたい方にとっては不満を感じることもあります。

さらに、単純に月額料金が高いため、アパート暮らしでは毎月の出費がかさみやすいです。光回線には「ドコモ光セット割」「auスマートバリュー」など同居する家族が同じキャリアの場合にスマホ料金を割引する制度がありますが、アパートでの一人暮らしだと割引の対象にならず割高になる場合もあります。

モバイルルーターを使うデメリット

モバイルルーターを使うデメリットは次の通りです。

・普段使いとしてはパワーに欠ける
・障害物に弱く屋内では使いにくい
・充電が切れると使えない

モバイルルーターは文字通り携帯目的での利用を念頭に設計されているのでパワーが劣ります。たとえば実家の光回線環境に慣れた人がアパートで一人暮らしを始め、メイン回線としてモバイルルーターを導入すると、通信の不安定さや遅さに驚くかもしれません。

また、モバイルルーターは障害物に弱く、家具や壁などに電波を遮られて屋内だとうまく電波が入らないケースもあります。

さらに、充電して使うため、自宅に置いて使い続けるには不向きです。使用中にバッテリー切れを起こし、充電完了するまでネットに繋がらないリスクもあります。

ホームルーターを使うデメリット

ホームルーターを使うデメリットは次の通りです。

・ヘビーな用途には向かない
・光回線に比べると速度制限されるリスクがある

ホームルーターはモバイルルーターよりも安定した通信ができますが、光回線には劣ります。特にWi-Fi環境ではオンラインゲームや配信などのヘビーな用途には向かないでしょう。

また、光回線はかなりの大容量通信をしても速度制限されることはまずありませんが、ホームルーターの場合は速度制限のリスクがあります。大容量データのダウンロードやアップロードを繰り返す場合は光回線を使う方が無難です。

アパートでWi-Fi利用が向いている人の特徴

次に、アパートでWi-Fi利用するのがおすすめな方について解説します。

ネットを利用しながら室内を移動することが多い

アパートでのWi-Fi利用が向いているのは、家中のあちこちでネットを使う機会の多い方です。たとえばノートパソコンで場所を変えて作業することが多い方なら、有線ケーブルだと邪魔になったり届かなかったりするためWi-Fiの方が利便性が高まります

スマホの通信データ容量節約のために、家の中ではWi-Fiに繋いで利用したい方にもおすすめです。

オンラインゲームや配信をしない

Wi-Fiは、有線の光回線レベルの安定性や通信速度までは求めていない方におすすめです。Wi-Fiは便利ですが、次のようにラグが致命的な用途には向きません

  • オンラインゲームのプレイ
  • YouTubeやニコニコ動画などでのライブ配信

たとえばネットゲームでは一瞬の遅延が勝敗を分けたり、ロードが遅いと他のプレイヤーに迷惑をかけたりすることもあるため、Wi-Fiではなく有線接続を利用するのが一般的です。またゲームの配信も同様に、遅延することでユーザーが視聴しにくくなるためおすすめできない用途といえます。

光回線のWi-Fiはホームルーターよりも高速で安定していますが、それでもオンラインゲームのプレイ(特に多人数同時プレイ型のゲーム)ではほぼ必ずラグが発生します。

一方、一般的なネットサーフィンやメール、動画の閲覧やソーシャルゲームのプレイなどに利用するのであれば、Wi-Fiはぴったりの存在です。

スマート家電を利用している

スマート家電を利用している・もしくは導入予定の方なら、Wi-Fiは必須といってよいでしょう。スマート家電をスマホに登録し、WI-Fi環境を構築することで家電の遠隔操作が可能になります。

家に帰ったらエアコンがついていたり、ごはんが炊けていたりと生活が豊かになるので、スマート家電を導入予定の方はWi-Fi環境を整えておきましょう。

アパートでWi-Fiを申し込み~開通する手順

では、具体的にアパートでWi-Fiを開通するまでにはどのような手順で行えばよいのか流れを解説します。

光回線の申し込み~開通までの流れ

光回線を申し込む場合、申し込みから開通までの流れは次の通りです。

  1. アパートのネット環境を確認する
  2. 契約したい回線を決める
  3. 大家さんや管理会社に相談し許可を得る
  4. 光回線に申し込む
  5. 工事日程を決める
  6. 工事を行い、設定して開通

アパートの場合、最重要項目は大家さんや管理会社への確認です。賃貸物件は勝手に工事できないため、面倒でも必ず許可を取りましょう。インターネット可能な物件であればそのまま光回線の工事を申し込めます。

なお、光回線の工事は申し込んですぐに行ってもらえることは少なく、だいたい2週間~1ヶ月程度かかります。また、インターネット非対応の物件や、混雑している時期の申し込みでは開通まで2ヶ月以上かかることも珍しくありません。

即日インターネットを利用したい場合は、一時的にホームルーターやモバイルWi-Fiの利用をおすすめします。

ホームルーターの申し込み~開通までの流れ

ホームルーターの申し込みから開通までの流れは次の通りです。

  1. 契約したいホームルーターサービスを見つける
  2. プランや利用規約などをよく確認して申し込む
  3. 自宅にホームルーターが届く
  4. ホームルーターをコンセントに差し込む
  5. 接続設定をして開通完了

ホームルーターの場合は大家さんや管理会社などへ連絡する必要はありません。コンセントさえあればよいので、電気さえ通っていればどんな物件でも利用可能です。申し込むと後日ホームルーターが送られてくるため、取扱説明書に従って設定をして使い始めましょう。

モバイルWi-Fiの申し込み~開通までの流れ

モバイルWi-Fiの申し込みから開通までの流れは次の通りです。

  1. 契約したいWi-Fiサービスを見つける
  2. プランや利用規約などをよく確認して申し込む
  3. 自宅にモバイルWi-Fiが届く
  4. 接続設定をして開通完了

モバイルWi-Fiの場合、申し込みから開通までの流れはホームルーターとほぼ一緒です。充電式のためコンセントに差し込む手間はありませんが、サービスによっては端末が届いたら充電する必要があります。

アパートでWi-Fiを利用する際の注意点

アパートにWi-Fiを導入するにあたり、事前に知っておきたい注意点について解説します。

Wi-Fi無料の賃貸アパートでは家賃相場を確認する

賃貸アパートの中にはWi-Fiルーターが無料貸与されるアパートやインターネット完備のアパートもありますが、契約前に家賃相場を確認しましょう。

インターネット完備の物件では、家賃の中にインターネット料金が含まれている場合があります。

たとえば同じ1K・ほぼ同じ面積・設備・立地のアパートを借りるとして、片方は家賃5万円でインターネット対応、もう片方は家賃5.5万円でインターネット完備だとすると、家賃が高い「家賃5万円でインターネット対応」の方が料金的にはお得になる可能性が高いです。

アパートの場合、光回線は月額4,000~4,500円、モバイルルーターは月額3,000~5,000円、ホームルーターは月額3,500~5,000円程度が相場です。

契約の前に家賃相場を調べ、本当にその物件がお得なのか確認しましょう。

セキュリティ対策をしっかり行なう

アパートに備えつけの回線を利用する場合、回線のセキュリティ設定や対策がどうなっているかは物件ごとに異なるため、必ず自分で回線のサービス内容を確認し、セキュリティ対策をしましょう。

具体的には、次の対策が最低限必要です。

  • 使用する端末のOSを最新バージョンへアップデートする
  • 回線のパスワードを変更する
  • アンチウイルスソフトを導入する

アパートの回線は多くの住民に共有されるため、ほかの住民や外部から情報を盗み見されるリスクがまったくないとは言い切れません。もし設定方法がわからない場合は、回線のサポートや民間のPCサポートサービスを利用してセキュリティ対策をしてもらいましょう

電波が入るか確認してから本契約する

モバイルルーターやホームルーターのサービスを契約する場合は、できるだけお試しプランのあるサービスや解約手数料無料のサービスを選び、電波が入るか確認しましょう。アパートは立地によって電波の入りやすさがかなり変わってきます。

たとえば「WiMAXの電波は入りにくいがドコモの電波なら入る」「ドコモとソフトバンクの電波は入らないがauなら入る」などのケースも充分に考えられます。

契約してから電波が入らないことが発覚した場合、解約手数料がかかるリスクがあります。

クーリングオフに対応しているサービスもありますが、書面で通知が必要になるので手間がかかります。最初から「14日間お試しキャンペーン」「10日以内なら全額返金保証」などのサービスがあるプロバイダを選びましょう。

アパートでのWi-Fi設置に関するよくある質問

最後に、アパートにおけるWi-Fi設置に関してよくある質問に回答します。

大家ですが、賃貸アパートにWi-Fiを設置するとどんなメリットがありますか?
賃貸アパートにWi-Fiを導入してインターネット完備物件とすることで、入居率を上げられます。賃貸物件検索の際、こだわり条件としてインターネット環境を条件にする人も多くいます。検索結果にヒットしやすくなるため、募集情報を目にする人も増える仕組みです。また、今いる入居者も、インターネット環境があることで他のインターネット完備物件に引越しせず、定着しやすくなるでしょう。
引越し先のネット環境を調べる方法は?
引越し予定の物件、あるいは現在検討中の物件がネット可能かどうか調べるには、大家さんや管理会社に確認するのがもっとも確実な方法です。もしくは、光回線のエリア確認ページで、アパートやマンションの物件名を検索する手もあります。
インターネット無料の物件で、Wi-Fiを自分で契約して使ってもいいですか?
モバイルルーターやホームルーターであれば、自由に契約して利用して構いません。しかし、工事が必要な光回線を別途導入したい場合は必ず大家さんや管理会社に確認をとりましょう。すでにインターネット完備の物件で別途光回線を引くことができるかは、大家さんや管理会社の判断によって変わります。

まとめ

アパートにお住まいの方向けに、Wi-Fiを利用する方法についてご紹介しました。WI-Fiの中でももっともおすすめなのは高速・安定した通信が可能な光回線です。インターネット対応・完備の賃貸物件も年々増加しています。まずはお住まいの物件のネット環境を確認し、光回線・ホームルーター・モバイルルーターのどれが最適かよく検討しましょう。

※この記事はメディアエンジン編集部が提供しています